2011/3/3

人は親の死を経て本当に大人になる  嵐 芸能界エンターテインメントの日々

●「上手な逝き方」嵐山光三郎、大村英昭著(集英社 700円)
 久しぶりに同窓会に行ったら世話役のジイさまが「千の風になって」を歌い出し、バアさんたちが唱和し始めたので怒鳴った。あの歌詞の「ここにいません」は成仏できないの意味じゃないかと。しかしジイさまはかえってむきになって大声を出し始めた、とそんな反骨のエピソードから始まる。
 個性派作家に相対するのは現役の僧侶で宗教社会学者。「おひとりさまの老後」の上野千鶴子と親しい先輩ゆえに「おひとりさま」ブームにも冷徹な目を注ぐ。また死に対する人々の価値観の変化は戦災や災害への追悼の儀式にも表れているという。
 もとは亡くなった人々の死を悼み、霊を慰めるための儀式だったものが、しだいに生き残った遺族や縁者の「癒やし」のための祭事へと変質しつつあるというのだ。人は親の死を経て本当に大人になるという伝統的な発想も「不良老人」を自称する作家の口から聞くとまた感慨もひとしおだ。人生いかに死ぬべきか、の時代ならではの対論。
(日刊ゲンダイ2011年2月28日掲載)



http://news.livedoor.com/article/detail/5384603/
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タグ:  アイドル ライブ



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