プロヴァンを早朝に出発。高速のサービスエリアで軽く朝食を済まし世界遺産「永遠の丘ヴェズレー」へ向かう。
その後宿泊地のブールジュまで総走行距離350kmのハードスケジュール。
ヴェズレーには順調に走って到着したが、ヴェズレーからブールジュに行く途中にえらいことになりました。ヴェズレー周辺の小さな村に寄り道しながら行く予定でしたが、
(本来なら国道で1本道で行けるのに・・・)途中で道を間違えた!
山を越え、丘を越え、小さな村をいったいいくつ通過したやろう・・・
対向車は10分に1台、前後には当然車は無し。そして地図も無し(アホちゃうかってね)。
後戻りするにも、もう数時間走ってるし、前に進むしかない。何処に向かってるかも分からずに・・・
「次人を見かけたら、絶対道聞こな」と言いながら、心細いドライブは続く。
心の中で「ここで車が故障したら、終わってんなぁ・・・携帯も圏外やし」とつぶやく。
ようやく対向車が来るようになって、小さな街に出た。早速、道路で立ち話をしているおじさん発見!
車を脇に停め、おじさんに向かって歩いていくと、おじさんも「道に迷ったんやろ」と言わんばかりの笑顔。フランス語で「道に迷いました」と言うと「やっぱり」という。
(そりゃ、こんな田舎に日本人来たこと無いよな)
幸いなことにそのおじさん(ジャンレノ風)英語が話せるです。
ここからは、適当な意訳です。
「道に迷ったんか?」「はい、そうです」「お前どこに行くつもり?」「ブールジュです」「なにぃぃ!ブールジュ!!(笑 めっちゃ遠いで」「え、そんなに道外れてるん?」「ここから200分はかかるで」「え、そうなんですか?(まぁそんなもんちゃうん)」「ここは何処ですか?地図で教えて下さい」「地図持ってるんか?」「いえ、持ってないんです」「はぁ、おいおい、ここはフランスやど、田舎やど、それはむちゃやで」と言われる。
車から地図を出してきてこの場所を示して、ページを3ページくらいめくって、「ここがブールジュやで、行くの?」「はい、そりゃもちろん」
ここから〇〇街を目指して、その次は〇〇、ほんで〇〇まで行ったらブールジュに行けるわ」「とりあえず最初の分かれ道まで送ったるから、俺の車について来い」「ほんでこの折りたたみの地図あげるから」「おぉぉぉなんて親切な人なんだ・・」
分かれ道まで案内されて、また説明してくれました。
「お前、ホテルに電話しといたほうがええで」(フランスでは連絡なしに到着が遅れると簡単に予約が流れてしまう)
「え、僕フランス語しゃべれませんし、無理です」「しゃーないな、俺が電話したるわ、電話番号見せろや」
「アローアロー、○○ホテル?予約してる○○って奴が、今○○にいてるねん。そうや、道に迷っとんねん、地図持ってないねんで、アホやろ。そやさかい、そっちに着くのん遅うなるし、予約はキープしといたってや、じゃな」
「ありがとう、メルーボクー、メルシーボクー」「せめてあなたのお名前を」
「俺はドニや」「おおドニ、メルシー、ほんドニありがとう」
ドニのおかげで、夜8時過ぎにブールジュに着きました。
写真はヴェズレーです。
ブールジュに向かう道。日が暮れました・・・
