安中市のレトロな食堂「板鼻館」に行って来ました。
場所は、国道18号の安中バイパス手前の信号(板鼻下町)を
右折(実際は斜め右)、すぐに左折して県道10号線沿いの信号
(板鼻二丁目)を通り超した右側になります。
以前から個性的なレトロな食堂として、ネット上で時々見かけて
興味を持ってましたが、安中市はかなり遠いので躊躇してました。
土曜日の夜にリンク先のブログを巡回中、GURUSAMAがこちらに
行ったレポートを拝見しているうちに食べたい気持ちが脳裏を
ハイスピードで走り抜け、これは行くしかないと決断しました。
この「板鼻館」は江戸時代に開業し、明治時代にカツ丼を始めて
現在は4代目が味を継承しているという歴史ある老舗の食堂です。
お店訪問したのは、昨日(08/19)です。
地元みどり市を11時過ぎに出て、店に着いたのは12時30分頃でした。
少し古びた建物で、店内にはいろんな骨董品が飾られております。
先客は1名のみ、その後7名の大家族がやって来ました。
お店のスタッフは、お父さん夫婦と息子さん夫婦風な4名です。
庶民的な雰囲気で接客態度も良好であります。
私はGIRUSAMAのブログで紹介されていた「タルタルカツ丼」900円を
私の家族は「五目そば」600円、「カレー」600円を頼みました。
「タルタルカツ丼」は、しょうゆ系の出汁がかかったカツ丼に、
別添の鉢に着いてくるゆでタマゴとマヨネーズをスリ棒で混ぜて
作るタルタルソースをかけて食べる、という楽しいメニューです。
最初にカツをいただきます。甘じょっぱい出汁の効いたカツは
柔らかくてこのままでも十分美味しいです。そしてゆでタマゴの
不揃いの固まりが見え隠れしているタルタルソースを投入。
これは、美味いです。酸味と甘みがあるトロトロとしたマヨネーズ
のソースがからんだカツは、モア・ジューシーです。
こんな個性的&刺激的なメニューがレトロな食堂でいただける
というミスマッチ感覚も面白いです。来た価値がありましたね。
家族の頼んだラーメンとカレーも一口づついただきましたが、
昭和の香りがプンプンする懐かしい味です。実は、家族からは
あまり良い評価を受けませんでした。「レトロ」というより
「チープ」というマイナスな印象を受けてしまったようです。
これは価値観の違いですから仕方がないですね。
「五目そば」は、塩ラーメン系でさっぱりして優しい味です。
カレーは見た目は地味ですが、私が幼児期に街の洋食屋で
食べた粉っぽくてスパイシーなカレーを思い出し、郷愁感に
包まれてしまいました。
「タルタルカツ丼」の楽しくて刺激的な味、それに懐かしい
昭和の食堂のメニューが同居しています。店の暖簾をくぐった
瞬間からまるで昭和30年代〜40年代にタイムスリップしたような
不思議な感覚を味わえます。
また、地元桐生エリアでは「志多美屋」や「藤屋」に代表される
カリカリで濃厚なソースにつけたソースカツ丼が当たり前ですが
高崎エリアまで来ると、しょうゆ系の出汁につけたしっとりした
カツのタイプが多いです。2種類の味の変化についてどんな風に
発展をしていったのか、群馬県内の食文化について考察するのも
興味深いですね。
お店の入り口付近です。レトロですね。
店内の様子です。骨董品的なアイテムがいくつもありました。
「タルタルカツ丼」です。ひとつの丼で、2度美味しい。
「五目そば」です。シンプル&ナチュラル。
「カレー」です。懐かしい昭和の味。
