「ダリの繭」 有栖川有栖
作者名に惹かれて購入するも、ず〜〜〜〜っと本棚の飾りになっておりました。
「ダリの繭」とのタイトルなので、あのサルバドール・ダリのことだろうなと思ってたんですが、その通り。
サルバドール・ダリの心酔者でトレードマークのダリ髭の宝石チェーンの社長が、神戸の別宅で死体で見つかった。
事件解決に推理作家の有栖川有栖と犯罪社会学者の火村英生が事件の謎解きに挑む。
作家の有栖川さんが大阪の人だったんですね。
出てくる地名がなじみ深い。心斎橋やその周辺なんか手に取るようにわかる。電車のルートもわかるし、頭に地図も浮かび上がるし読んでて、この辺知ってるワァ〜なんて思いながら読み進みました。
それに、ダリもこの物語りに出てくるんです。
殺された社長はダリの髭を真似てましたが、私はダリと言えば頭にフランスパンのイメージが強烈なんですけどね(爆)
私自身、ダリの宝石展も見たことありますし、それで宝石店の社長なのかなと思ってみたり。
ダリを初めて知ったのはヒッチコックの「白い恐怖」あの有名なゆがんだ時計の絵画が物凄く印象に残ってたんですよ。
ダリの「アンダルシアの犬」の映画も見ましたわ。気持ち悪かった。。。
ということで、ダリの印象が強かったんですが、大阪という土地柄とダリを題材にしてたので読みやすく、謎解きにも無理はなく面白かったです。
しかし、宝石店の社長はダリに心酔しててダリ髭つけてますが、ダリのような破天荒な人物ではない。犯人に殺意を抱いていたんですが、そんな嫉妬深い人物にも感じなかったので、もう少し社長の人物像を掘り下げてみて欲しかったような。。。
それとも私が読みきれなかったか。。。
最近ミステリー読んでないなぁ 今更なんですが、法月綸太郎という名前も気になってるんですが。。。
密室はもっとも苦手なジャンルなので、読むかどうかは謎(爆)