もう全くジャンルの違う3冊です。
セックスボランティア 著:河合香織
陰日向に咲く 著:劇団ひとり
人類は衰退しました 著:田中ロミオ
あ、普通の作家が一人もいねぇや。
「セックスボランティア」、「人類は衰退しました」、はどちらも一日で読みきってしまいました。非常に面白い。皆読んだら良いと思う。どっちも全然別の意味で、人を選びそうだけど。
若干あらすじとか所感。
「セックスボランティア」
障害者だってやっぱり、恋愛したい。性欲もある。
──その思いを満たすための「性の介助」の現実とは?
タブーに大胆に切り込んだ、衝撃のルポタージュ。
結構、衝撃を受けました。常識とか禁忌とか、そういったことにゆるゆるな自分でもそうなのだから、頭の固い人々はさぞや衝撃をうけるのだろうなぁと。女性なんかも読むのはしんどいかもしれない。でも読む意義は非常に大きい。具体的に何をするわけでなくても、知っておくことに意味がある、と思う。
「人類は衰退しました」、
わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は”妖精さん”のものだったりします。平均身長10センチで3頭身、高い知能を持ち、お菓子が大好きな妖精さんたち。わたしは、そんな妖精さんと人との間を取り持つ重要な職、国際公務員の”調停官”となり、故郷のクスノキの里に帰ってきました。祖父の年齢でも現役でできる仕事なのだから、さぞや楽なのだろうとこの職を選んだわたしは、さっそく妖精さんたちに挨拶に出向いたのですが……。田中ロミオ、新境地に挑む作家デビュー作。
うってかわってファンシーな…と思ったあなた、甘い。なんたって田中ロミオだ。随所にちりばめられた毒と皮肉とネタ、そして独特の言語感覚が楽しい。そもそも人類滅亡ではなく衰退、という微妙なSF設定がまたニクイよね。
なお、田中ロミオを知らないという方には、あとがきの言葉を借りてこう説明します。すなわち「ウィンドウズ用アプリケーションソフトのテキストデータ作成」を本業としてる方です、と。
陰日向に咲く は、明日から読み始めます。
ゆっくり本を読むってのはやっぱり良い。
芝居やってると中々そんな時間が取れないので今のうちに読み溜めしとかないと。。