2011/8/6

あやべ西国観音霊場第28番札所・高野山真言宗「施福寺」の仏像を見る!本尊・千手千眼観世音菩薩初公開!  綾部の文化財

京都府綾部市「元何鹿郡(いかるがぐん)」上杉町から口上林へと抜ける黒石峠の中ほどに建つのが「あやべ西国観音霊場第28番札所」の高野山真言宗・集宝山「施福寺(せふくじ)」です。札所詠歌「世の人も 来て願うべし 観音の 御手に宝を 集めたる山」。施福寺の歴史は古く、伝えるところでは奈良時代の和銅3年(710)、宝珠に似た山の形を好んで僧・行基(後に行基菩薩と呼ばれるようになった)がここに庵居し、自ら千手観音像を刻んでお祀りしたことがそもそもの始まりと言われます。その後、方々より学徒多く集まり来るようになり、八葉ヶ峯(蜂ヶ峰)の中腹に東照寺、西照寺(今でも基礎石が数個みられる)その他12ヶ寺が建立されたが、年月を経て荒廃した。平安時代の天徳3年(959)に空也上人が熊野三所権現を勧請し、荒廃していた本堂を再興したと伝えられています。戦国時代の大永6年(1526)兵火で消失、江戸時代の天和4年(1684)に四間半四面の本堂を竣工。又この江戸時代に2度大洪水で壊滅。同じく江戸時代の文化6年(1809)に現在の七間四面の堂々たる本堂が建立された。明治31年(1898)檀家が浄財を寄進し、夫役に当たり、庫裡を建立、昭和43年(1968)トタン屋根に改修、更に現在、本堂周りや本堂への道路を舗装するなど維持管理を強化しておられる。

1.施福寺駒札と見事な石段
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2.綾部の古木・名木100選の一つ「高野マキ」幹周3.7メートル、樹高23メートルが石段の参道右に見える。
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3.堂々たる七間四面の本堂
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4.見事な屋根の懸魚(けぎょ)、破風(はふう)、二重虹梁(こうりょう)
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5.見事な本堂正面の彫刻
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6.本堂内の見事な須弥檀
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7.見事な須弥檀の中のご本尊・千手千眼観世音菩薩坐像(等身大、初公開、金箔が反射してミュージアムモードでもどうしてもこれ以上の撮影は不可能!)
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8.昭和49年綾部市指定登録文化財の「木造地蔵菩薩半跏像」像高57.6センチメートル、指定答当時は光背はほぼ完璧であったが、現在は光背が横に落下している。平安時代後期の様相を伝えた作で、一材造りである。元文年間(1736〜1741)に修理したことが像底板に記されている。地蔵信仰は庶民に根強く広まり、多くの像があるが、平安時代までさかのぼれるのは少ない。綾部市資料館発行「あやべ歴史のみち」による。
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9.正面に不動明王(像高18センチメートル)
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10.智拳印(ちけんいん)の大日如来坐像(像高20センチメートル)
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11.弘法大師空海像(像高20センチメートル)
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