2011/9/6

西舞鶴の史蹟・文化財を訪ねて!その2.細川幽斎の田辺城籠城を支援した桂林寺。  文化財研修記

京都府舞鶴市西舞鶴地区には細川藤孝(幽斎)が籠城して、「古今伝授」で有名になった田辺城があります。今回はその籠城を支援した丹後有数の歴史を誇る曹洞宗天香山・桂林寺(けいりんじ)を紹介します。この寺は6世紀欽明天皇の勅願によって創建された薬師寺に始まると伝えられ、応永8年(1401)洞光寺4世笠翁雄仙(ちくおうゆうせん)和尚により洞林寺(曹洞宗)として再建した。その後、宝徳元年(1449)領主坂根綱光(桂林院殿)が没し、孫の綱寛が開基となって祖父の菩提寺として、桂林寺と改めたとも、細川成之が父・持常(桂林院傑峰宗俊大居士)の追善ために田畑を寄進して、桂林寺と改号したとも言う。坂根氏の子・常永が細川藤孝・忠興に仕え、細川藤孝が田辺城籠城の際は桂林寺の大渓和尚が入城支援した。藤孝は戦後、大渓に30石寺領を安堵し、「長亨二年(1488)」銘の梵鐘(舞鶴市指定文化財)を寄進した。江戸時代は境内1700坪(5610u)、末寺34ヶ寺に及び、曹洞宗の中心寺院で、方丈以下七堂伽藍が完備していた。総門からは市内が一望できる。

1.表門・山門(仁王門)を見る。後ろの山が愛宕神社を祀る愛宕山(標高231メートル)
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2.桂林寺の駒札
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3.見事な山門(仁王門)入母屋作・三間一戸二重門。享保2年(1717)建立。舞鶴市で最大の門。
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4.山門(仁王門)の木造仁王「阿形」立像(身長3メートル以上)
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5.下層が通路となっている竜宮門形式の昭和10年(1935)再建の「鐘楼堂」堂内の梵鐘は室町時代のもので舞鶴市の指定文化財です。
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6.鐘楼堂から本堂を見る。
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7.竜宮門形式の鐘楼堂と本堂を見る。
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8.この石燈籠は鎌倉時代後期の作品で国の重要美術品に認定されています。
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9.鐘楼堂と西鶴鶴の市街を見る。
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10.巨大な石造りの天香観音「この准胝観世音菩薩(じゅんていかんぜおんぼさつ)は六本の御手をお持ちになり、1本1本に功徳をおそなえになっておられます。
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11.丸で山の中腹のお城みたいな桂林寺を振り返ってみます。(当時は城を護る出城の役割もあった諭旨です。)
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