2012/5/5

宇治市の文化財・史址を見る!2−2.日本三大禅宗の一つ黄檗宗大本山萬幅寺!  綾部の文化財

ご開山隠元禅師です。禅師は中国明代末期の臨済宗を費隠通容禅師の法を受け継ぎ、臨済宗32世となられた高僧で、中国福建省福州の黄檗山萬幅寺(古黄檗)の住持でした。日本からの度重なる招請に応じて、承応3年(「1654)、63歳の時に弟子20人他を伴って来朝されました。のちに禅師の弟子となる妙心寺住持の龍渓禅師や後水尾法皇そして徳川4代将軍家綱公の尊崇を得て、宇治大和田の地に約9万坪の広大な地を賜り、寛文元年(1661)に創建された寺院であり、日本三禅宗(臨済宗、曹洞宗、黄檗宗)の一つ、黄檗宗の大本山です。
 黄檗宗では儀式作法は明代に制定された仏教儀礼で行なわれ、毎日誦まれるお経は黄檗唐韻(おうばくとういん)で発音し、中国明代そのまま法式梵唄(ぼんばい)を継承しています。建造物は、中国明代様式を取り入れた伽藍配置です。創建初の姿そのままを今日に伝える寺院は、日本他に例がなく、代表的な禅宗伽藍建築群として、主要建物23棟、回廊、額、聯(つらね)などが国の重要文化財に指定されています。
 今回は木造の阿弥陀如来坐像、達磨大師坐像、華光菩薩坐像を見て頂きますが、中国明朝時代の様式で作られていますので、臨済宗や曹洞宗のものとは相当違って異様に見えるかもしれません。

1.伽藍堂(がらんどう)「国重文、寛文9年(1669)、吉川監物居士建立、単層入母屋、本瓦、祖師堂(反対側の祖師堂も同時期に相対して建立された。」
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2.伽藍堂内の華光菩薩像「范道生作、寛文3年(1663)造立、木造、像高163.5Cm)
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3.大雄宝殿を横から見る!
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4.間版(魚梆)(かいばん)「斎堂前にある魚板で木魚の原形となっているものです。時を報ずるものとして今も使われている。」
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5.大雄宝殿前
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6.大雄宝殿内部(明代に制定された仏教儀礼で行なわれ、毎日誦まれるお経は黄檗唐韻(おうばくとういん)で発音し、中国明代そのまま法式梵唄(ぼんばい)を継承しています。)
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7.大雄宝殿内のご本尊・釈迦如来坐像(中尊)「京大仏師兵部作、寛文9年(1669)造立、像高250Cm}
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8.黄檗宗大本山・萬福寺案内図(今居る所は中央の大雄宝殿です!)
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9.東方丈です。(法堂の左右に対になっています。)両方とも国重文で東方丈の額は「方丈」で隠元禅師書である。西方丈の額の「西方丈」は木庵書です。
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10.法堂(はっとう)「国重文、寛文2年(1662)建立、入母屋造、桟瓦葺」
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11.西側にある祖師堂(そしどう)「国重文、寛文9年(1669)今津浄水居士建立」
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12.禅宗は全て初祖は達磨大師です。黄檗宗も初祖は達磨大師を祀っています。
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13.東の鐘楼と対になっている、西の「鼓楼(ころう)は国重文、延宝7年(1679)」
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14.石碑亭(せきひてい)国重文、寛永6年(1709)亀趺(きふ)の顕彰碑と同時に建立。隠元禅師の特賜大光普照國師塔名が刻まれている。亀趺(きふ)とは亀の足の台に刻んだ碑の台石のこと。
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15.寿蔵(寿塔・真空塔)国重文、寛文3年(1663)建立。本瓦六角堂、屋根は宝形造、頂に露盤・宝珠を置く。寿蔵は隠元禅師の生前に木庵禅師を中心に弟子・法孫が築造した墳墓です。
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16.開山堂「国重文、延宝3年(1675)建立。
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17.開山堂の「扁額の開山堂」は黄檗山萬福寺の第二代目住持の木庵書。現在の住持は第60代目平成13年(2001)就任の泰山智深師です。
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18.開山堂内の隠元禅師像「范道生作、寛文3年(1663)造立、木造、像高161.7cm,陰になって上手く尊像の写真は撮れていません。」
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19.通玄門「国重文、寛文5年(1665)建立、四脚門、切妻造、本瓦葺」
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20.龍目井(りゅもくせい)「総門前の道の前に隠元禅師が寛文元年(1661)に龍目井は龍の眼を、周辺の小川は口を、松は口ひげをあらわし、この道場に多くの優れた僧が集まることを願って作られました。」
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