さてさて、今回の「知らない奴は死んだほうがいい」なんですが、なんと今まで小説を紹介していないではないか!しかし、あんまりマニアックでも意味がないし・・・ということで、オーソドックスに山田詠美の「僕は勉強ができない」です。和製ライ麦畑ともいうべきこの作品、できれば十代の頃に出会ってほしかったです。
かっこいいとはなにか?Smartとはなにか?愛するということは?そういった恒的な疑問に、ある意味での決着をつけてくれる作品です。
例えば、確かに世の中にはお金で買えないものがあります。しかし、お金で買えるものでも十分幸せになれてしまうのもまた、事実なんです。人間とはそんな俗な生きものだからこそ、不変のモノに憧れます。
この作品はそういった葛藤を鼻で笑い飛ばして、太陽系の外側まで蹴り飛ばしてくれます。
どんなに偉くなろうが、お金を稼ごうが秀美くんに「でもおまえ、モテナイだろ?」と言われるような人間にはなりたくないもんです。
つーことで、当然みなさんもう読んだことがあるとは思いますが、「僕は勉強ができない」知らない奴はラーメンじろうを食い過ぎて死んでしまえばいい。