■所在地;神奈川県平塚市北金目
□1号館■完成;昭和38(1963)年7月■構造;RC3階■面積;14,377m2
□2号館■完成;昭和40(1965)年12月■構造;RC4階■面積;11,956m2
□3号館■完成;昭和41(1966)年11月■構造;RC10階塔屋4階
□4号館■完成;昭和42(1967)年9月■構造;RC4階地下1階塔屋2階■面積;10,809m2
□松前会館■完成;昭和41(1966)年11月■構造;RC2階■面積;1,280m2
□武道館■完成;昭和41(1966)年10月■構造;SRC1階地下1階■面積;3,327m2
□食堂■完成;昭和42(1967)年4月■構造;S+RC2階■面積;1,148m2
□望星学塾3棟■完成;昭和39(1964)年2月〜■構造;RC4階■面積;9,584m2
□実験実習館■完成;昭和40(1965)年6月〜■構造;RC2階■面積;17,747m2
■施工;戸田建設・大成建設
■現況;全棟現存
最晩年の作品で、山田は何よりこのプロジェクトを重視していたようだ。自由にデザインできる代わりに無報酬だったそうである。同大教授でもある山田は事務所には迷惑は掛けられないと考え、設計作業は概ね学内で行った。キャンパスはY字平面の一号館を中心に東西及び南北に大通りを通している。主な校舎は4階〜5階建てで東西軸に連なり、地形に合わせて敷かれた通りは、東端に11階建て校舎の垂直動線となる京都タワーと近似した形状の塔(未完成)を持って終点とし、反対の西側には富士山が眺められる。一方南北軸は太幅の直線路で南側の県道まで突き抜けて正門としている。その途中に通りを挟んで森に埋もれるような低層の工学実験棟群と体育館が対峙している。これらは同一の建築家が全てを担当したにも関わらず、それぞれのデザインに相関関係や統合されたものがあるわけではない。まるで万博のパビリオンの如く、それぞれに違った方向の自己主張をしている。そのことは様々なデザインを受け入れることの可能な、都市デザインとしてのあり方を重視していたのかもしれない。

昭和42(1967)年頃
★「建築家山田守展」ではキャンパス計画にあった直径140m幻のドーム体育館模型や幻のタワー模型が展示される予定です。
東海大学
http://www.u-tokai.ac.jp/
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