2011/9/24

東・中舞鶴の史蹟・文化財を訪ねて!その3.夢窓疎石禅師の直弟子・普明国師創建の古刹「雲門寺」  文化財研修記

京都府舞鶴市余部(あまるべ)上には、臨済宗天龍寺派の古刹神龍山「雲門寺(うんもんじ)」がある。この寺は応安2年(1370)夢窓疎石(むそうそせき)国師の直弟子である春屋妙葩(しゅんおくみょうは、普明国師)の創建である。春屋妙が南禅寺の第三代住職の時、応安2年4月比叡山の僧徒と南禅寺の僧徒との間で争論が起こり、六波羅探題に之を訴えたが、将軍は是を決せず、比叡山の僧徒是を怒り、日吉神社の神輿を奉じて京の都に入り将に禁門を焼かんとした時、将軍の家人・佐々木崇之が比叡の僧徒を蹴散らせ大問題となったがその表決は南禅寺にとっては納得できがたく、時の南禅寺住職・春屋妙葩は一派とともに南禅寺をさり、丹後の余部(あまるべ)に隠棲し、沼地を埋め立て寺を建てたのが起こりである。沼に龍が住んでいたと伝え、山号を神龍山とした。春屋は11年間ここに在住後、帰洛。以後寺領も奪われて寺勢も衰退したが、一時は天龍三刹の一つに数えられた。江戸時代に禅海和尚が中興した。寺領は元余部下にあったが、明治21年(1888)海軍用地となり、現在地へ移った。見事な本堂・庫裏・観音堂・鐘楼・舞鶴市指定文化財の山門・同指定文化財の絹本著色普明国師頂相(ちんそう)がある。
 尚、京都府綾部市「元何鹿郡(いかるがぐん)」中上林(なかかんばやし)地区には金剛寺があり、ここには有名な木造普明国師坐像(綾部市指定文化財)がある。最後にクリックして「綾部の文化財を守る会」村上高一会長の出稿をご参照下さい。

1.雲門寺の山門(舞鶴市指定文化財)
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2.同上 石碑
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3.舞鶴市作成の駒札
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4.見事な本堂
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5.山号「神龍山」の扁額がある本堂への式台
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6.式台に引き続き、右側は庫裏
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7.鐘楼
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8.雲門伝記碑
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9.座禅石
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10.歴代住職のお墓
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有名な木造普明国師像は下記をクリックして見て下さい。
http://ayabun.net/kaiho/70/simojyo2.html

上記に関係する綾部市奥上林の下庄廃寺の仏像は下記をクリックして見て下さい。
http://ayabun.net/kaiho/69/simojyo.html



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