2017/5/10

京を見る!9.洛陽33ヶ寺霊場の第16番札所で目やみ地蔵を祀る仲源寺!  文化財研修記

京都市東山区四条通大和大路東入祇園町85には洛陽33ヶ寺霊場の第16番札所で目やみ地蔵尊を祀る浄土宗の仲源寺(ちゅうげんじ)が繁華街のど真ん中にあります。仲源寺のすぐ近くを流れる鴨川。昔、鴨川は氾濫が多かったことから、鴨川の管理を行う防鴨河使(ぼうおうかし)という役人が存在しました。鎌倉時代の安貞2年(1228)、続く大雨から鴨川が氾濫した際、当時の防鴨河使であった勢多判官為兼(せたのほうがんためかね)は、地蔵菩薩のお告げにより洪水を防ぐことができたそうです。お告げに深く感謝した為兼は、この地に「雨やみ地蔵」と名付けたお地蔵様を安置しました。鴨川は度々氾濫し、「暴れ川」と称されるほど恐れられていたため、人々は「雨止み地蔵」を厚く信仰していました。又、他の説では八坂神社などに来た参拝者が雨に降られたときに、ここで雨宿りをしたことからそう呼ばれるようになったのではないかともいわれています。当時、「雨やみ地蔵」と呼ばれていたお地蔵様。「目やみ地蔵」と呼ばれるようになった経緯(いきさつ)は、「雨やみ」が転じて「目やみ」になったという説と、眼病の治療にも霊験があるとの信仰からという説があります。黒光りした木彫りの大きなお地蔵様の目をよく見ると、右目が潤んで充血しているように見えます。そのため、眼病で苦しむ人の身代わりになっておられるとして、次第に目の健康にご利益のあるお地蔵様として、信仰を集めるようになりました。仲源寺正面のお堂に安置されている「目やみ地蔵」様にお参りしている方の中には「目が悪くならんように、ちゃんとお参りするんやで」と一緒に手を合わせている親子連れの姿もあります。

1.仲源寺入口
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2.入口2.
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3.入口3.
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4.狭い路地の奥に本堂が見える!
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5.本堂
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