世界企業の時価総額・30年前との比較  様々な話題

最近、世界企業の時価総額ランキング
30年前との比較がネットに流れている。

それが、これ。↓

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時価総額とは、
上場企業の価値を表す指標の一つで、
発行済み株式数に、その時点の株価(時価)をかけて算出する。

市場の評価による企業の価値と考えられ、
企業が持つ資産や、利益を生み出す力、
成長力などが総合的に反映される。

平成元年(1989年)の世界時価総額ランキングで、
国別の企業数は、

日本   32社
アメリカ 15社
イギリス  3社

で、圧倒的に日本の企業が占めている。
表の中で、ピンク色に色付けされたのが、
その会社だ。
まさに、あの時は、
ニューヨークの有名ビルを日本企業が買い占めるなど、
世界が日本によって占拠されるのではないかと言われる勢いだった。

しかし、平成30年の世界時価総額ランキング
を見ると、

アメリカ31社
中国   7社
イギリス 2社
スイス  2社
フランス 2社
日本   1社
韓国   1社
香港   1社
台湾   1社
ベルギー 1社

と様変わり。
特に、日本企業が32社からトヨタ1社に激減しているのだ。

日本経済の衰退、
と見る向きもあるが、
これは、当時の日本の株価が影響している。

平成元年といえば、
バブルの末期で、
この年の暮れに、
日経平均は3万8915円という、史上最高値を記録した。
現在の日経平均が2万2601円だから、
4割減
世界の市場の中でも日本市場の回復が一番遅い。
これでは、日本企業の時価総額が減少するのは当然なのだ。

反対にアメリカのダウ平均株価は、
史上最高値となっている。
従って、アメリカ企業の時価総額が上昇する。

30年前の日本の株式市場が異常だったわけで、
その異常な時と比べても、
あまり正しい認識は持てないだろう。

30年前のリストを見ると、
日本企業では、銀行が12社を占めている。
証券、保険を入れて金融業は15社だ。
バブルが弾けて以来、
銀行は統合を繰り返し、
リストに載っている銀行名は、
既に過去のものとなっている。

今のランキングで中国企業の7社のうち、
金融業は5社だ。

元年のランキングで日本の製造業は11社。
特に電器メーカーの衰退が激しい。
アメリカでもGEは姿も形もない。

日本がモノ造り大国である限り、
また、アメリカの株価が低下していけば、
日本企業が浮上する可能性は残されている、
と考えたい。
日本が中国に抜かれたとはいえ、
世界第3位の経済大国であることは確かなのだから。



ああ山根会長  様々な話題

世の中、いろいろな組織があって、
いろいろなトップがいるものだが、
日本ボクシング連盟の山根明会長ほど、
最近特異な個性の持ち主はいないだろう。

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その言動と風貌は、まさしく、ヤクザ
前歴不明。
それがやがて本物のヤクザだったと判明するのだから驚きだ。

というより、このような人物をトップに置く、
日本ボクシング連盟という組織について驚きが隠せない。
外から見た時、
そのトップの人物像で、その組織というものがはかられるが、
このようなトップを持っている組織がどんなものか、
不思議を通り越して驚愕である。

ロンドン五輪の実績により、終身会長に就任、
というのも驚き。
「終身会長」
死ぬまで会長をする。
定款にもどこにも書いていない制度。

どの組織でもトップの任期を決めており、
中には再選回数の限度を決めているところもある。
そのいずれも「長期政権は腐敗を呼ぶ」という
教訓から学んだものだ。
それなのに、終身会長とは。
組織の私物化だ。
誰も周囲の人間、たとえば理事の中から
「それはいけません」
と発言する人はいなかったのだろうか。

疑惑の一つに、試合で使う公式グローブを
会長指定の一業者だけに独占させるという仕組みがある。
しかも、一時、
代金は会長の孫の口座に振り込ませることにしていたという。
つまり、「山根商店」だ。
それについて、会議の場で、
「山根明がなぜ商売をしてはいけないのか」
と発言した録音が公表されている。
その発言をした時、
「それは会長の公私混同の恐れが生ずるからです」
と諫める人が誰もいなかったのだろうか。

ある市長は、土建屋出身だが、
選挙に当選した時、
あらゆる入札から自分の会社を除外する措置をとったという。
首長の鑑だ。

自分の息子を副会長、会長代行に任命するという、
これまた公私混同。

しかし、もし仮に諫める人がいたとしても、
あの勢いで恫喝されたら、
誰も沈黙してしまったのだろう。
そもそも、この人物は、
公私混同がいけない、ということを
理解することさえ出来ないのだろう。

法的知識の欠如という点で言えば、
成松大介選手に交付された助成金240万円について、
3等分して別の2選手に80万円ずつ渡したことについてもそう。
その後、間違いだと指摘されて、
息子から買ってもらった時計を売って160万円を成松選手に送った、
と主張している。
しかし、税法上、様々な問題が起こる。
そんなことをしたらいけないという認識すら持てない人物が
トップをしている組織なのだ。

大体、自分の所属選手に対して、
公の場で「仮面をかぶっている」とか「生意気だ」とか
発言する人間がトップと言えるだろうか。
女子職員に対する叱責の録音も公開されているが、
弱い立場の女子職員に5時間にわたる説教を続けるなど、
この人物がどんなに低い人間性の持ち主かということが分かる。

しかし、ここへ来て致命傷と言える事態が明らかになった。
反社会的勢力との交流が発覚したのだ。
反社会的勢力とは、すなわち、ヤクザだ。

その山口組系暴力団の元組長がテレビカメラの前で語っている。
「彼とオレとは20代のころやから、かれこれ50年になるわけや」
と長い付き合いを明かし、山根会長は
「どんな男か」と質問されると
「元はヤクザや。17〜19歳とわしの下で6、7年間、ヤクザして」
と明かしたという。

やっぱりヤクザだったか。
それに、釜山生まれの在日韓国人で、
本名を文甲明といい、
日本に帰化して山根明と名乗っているという前歴も、
韓国紙の報道で明らかになった。

番組では、この男性の「ヤクザだ」という証言を山根会長に聞くと、
「そうですか。本人が言うならしゃぁないですけど。
ボクは違います。杯も何ももらってません」
と反論した。

会長就任後もこの男性と交際していたことは
「まずいことありません。
昔から何十年前からの関係ですから。
お茶ぐらい飲んでいます。
アルコールも飲んでいます」
と言い、
しかし3年前にケンカになり、交流を絶っていると主張した。

これに対して、本村健太郎弁護士は、このように言っている。
「杯はいただいていないということをやたら強調されていますけど、
法律上の線引きはそこじゃないんですよ。
全国の暴力団排除条例で暴力団員と
食事をするゴルフをする結婚式に出席をすると、
こういう交際をしている人は
みんな暴力団関係者ということになっていて、
あらゆる契約関係から排除するとなっていますから、
勘違いされています。
こういう交際があったことを自分で認めているすでに」
「3日前もそういう相手から脅迫されたというようなことを
おっしゃっていますから、
今でも一定の関係、接触があることを認めており、
暴力団関係者だということを自分で言っているようもんですからね。
こういう人は直ちに辞めないといけないですよね。
辞任しないなら解任すべき」

さすがに暴力団関係者との接触については、
周辺も放置できず、
全国高等学校体育連盟(高体連)が
全国高校総体(インターハイ)での
山根会長の出入りを禁止したという。
「とても高校生の試合会場には入れられない」と。

つまり、山根会長には、
「杯を交わしていなければ関係ない」
という判断で、
接触しただけで社会的にはアウト
という認識がないのだ。

一般社団法人のトップが反社会的勢力とのつながりがあることで
コンプライアンスを逸脱した形となり、
JOC(日本オリンピック委員会)、
スポーツ庁などの監督団体が問題視し、
連盟の存続だけでなく、
2年後に迫る東京五輪への出場さえ危ぶまれる事態にまで追い込まれている。

この事態を受けて、
さすがの理事たちも動き始め、
これまで山根会長を支えてきた副会長の吉森照夫氏を筆頭に
約20人の理事が6日、
一連の騒動と告発を受けた諸問題の責任を取る形で
電撃辞任する意思を固めた。
そして、「我々もやめるから、会長もやめて下さい」と、
山根会長に共に身を引くように退陣を迫ったという。
もし聞かれなければ、
今日7日にも大阪市内で臨時理事会を招集し
解任を決議する考えだ。
会長は理事会での選任だから、解任も出来る。
しかし、理事からも追放するには、
総会を開かねばならない。

その本日の緊急理事会だが、
解任にまでは至らず、
進退は山根会長に一任されたという。
「自分の進退をどうするか、家族や友人と相談して、自分で決める」
ということらしい。
「一任」して「やっぱり辞めない」と言ったらどうするのだろう。

山根会長は理事会後、
「あす正午に私の気持ちを言います」
と、8日に会見する意向を示した。

山根会長の記者会見については、
連盟の各県組織に聞いたアンケートでは、
記者会見は「開かないでほしい」という意見もある。
理由は「恥ずかしいから」。
たしかに、あの個性が記者会見をしたら、
ますます連盟の評価は下がるだろう。

審判に対する圧力の問題もあり、
これでは選手が可哀相だ。
日大アメフット部の問題といい、
日本ボクシング連盟の問題といい、
組織の上に立つ人たちが腐っている状況は、
日々練習に励んでいる
若い選手たちの努力を無にすることなのだ。

余談だが、
日大の田中理事長と山根会長のことを

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「新アンガールズ」と呼ぶのだそうだ。
田中と山根と同姓なのだけの話だが、
アンガールズもいい迷惑だろう。

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インドのトイレ革命  様々な話題

本日は、尾籠(びろう)な話で失礼します。
というのは、先日、↓の記事を見つけたからです。

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人口13億を抱えるインドで、
半分近くの人が今だに屋外で用を足しているとされ、
衛生上の問題から
トイレの設置が政府によって進められているものの、
宗教的理由、社会的理由で改善が遅々として進まない、
という話。

今、我々日本人はどこに行っても水洗トイレがあり、
普通にトイレットペーパーを使っていますが、
紙で後始末するというのは、
世界でも半分に満ちません。

そもそも紙が発明される前は、
いろいろなものでお尻を拭いていたわけで、
慶應義塾大学名誉教授の西岡秀雄さんが著した
「トイレットペーパーの文化誌」には、
紙に代わるものとして、
指と水、指と砂、小石、土版
葉っぱ、茎、とうもろこしの毛・芯
ロープ、木片・竹ベラ、樹皮、海綿
布切れ、海藻、雪
などが挙げられています。

その分布は次のとおり。

・指と水:インド、インドネシアほか
・指と砂:サウジアラビアほか
・小石:エジプト
・土版:パキスタン
・葉っぱ:旧ソ連、日本ほか
・茎:日本、韓国ほか
・とうもろこしの毛・芯:アメリカ
・ロープ:中国、アフリカ
・木片・竹ベラ:中国
・樹皮:ネパールほか
・海綿:地中海諸島
・布切:れブータンほか
・海藻:日本
・雪:スウェーデン

ピラミッド観光の男性ガイドたちは、
ポケットに小石を数個入れているといいます。
砂漠で大便をした後、お尻を拭くためです。
砂漠に落ちている小石は熱いので、
拾ってもすぐに使えませんから、
あらかじめポケットで冷やしておくのです。
使い終えたら小石は捨てますが、
灼熱の砂漠なので自然に消毒できる、というわけ。

この本が出版された時(1987年)の
世界人口は約55億人。
西岡さんは「世界人口の3分の1しか紙は使っていない」
と書いています。
それから30年経ち、
今のトイレットペーバーの生産量(約34003400万トン)で類推すると、
世界人口の2分の1
つまり35億人くらいは紙を使っているといいます。

日本で紙が使われるようになったのは、江戸時代。
私の子供の頃、ちょっと色の濃い、
質の悪いチリ紙がトイレに置かれていました。
名称は「落とし紙」。
家によっては、新聞紙を適度な大きさに切って使っていました。
その頃は当然ボットン便所。
定期的に肥桶で回収され、
野菜の養分となり、
それが寄生虫に感染する原因となっていました。

昭和30年代に入って、
水洗トイレが普及。
ボットン便所は田舎だけのものとなり、
やがて姿を消し、
同時に「バキュームカー」というものもなくなりました。

その前提には下水の整備があったわけで、
私たちが何気なくトイレに流しているものが、
張りめぐらされた下水管を通じて集められ、
浄水場で浄化されてから海に流される、
東京という1300万人もの大都会の
洗濯水、料理水、風呂の水、トイレの水が
どうやって処理されているのか、
気が遠くなるものがあります。

ところで、インドですが、
屋外、屋内問わず、
水で処理するのが一般的で、
トイレには、水をためたバケツがあり、
お尻を洗うようになっています。

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公衆トイレに行く時は、
小さなカップに水を入れたものを持って入ります。
水と共にお尻をきれいにするのは左手と定められており、
従って、左手は不浄なものとして、
インドの人は食事をする時、右手しか使いません。
しかし、料理人は左手は使うはずで、
そのあたりはどうなっているのか。
また、日本に来たインド人が
寿司職人が左手にシャリを持って寿司を握るのを見て、
どう思うのか、
一度訊いてみたいものです。

世界で日常的に野外での排泄を強いられる人口は
約9億5千万人と推計されていますが、
うち、インドが半数を占め、
5億6425万人が屋外で用を足しているとされています。

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これが様々な問題を発生させています。

まず、衛生問題
インドで幼児(5歳未満)の死因の17%は下痢とその合併症で、
原因の8割が排泄物に含まれる雑菌の経口感染です。
井戸や水源付近で排泄が繰り返され、
水が汚染されるからです。

次に安全問題
北部ウッタルプラデシュ(UP)州では14年5月、
用を足すために家の外に出た10代の少女2人が
複数の男に性的暴行を受け、殺害される事件が発生しました。
各地では、このように
野外で女性が性的暴行被害に遭うケースが頻発しています。
排泄中に野犬や蛇に襲われることもあります。

2014年からモディ首相の強い意向で、
トイレ設置計画「スワッチ・バーラト(クリーン・インディア)」プロジェクト
が立ち上がりました。
19年までに屋外排泄ゼロを目指し、
約1億2千万世帯へのトイレ新設を目指すというもの。

以前、ペルーを旅行した時、
農家の庭にブルーの小屋が建っているのを見ましたが、

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衛生状態の改善のためにフジモリ大統領が設置したトイレだと聞きました。

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クリーン・インディア計画の実際はどうか。
首都ニューデリーから車で3時間、
政府主導でトイレが行き渡ったというガダワリ村
ガンジス川沿いの人口500人ほどの小さな村ですが、
「この村には95%の家庭にトイレが敷設された。
政府のキャンペーンの大きな成果の1つだ」
と担当者は言いいます。
確かに各家庭の庭先にコンクリート製のトイレが設けられています。
過去にトイレを持つ家庭は皆無でしたが、
2015年から政府の援助で設置されたものです。

しかし、実情は、
「建てられた99%が使われていない。
政府は本当にただトイレを作っただけだから」
と話す住民。
わずか3年前の設備にも関わらず、
多くはドアが壊れ、使用されている形跡がありません。

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トイレこそ完成しましたが、
上下水道は整備されず、
埋設されたタンクのくみ取り作業もなく、
雨期には排泄物があふれかえり、悪臭が漂います。
その結果、物置として使われることがほとんどで、
村人は依然として道端や草むら、
線路をトイレ代わりにしています。
その一人の女性は、                               
夜にひっそりとガンジス川河川敷に行って用を足すといいます。
「外は恥ずかしいし、怖い。
それでも家のトイレでよりは清潔だ」

「家のトイレでよりは清潔だ」とは、すごい言葉です。
トイレを作っただけで、下水を整備しなければ、
当然、そういう結果になります。
しかし、日本でもボットン便所の
排泄物収集システムはあったわけですから、
下水なしにもやれるのでは?
という疑問に対しては、次の答えがあります。

インドの家庭にトイレが根付かない理由・その1。
インド最大の宗教、ヒンズー教との関係
ヒンズー教では「浄」と「不浄」という概念が重視されるため、
トイレは不浄で遠ざけるべきものという意識は伝統的に根強く、
農村部では家を建てる際に
ヒンズー教の僧侶がトイレを建てないことを勧めることもあるといいます。
家から「不浄」を切り離すためです。

インドの家庭にトイレが根付かない理由・その2。
インド社会に隠然と残る
ヒンズー教の身分制度「カースト」の影響
高位カーストが不浄な職に携わることはありえないため、
排泄物処理など不浄な作業は、
基本的には下位カーストの仕事という認識が根強いのです。
くみ取り式トイレの掃除や処分は
「低カーストの人たちの仕事」という抵抗感から敬遠され、
その結果、トイレを設置しても誰も管理しないため、
使われなくなるというのです。

モディ氏は演説で、「トイレが第一、寺院はその次」と言い、
あえて宗教よりも、公衆衛生の優先順位は高いと言及したとおり、
モディ氏が進めるトイレ改革は、
インド人の考え方を変えていく作業にほかなりません。
また、別の有識者は、
「インドを清潔にしようという活動は意義としては賛同できるが、
カーストの問題を放置していては、抜本的な解決にならない」
と断言しています。
インドでは、下水が詰まった際、
排水管内部に入って手作業で清掃する人たちが3万人ほどいますが、
全員が低カーストの人たちです。
「不浄なことは『すべて下位カーストに任せる』という思考が
国民に染み込んでいる。
トイレ改革を通じて、インド人の意識が変わることを願う」

とこの有識者は話しています。

このように、インドのトイレ改革の最大の障害は、
宗教とカースト制。
長年の習慣を打破するのは、そう簡単ではありません。

ところで、お隣のバングラデシュ
インドより前にトイレ改革に着手し、
成功しました。
2003年に43%だった屋外排泄率を、
15年には1%まで減らしました。
それには、毎年、国の開発予算の4分の1をトイレ設置に使用。
すごい意気込みです。
特に屋外で用を足すデメリットの周知活動に力を入れました。
地元NPO関係者は
「トイレだけ作っても意味がなく、教育こそ重要だ」と話しています。
また、バングラデシュはヒンズー教ではなく、
イスラムの国
少なくとも宗教的障壁はないようです。

まもなく、中国を越えて、
世界一の人口を抱えるようになるインド。
なにしろ数が多いですから、
この国の国民が冷蔵庫を買い揃え、
食品を貯蔵するようになると、
世界の食料が枯渇する、
という説もあるくらい。
この国の人々が紙を使うようになったら、
どういうことになるでしょうか。

来日した外国人が驚くほど
清潔なトイレが整備されている日本。
駅でもデパートでも、
臨時に使えるトイレはどこにもあります。
その上ウォッシュレットが普及し、
手を使わずにお尻を処理できる。
インドの人々にとっては
夢のような国、ニッポンです。


オウム真理教の死刑執行  様々な話題

オウム真理教による一連の事件をめぐって
死刑が確定していた麻原彰晃はじめ7人の死刑が、
昨日執行された。

今、麻原彰晃と呼び捨てにしたが、
麻原彰晃死刑囚
などという呼び方は本当に変だと思う。

1980年代半ばまでは、
放送も新聞も逮捕された段階で呼び捨てにしていたが、
呼び捨てにされた人が名誉毀損で裁判に持ち込んだ例もあり、
次第に呼び捨てを避けるようになった。

その理屈は、
被疑者は無罪を推定されている立場であり、
基本的人権の観点から呼び捨ては適正でない、
ということのようだ。

ならば、裁判で有罪になれば、
呼び捨てでもよさそうなものだが、
一度出来上がった形は元には戻らない。

従って、逮捕段階では○○容疑者、
裁判が始まると○○被告、
判決が下りると、
○○受刑者、○○死刑囚などという呼び方になる。
大韓空港爆破事件の犯人に至っては、
金賢姫元死刑囚という妙チキリンな呼び方をしていた。

今回の死刑執行については、
遅きに失したという印象が強い。
刑事訴訟法では、
判決確定の日から6ヶ月以内
法務大臣の命令で執行しなければならないのだが、
共同被告人であった者に対する判決が確定するまでの期間は
算入されないこととなっており、
今年1月、最後の裁判が終わったことにより、
その枷は外れた。

あとは法務大臣の判断によるのみで、
執行を決断した上川陽子法務大臣は、
女性ながらエライと思う。

このたびの執行に対しては、いろいろなことを言う人々がいるが、
法律の定めに従い、
粛々と執行する
ことのどこが悪い。
悪いのなら、法律の改正を言うべきだろう。

なお、未だに執行待ちの死刑囚は約120人程おり、
死刑囚には懲役は課せられないから、
ただ漫然と生きている人々に
国のお金(税金)が使われているのである。
執行延長の理由として最大を占めるのは、
再審の請求で、
これが延命の理由になっている。

↓は、死刑囚の独房。

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人の命を奪っておいて、
自身のうのうと生き長らえるのは理不尽で、
公正な裁判で情状酌量も経た上で
死刑判決が出たのなら、
あとは法律に従い、すみやかに執行してもらいたい。
死刑が執行されたところで、殺された人の命は戻らないが、
残された遺族の感情は多少でもやわらぐことだろう。

アメリカでは、死刑執行に
被害者の遺族を立ち会わせるところもあるくらいだ。

EUが麻原彰晃らの刑が執行されたことに反対する声明を出した。
「被害者やその家族には心から同情し、
テロは厳しく非難するが、
いかなる状況でも死刑執行には強く反対する。
死刑は非人道的、残酷で
犯罪の抑止効果もない」
とし、
そのうえで「同じ価値観を持つ日本には、
引き続き死刑制度の廃止を求めていく」
とした。

大きなお世話
死刑が非人道的であるなら、
その原因である殺人行為は非人道的ではないのか。
奪われた命はどうしたら償えるのか。
遺族の感情はどうなるのか。
反対論者は、自分の身内が残忍な殺され方をされても
なお主張出来るかを経験してから言ってくれ。

今回の死刑執行された事件は、
1989年11月の坂本堤弁護士一家3人殺害事件
1994年6月の松本サリン事件(住民8人を殺害)
1995年3月の地下鉄サリン事件(13人を殺害)
など計13の事件で29人を殺害した罪を問われたもの。

国家転覆を図って、
毒ガスを製造し、
それを散布して無差別殺人をもくろむ、
という前代未聞の凶悪犯罪だ、
死刑判決も執行も当然のことだ。

インターネット上では
「執行まで長すぎる」
「ひょっとしたら執行されないんじゃないかと思ってた」
などの声が上がっているから、
執行によって一つの正義が貫かれたことは確かだ。

遺体引き取りの課題、
麻原の神格化などの問題が残るが、

(その後、麻原彰晃が生前「遺灰を四女に」と、
死刑執行後の遺体の引き渡しについての意思を示していたことが、
判明した。
四女は麻原に対して批判的な立場なので、
悪利用されることはないだろう)

あきれるのは、継承した団体がいまだに活動していること。
麻原に帰依しているというが、
写真でも見て分かるように、
うさんくさい、薄汚れた男のどこに帰依の要素があるのか分からない。

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死刑執行によって、真相が分からなくなった、という声もあるが、
あれだけの長期の裁判の過程で分からなかったものが
今更どうしたら分かるというのだろう。
そもそも、「分からない」というのが分からない。

一人の異常な能力を持った詐話師が、
国家転覆の妄想に取りつかれ、
それを世間知らずの高学歴者を巻き込んで、
踏み越えてはならない一線を越えてしまった、
という以上、何を分かりたいのだろう。

犯罪は頭の中にはあっても、
それを実行するには、深い渕を越えなければならない。
殺人、中でも無差別殺人に踏み切るということは、
正常者には出来ないことだ。

異常者の頭の中は、
正常者の想像を越えている。
正常者が異常者の内面を理解しようとしても、
それは無理だ


だから、オウム真理教の一連の事件を
どう理解しようとしても、
高い壁がそそり立っている。

従って、実行した犯罪そのものを裁き、
懲役者は、刑期をつとめて償い、
死刑囚は執行を受ける、
それこそ、法治国家というものだ。


話は飛ぶが、
千葉県松戸でベトナム人の小学3年生を
暴行し、殺害した事件で、
地方裁判所は検察の死刑求刑に対して、
無期懲役の判決を下した。
被告の主張は、
被害者の体内から出た被告の体液のDNAは、
警察が混入させたものだという。
こんな主張を真に受けて無罪を主張した弁護団もどうかしている。
弁護士というのは哀しい職業だ。
彼が犯人であることは、
取り調べに対して一切口を開かなかったことからも明らかだ。

わずか9歳の女の子を
自分の欲望を満たすために連れ去り暴行し、
絞め殺すなど、
一言で言って「人間じゃない」所業。
判決は「わいせつ行為の特異さをもって、
殺害行為の執拗性・残虐性と同じに評価できない」
として無期懲役を言い渡したが、
何を言っているか分からない。

まだまだ将来のある9歳の女の子、
おしゃれをして、恋をして、
結婚して、育児をしたいという
全ての未来の願望を断った犯人に対して
どんな酌量があるというのか。

通学路に立って女の子を物色し、
いやがる女の子を車に押し込んで、
暴行し、殺害した異常な犯罪者に、
どんな猶予すべきところがあるのだろう。


話はオウム真理教に戻るが、
以前にも紹介した
麻原彰晃の三女・アーチャリーのツイッターが炎上しているという。
この女性は、松本麗華さんといい、
麻原の娘であることを実名で明かし、
顔出しどころか、本まで出版した人だ。

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そのことについての本ブログは、↓をクリック。

「止まった時計」

ツイッターの悪意の投稿は、
くだらないものだが、
彼女の次のような記述は問題だ。

7月3日に
「もう少し自由に生きたいと思う、今日この頃…」と投稿。
「麻原死刑囚の三女」「アーチャリー」と呼ばれ続けることへの
葛藤をこう綴った。

「父の娘である限り、オウムと関連付けられ、
自由に発言することもできないのだろうか。
私は私であり、父の付属物でもオウムの付属物でもない。
事件から23年経っても、
私という個性を認められない
その感覚がそもそも差別なのではないのか」

「私はオウムを肯定するつもりはまったくない。
ただ、黒は黒。赤は赤と言いたい。
物事は100ゼロではなく、グラデーションなのではないのか。
オウムに悪いところはたくさんあった。
私もオウムへは入らない。
でも、いいところもあった。
それだけ。
分からないのかなぁ。この感覚」


あまりの自己中心さにあきれるが、
これに対してのネットの反応は次のとおり。

○これを読んだとき、三女自身も問題あると思った。
あんなテロを起こした団体に
「いいところもあった」は許されないこと。

○「分からないのかなぁ。この感覚。」
→分かりません。分かろうと思っても無理でした。

○黙って質素に暮らしてればまだしも、
ドヤ顔で娘です!って感じで
メディアに出てくると、
なんなの?って思われてあたり前だと思う。

○オウムの遊びのように殺された人々のことを思えば
いいところがあったなんて口が裂けても言えないはず。
可愛そうだが偏見でも差別でもなく
私は関係ないと思ってんだろうからそんなことを言ってしまう。
多くの方がなくなり、今まだ後遺症に苦しんでる人がいる。

○被害者の気持ちになれば犯罪者の身内が
テレビに出てるだけで不愉快になりそうな気がする

○覚悟の上での顔出しでしょ?
当然の結果だと思うが

○顔出しして、名前出して、
素性を明かして生きることを選んだのは彼女。
賛否両論あって然るべきなのも分かるけど、
なんだか「こじれてる」感じが拭えない…。

○隠れて細々と暮らせば良い。
ワザワザ人前に出るから叩かれる。

○親は選べない。
誰にも分からない苦しみはあるのでしょう。
ただ、被害者、ご遺族がいて、
生涯苦しみから解放されない可能性も高い中で、
オウムにもよいところがあった、
と言うのは控えた方が良いと思います。
それはそう思っていても、心にしまっておくべき。
オウムがグレーか黒かなど、論じる価値もない。
当時の彼等は誤った思考、行為で
沢山の人を不幸にした。それだけでしょ。

○そもそも立場上ツイッターを使うのが間違ってるんじゃ

○ドヤ顔でメディアに出てくるだけで、
被害者の神経は逆撫でされると思う
現に今やっていることも、オウムのマスコット。
サリンには関わってなくとも、
それ以降のオウムと無関係ではない。

○俺が遺族だったらこの発言を聞いたら冷静でいられないと思う。
大変な運命だと思うが絶対に
オウムにもいいとこがあったなんて言ってはいけない!
罪もない人を赤ちゃん含めて何人殺したと思っているんだ?
分かる訳ねぇだろその感覚!

○これ、喧嘩売ってるとしか思えない。
何人死んだと思ってるのか。
普通に生きたい、静かに過ごしたいと思うなら、
Twitterやめろと言いたい。
やってもいけど、オウムのことは言うべきでない。

○親子の縁なんて籍抜いて切れるし、
呪縛にこだわってるのはアーチャリー本人。
未だに事実から目を背けている、
あなたの生みの親は大量無差別殺人を行なった異常者で
存在自体が許されないもの、
オウムにいいところがあった?
おかしな話、単なる犯罪集団、世の中の悪、

○この子の葛藤は解らないでもないが、
しかし”いいところもあった”とのコメントには、
矢張りこの子は普通の子と違うDNAがあるのかな、
という感じがする。

○かわいそうな人生と思っていたけど
わからないのかなぁーって…
その上から目線はなんだろう。
100ゼロはないって、沢山の命を奪って
今でも苦しんで、人生めちゃくちゃにされた人が沢山いるのに、
思うのは自由だけど
それをつぶやくのは、どうかしてる。
わからないのかなぁー。

○子は親の罪を背負いながら生きていかなければならない。
可哀想ではあるが、それは宿命だと思う。
素性を隠しながら生きていこうとするのが普通だと思うが、
自ら素性を明かしてしまうというところで
普通の人とはズレてるのかなと思う。

○結局、アーチャリーだのチヤホヤされていた
良い思い出が彼女にはあるのでしょう。
生きていれば、教団に担ぎ出される可能性はあり、
世間では、彼女の存在は疎むものでしかない。
本など出版する自己中心さが世間で
バッシングされても当然だと思う。

そして、↓決定打

○やっぱ父親に似てるね


芸能人のギャラ  様々な話題

テレビを観ていて、
「この人、一体いくらギャラもらっているんだろ」
と思ったこと、ありませんか。
カミさんは、
「そんな、人の財布の中身なんか気にすることないわよ」
とたしなめますが、
まあ、みなさんも多少の関心はあると思いますので、
ある資料に基づき、掲載します。

ただし、バラエティ番組に登場する芸能人のみで、
役者のギャラは不明。
民放のゴールデン1時間番組の出演料を算出。
(昼番組、深夜番組などとは別)

300万円
ビートたけし、タモリ、明石家さんま、志村けん、所ジョージ

250万円
笑福亭鶴瓶、石橋貴明、木梨憲武

200万円
堺正章、松本人志、浜田雅功、古館伊知郎

150万円
内村光良、加藤浩次、中居正広、関口宏、みのもんた、草野仁

120万円
南原清隆、太田光、田中裕二、岡村隆史、矢部裕之、
名倉潤、原田泰造、堀内健、上田晋也、
黒柳徹子、上沼恵美子、久本雅美

110万円
有吉弘行、谷原章介

100万円
今田耕司、東野幸治、三村マサカズ、大竹一樹、桜井翔、
田村淳、田村亮、有田哲平、坂上忍、千原ジュニア、
城島茂、長瀬哲也、国分太一、松岡昌宏、香取慎吾、
中山秀征、和田アキ子、池上彰、梅沢登美男、林修

80万円
マツコ・デラックス、後藤輝基、田中直樹、遠藤章造、
村上信吾、井ノ原快彦、石坂浩二、羽鳥慎一

70万円
設楽統、日村勇紀、宮迫博之、蛍原徹、
渡部建、ヒロミ、徳井義実、出川哲朗

60万円
小杉竜一、吉田敬、宮川大輔、小藪千豊、
高田純次、関根勤、陣内智則

50万円
福田充徳、藤森慎吾、中田敦彦、博多華丸、博多大吉、
小木博明、矢作兼、田原俊彦、西田敏行、立川志の輔、
春風亭昇太、桂文枝、森本毅郎、山瀬まみ、優香

40万円
岩尾望、大悟、ノブ、山崎弘也、ウエンツ瑛士、
SHELLY、蛭子能収、土田晃之                           

                                           「なんで、この人、こんなに高いの」
「えっ、この人、こんなに安いのか」
「なんで、この人の方が、あの人より高いの」

と、いろいろ感じたことでしょう。
そう思いながら、テレビを観るのも一興かと。






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