2006/8/27

国重文・私市円山古墳  綾部の文化財

綾部市私市(きさいち)町円山8番地にある「国指定重要文化財・私市円山古墳」は近畿自動車道敦賀道の予定路であり、昭和62年(1987)の調査で標高94メートルの山頂で経塚が発見された。同63年(1988)に山頂部から中腹へかけて調査したところ巨大な円墳であることがわかった。この古墳は古墳時代中期(五世紀)のものと推定され、方墳では京都府下最大のものである。古墳は自然の山地を籠‘利用し、直径70メートル、高さ10メートルで、南東部に18メートル・長さ10メートルの造り出しを設け、墳丘の全面に葺石を置き、3段築成で2段にわたって約1,500個の埴輪を周らしている。埴輪は円筒埴輪が主で、造り出しには家型、盾形などの形象埴輪もあった。古墳頂部は13メートルの円形で、木管直葬で粘土を張った主体部が東方向に2基、南北方向に1基あった。東西方向の主体部分は同じ形式で足元の部分に甲胄類一式、鏡、鉄鏃、などがあり、棺中央から頭部にかけて玉類・鉄槍などがあった。又、変わったところでは、北部主体部からは矢をいれる胡籙(ころく)です。この甲胄類一式、鏡、鉄鏃や胡籙(ころく)は綾部資料館(入場無料、月曜日は休み)で見学出来ます。 福知山城の3階からこの古墳か真東に見えます。古墳時代の私市円山古墳は、現代人には想像を絶する巨大な、由良川の王の権力を示していたものと想像できます。是非この古墳から由良川を遠望してください。大型バスも数十台止めれる駐車場があります。

私市円山古墳の遠望
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古墳正面
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頂上の東西2基の埋葬地(1)
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頂上の埋葬地(2)
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古墳頂上からの展望(右手遠方に福知山城が見えます。)
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私市円山古墳祭等
http://www.ayabun.net/bunkazai/annai/maruyama/mkofun.htm



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