気楽な旅は今日最終日を迎えた。
晴れれば「海釣り」の予定だったが、激しい「雷雨」の為中止となった。
海釣りは10年以上ぶりで楽しみにしていたのだが・・・
昨今は雷雨の中釣りをするほどの食料不足では無いためあっさりあきらめた。
東京に出てきたばかりの頃、ふるさとが恋しくて海の川のにおいを求めようとバンドのメンバーなどミュージッシャン仲間でつり好きサークルを作っていた。人数は平均15,6名のものだったが、ライブの終了後そのまま「河口湖」などに飛び「ブラックバス」を引っ掛けに行く。
「取締役」は仲代秀司という九州男児だったが彼が何を取り締まっているのかというと、サークル内での「みだらな男女交際の禁止」や「飲酒運転」を規制するいわばサークルを乱すものを注意する「嫌われ役」。
少し可愛い女の子などが入部?すると必ずそれほどつりに関心の無い好色男児などが群れをなして加わろうとする。
そういった自然を甘く見ている者を時に厳しく海に落ちる事が如何に危険か「ゴンズイ」という魚に刺されるとどれほどに痛むものかを体感させなければいけない非常に心苦しい役職だった。
まだ今ほど「携帯電話」の普及もしていない頃だったので「救急車」を呼ぶ際も足を使っていた。今は巷で「携帯」の無かった時代の話をすれば「女学生」には「石器時代」程の昔話に聞こえるかもしれない・・・
「10年一昔」はいまや死語である。「大昔」と改めるべきだ。
社会の見解も変ってきていてそういった事を「いじめ」「虐待」などと呼ばれる時代になった。言葉だけで注意して襟を正してくれれば取締役としてそれほど楽な事は無い。
「ごみのポイ捨て」「飲酒運転」「薬○乱用」には更なる仕打ちが待っていたものだ。
もしかして今日つりに行けなくって良かったのかもしれない。
なぜなら、自然をなめた人騒がせな素人登山家のごとく「海」「川」に出没するミーハーな人々に出くわす事を避けられたからである。
「心を癒すたび」が忽ち「心を乱す旅」への変更を余儀なくされる事となっていたであろう。
今更、「富士山」と、「伊豆半島」と、「いい旅番組」で紹介される事の無いゴミ捨て場の有様を僕が見て再び「取締役」を買って出ようとする事は「筋違い」のような気がする。
そういった意味で現在「環○庁」がやるべきことはあんなにみみっちぃ事ではないはずだ。