■完成;昭和39(1964)年12月12日
■構造;RC4階
■面積;11,956m2
■施工;戸田建設
3032人収容の扇型階段教室と1000人収容の扇型教室を対峙させたキャンパス内最大の大空間建築である。当時としては画期的な教卓の情報が6m×8mのスクリーンに投影されるアイドホールシステムが導入され、その空間構成と共に多人数教育に対する建築的提案を行なったものである。
座席部分までがRC造で屋根は鉄骨トラスにより大空間を実現している。屋根部分は全体がオレンジ色に塗装されキャンパスの中でひと際目立つ存在である。また屋根にある三角形の換気口のデザインは様々な山田建築に登場する特徴的なモチーフである。

▲外観

▲扇型階段教室内観
建設当時は丁度代表作である
日本武道館、
京都タワーの工事時期に重なるが、山田はそれらの現場監理を弟子に任せ、自身は頻繁に湘南キャンパスの現場に現れ、指揮を執っていたそうである。
教壇の背景になるスクリーンは可動式で、入学式中で壇上に立つ学長の背後のスクリーンが開けられ、背後にずらっと並んだ教員達が現れると言った演出もあったようである(現在は固定されている)。