2018/7/22

兵庫県丹波を見る!柏原の名彫刻師第5代中井丈五郎橘正忠の龍の彫刻のある愛宕神社!  文化財研修記

兵庫県丹波市「元氷上郡(ひかみぐん)」市島町上垣には創建年不詳だが柏原の名彫刻師・第5代中井丈五郎橘正忠の龍の彫刻を持つ愛宕神社(あたごじんじゃ)がある。 愛宕神社は元々、 火災除け、 また災害防止の神社であり、山頂或いは山の中腹に鎮座しているのが普通で在るが、この愛宕神社は地域の平野部に鎮座しているのは、 災害を避けたいという村人の真摯な気持ちが一等地に神社を祭ったのだろうと推測できる。本殿には、 まず向背に、 精巧な、 そして力強い竜の彫刻が目に入る。 その裏側の2カ所の手挟みには、 複雑だが重厚な華の彫り物がある。 高度な技の冴えである。 木鼻には、 定番の唐獅子と獏がしつらえられている。 唐獅子、 獏とも、 風化もせず、 垢抜けたものである。 特に唐獅子は、 首を内側にやや振っている。 芸の細かいことが見てとれ、技 量の高さに驚く。脇障子のテーマが面白い。 右側は猪に乗った仙人で、 躍動感溢れたものだ。 左側は天狗がでんと構えている。 この裏面に彫り物師の銘がある。 「彫り物師、 栢原住、 久須善兵衛政精」 そのすぐ左に 「五代目、 中井丈五郎正忠」。 正忠はいつも、 相方を右側に彫り込んでいるのが特徴である。


1.市島町上垣の愛宕神社の鳥居
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2.自然石の大灯籠
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3.手水舎
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4.見事な木造りの両部鳥居です!両部鳥居(権現鳥居、四脚鳥居)は格式が高い!
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5.再度、両部鳥居を見ます!
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6.鳥居の扁額を見る!
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7.多くの摂社の一部
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8.同上
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9.拝殿を見る!
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10.拝殿後部の中廊と本殿を見る!
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11.本殿の中井丈五郎橘正忠の彫刻群
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12.本殿の彫刻群をアップで見る!
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13.同上
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14.向拝、龍背面、手挟み
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