スキヤキ・ウエスタンジャンゴ (小学館文庫 (な4-1))
映画は、3回見ましたね。
小説では、赤い目をもつのが平家、白い目をもつのが源氏として描かれる。
そしてガンマンは右の目が赤く、左の目が白。
映画の中でも出てくるバラ。それも赤と白が交じり合ってる。その意味も描かれてるし、小説の世界観の方が面白いかなぁ。
それにガンマンがルリ子に弟子入りして、ルリ子の技を伝授されるシーンがある。映画でも見たかったわ。
だけど、登場人物に名前を色々つけてるので少々ややこしいのが難点だな。
静はエリザベスだったり、ルリ子は弁天だったり、ジャンヌだったり。
小説では、ガンマンは?
ガンマンはジャンヌを乗り越えてこそ、ジャンゴになるのだ!
じゃぁ、映画では超えられなかったってことか(爆)
「クレイジーマネー」和久俊三
主人の古本の中からのチョイス。主人は和久俊三が好きみたいで沢山あったのですが、実家の引越しや2度の引越しで段々本の数が減ってく。。。
文庫の初版が昭和55年。
時代も大蔵省なんて書いてますが、政治家の汚職は今も昔も変わりませんね。
物語の冒頭、巷でデノミの噂でもちきり、その噂に将来を悲観した老女が自殺するところから始まる。
老女の2百万あまりの貯金がデノミが実施されると2万の値打ちしかなくなる。。。
デノミといわれてもピンとこない経済に疎い私に、わかりやすく取っ掛かりを与えてくれる。
あとはデノミ汚職へと発展するのだが、大物政治家の圧力のかかる中、伏見検事の奮闘を描く。
しかし、真相は藪の中のような。。
現実でも政治の世界では、汚職の真相はわからないもの。
小説の中でも、すっきり解決しないので、もやもや感が残るんだなぁ。