八千草薫は天女である  テレビ番組

テレビ朝日で昼の0時30分から放送されている帯ドラマ、
「やすらぎの郷」が昨日と今日、節目を迎えた。

重要な登場人物である九条摂子の死である。

通常のタイトルは↓のとおりだが、

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今日は、↓のような雨降り(涙)モード。

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「やすらぎの郷」とは、
東京から車で1時間半ほどの場所にある、
入り江を見下ろす海沿いに建っている
架空の老人ホーム。

芸能界のドンと呼ばれた加納英吉が、
かつてテレビ界で活躍して、
今は年老いて仕事も無く苦労している、
あるいは金銭面での困窮こそないが孤独な状態にある
俳優や歌手、脚本家、音楽家、大道具や照明技師などに対して、
その功績に報いるために作り上げた施設。
入居に際して食費や光熱費の負担は一切無い。
ただし、入居者は
施設を運営する財団の審査を通過した人間に限られる。

ドラマは、入居した脚本家の菊村栄を狂言回しにして、
入居者の人間模様を描く。

もちろん菊村は作者の倉本聰の分身で、
入居者は全員高齢者だから、
ボケの問題、病気の問題、死の問題が色濃く影を落とす。
何だか倉本聰の「遺言」のような内容で、
(倉本聰、82歳)
ユーモラスに描いてはいるものの、
少々きつい。
しかし、シニア世代の観るドラマとして、
視聴率はいいようだ。

出演者は、
菊村を演ずる石坂浩二をはじめ、
浅丘ルリ子、有馬稲子、五月みどり
野際陽子、加賀まりこ、富士真奈美、
八千草薫
藤竜也、ミッキー・カーチス、山本圭、上條恒彦

ら昭和の俳優たちが顔を揃える。

八千草、有馬、野際が80歳代で、
あとは全員70歳代。

他に名高達男、草刈民代、風吹ジュン
常盤貴子、松岡茉優
ら。

八千草薫が演ずるのは、
九条摂子という、戦前からの大スターで、
「姫」という愛称で呼ばれるとおり、
おっとりとしたお嬢様ムード。
91歳、という設定。

戦前の映画監督であった千坂浩二と恋愛関係に陥り、
しかし、千坂に妻があったことから
秘められた恋になってしまった。
千坂は出征先のアッツ島で死亡し、
千坂との思い出を大切にしているため、
ルポライターの取材で
千坂のことに話が及ぶと、
「千坂先生は私にとって大切な人です。
そのお方を傷つけるようなお話には応じられません」
と言って席を立ったりもする。

様子がおかしくなり、
受賞した映画賞のトロフィーや紫綬褒章などの勲章を始末し、
郷にあるライブラリールームで
かつて自分が出演していた映画を食い入るように見ている姿に
菊村はある予感を感じて不安になる。

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この時、画面に映し出される、
八千草薫の昔の映画の映像が↓。

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素晴らしく美しく、かつ気品がある

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当時、キラ星のごとくいた
女優の中でも抜きん出た美しさ。

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しかも、彼女に似た女優は、いないのだ。

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それは、北原三枝に似た女優がいないのと、似ている。

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その、若かりし頃の自分の姿を
食い入るように見つめる、
八千草薫の鬼気迫る演技

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やがて九条摂子は倒れ、病室棟へ搬送される。
実は末期の肺がんを患っており、
それが脳へ転移していて余命1ヶ月である事が明らかになる。

ベッドで夢うつつに菊村を千坂と間違えたりもする。

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その時、次のように述べる。

「この間ね、古い映画を観たの。
(千坂)先生じゃなくて、市村さんが撮ったシャシン(映画)。
多分、戦後、私が30歳位前後の時のシャシン。
・・・へたっぴぃ。
ほんとに・・・へたっぴぃ。
やっぱり千坂先生に撮っていただかないと、
一人じゃ演技出来なかったのね・・・
ただね・・・若くって・・・きれいなの。
自分で言うのも変だけども、
本当に、きれいで・・・うっとりしちゃうの。
だけど、演技は・・・へたっぴぃ。
恥ずかしいほど、へたっぴぃ。
でも、女優は、それでよかったのかもねえ。
若くてきれいなら、お客様に幸せをあげられるものね。
そういうものかもしれないわね。
今、テレビで売れてる女優さんたちも、
一杯、そういう方、いらっしゃるものね。
でも、私は・・・今、歳取って、
昔のきれいさ、なくなっちゃって、
その上、相変わらず・・・へたっぴぃ」

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実は、このドラマに出演する老優たちは、
みんな演技がへただ。
驚くほどへたくそだ。
何でだろう。
ものすごい見せ場の、儲け役なのに、
全然、胸を打たない。

その点、八千草薫だけは違う
そのセリフに胸打たれ、涙が出る。

↓は郷の創立者・加納英吉が
死期の近い九条摂子に最後のお別れを告げに訪問したシーン。

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二人は入り江の海を並んで眺める。

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その場面を目的した菊村は、こう語る。

「それは、何とも、荘厳な絵だった・・・」

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そして、夜中に九条摂子は息を引き取る。

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密葬のため、写真を選ぶ菊村は、

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若い頃の九条摂子の写真を見ながらも、

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歳を重ねて、味が出た九条摂子の写真に惹きつけられる。

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そして、最後に選んだのが

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この写真。↓

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密葬の場にその写真が飾られるが、
それについて、菊村は、次のように語る。

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「この前、秀さんが私に言った、ひとつの言葉を思い出していた。
『花伝書』の中で世阿弥が言った、
『時の花』という言葉と『まことの花』という言葉。
確かに、若い頃の姫の写真には、
輝くばかりの『時の花』があった。
しかし、歳取ってからの姫の姿には、
その人生の深さを秘めた、
幽玄と言っていい、濃厚な美があった。

世の中には、あまたの女優たちがいる。
皆それぞれに、若い頃は美しい。
けれど、かつての美しさにいつまでも必死にしがみつき、
何とかその頃の、いわば『時の花』に固執して、
小じわを隠し、白髪を隠し、
衰えの中に咲く『まことの花』に気がつかないで、
一生を終えていく者たちもいる。

だが、姫の美しさは、それとは違った。
歳月のはぐくんだ、彼女の美しさは、
今、まさに今、更に輝いていた。
それは、秀さんが描いた、
小じわだらけの姫の絵に最も近いものだった・・・」

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まるで、倉本聰の八千草薫へのラブレターのような内容。
何だか八千草薫が本当に亡くなってしまったような感じだ。

八千草薫、今、86歳

幼少時に父を亡くし、母一人・子一人で育つ。
プール女学院在学中に宝塚音楽学校に合格し、
1947年(16歳)に宝塚歌劇団入団。
美貌・清純派の娘役として宝塚の一時代を風靡、
宝塚在団中から東宝映画などの外部出演をこなしており、
当時のお嫁さんにしたい有名人の統計で、たびたび首位に輝いた。
1957年(26歳)、歌劇団を退団。

退団後はテレビドラマでのおっとりとした良妻賢母役が好評で、
多くの作品に出演。
「うちのホンカン」「岸辺のアルバム」「阿修羅のごとく」など。

私生活では1957年に映画監督の谷口千吉と結婚した。
親子ほどの年の差(19歳)があり、
しかも3度目の結婚となった谷口との組み合わせは当時、
多方面で話題・波紋を呼んだ。
谷口千吉は、映画監督としては不遇だった。

夫婦に子はなかったが、おしどり夫婦として知られ、
結婚50年目となった2007年に死別(谷口、95歳)するまで連れ添った。

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昔「山口百恵は菩薩である」という本を書いた人がいたが、
それにならって、次の言葉を捧げよう。

「八千草薫は天女である」



「YOUは何しに日本へ?」に密着  テレビ番組

本日、わが娘は、
外務省が
「韓国への滞在・渡航を予定している方、
すでに滞在中の方は最新の情報に注意してください」
と注意喚起する海外安全情報(スポット情報)を出した
韓国に出掛けました。
「済州島は遠いから大丈夫だよ」
と呑気なことを言っています。
3日間は気持ちの落ち着かない日を過ごしそうです。


テレビ東京の「YOUは何しにニッポンへ?」(月曜、午後6時55分)は、
私が毎週見ている数少ない番組の一つで、
「家、ついて行ってイイですか?」と並んで、
低予算でアイデア勝利の番組、
として以前紹介したことがあるが、
その取材の実態について書いた記事があったので、
参照する。

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過酷YOU探し!
空港で直撃9時間、
ボツ当たり前…
「YOUは何しに日本へ?」に密着

訪日外国人を「YOU」と呼び、
成田空港に到着したばかりのところを直撃インタビューし、
その場で取材交渉が成立すれば密着ロケを敢行する
テレビ東京系人気番組「YOUは何しに日本へ?」。
2013年1月にレギュラー化され
続々とオモシロYOUが登場しているが、
空港ロケは1日約8〜9時間行われ
「撮れ高ゼロ」も当たり前の過酷な現場だった。
そんなガチンコロケに臨む一人の番組ディレクターに記者が“密着”した。

3月某日、午前8時45分頃。
テレビ東京班の番組スタッフ9人が
成田空港第2ターミナル(T)に集まり、
作戦会議を開きチーム編成が決まった。
直撃インタビューは
ディレクター、カメラマン、通訳の3人で1チームとし、
3チームで行う。
通常は第1T国際線到着ロビーに2チーム、
第2T国際線到着ロビーに1チームを配置する。

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番組担当歴約2年半の五十嵐優人(まさと)ディレクターに、
声をかけるYOU選びにおいて
「個人的な」ポイントを聞くと、
〈1〉男女問わず1人で訪日した人
〈2〉バックパッカーや見たことのないものを持っている人
〈3〉浮世離れしているような独特な雰囲気の人
がベターだという。
密着ロケの途中で気が変わる可能性が高いカップルや家族、
展開が期待できないビジネスマンは基本的に対象外。
お目当てのYOUが現れたら「とにかく数多く当たる」。


↓は、うちの娘が成田空港で遭遇した「YOU〜」の取材風景。

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午前9時すぎ、番組ディレクターの制服といわれる
白シャツに着替えた五十嵐さんは
第1Tで直撃開始。
マイクを手に駆け寄るも、
いきなり3組に断られた。
4組目でポーランド人男性3人組のインタビューに成功。
だが「YOUは何しに日本へ?」と問うと、
都内観光目的で「アキバに行きたい」とありがちな返答だった。

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9時間後の午後6時頃、直撃終了。
五十嵐さんが声をかけた47組のうち、
インタビューに応じたのは24組。
源氏物語好きのスペイン人女性、
屋内スカイダイビング施設の技術者を名乗るロシア人男性、
WBC豪州代表として出場する彼氏に
会いに来た米国人女性・・・。
素人目には気になるYOUもいたが、
五十嵐さんは
「密着したいとまで思わなかった。
インタビューしたとしてもオンエアできないでしょう」
と辛口評価だった。

日本人との触れ合いを求め、
日本をリスペクトする雰囲気のあるYOUが理想だ。
「選ばなければ、今日でも密着に行ける。
過去に大阪まで密着したけど、
全く面白くなくてお蔵入りした。
それではロケ費用が無駄になるだけ」

ガチンコ直撃ゆえの“撮れ高ゼロ”。
その厳しい現実は、珍しい光景ではない。
現在、番組制作会社3社とテレビ東京の4班に分かれ、
平日に毎日のように空港ロケを実施。
ディレクターは4班合計で約28人。
各班が月4〜5回ずつ直撃する中で、
1班で2件密着が成功すれば上出来だという。

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密着が成功しても、さらなる関門が待ち受ける。
「プレビュー」と呼ばれる社内試写会だ。
各班内で約5回、テレビ東京局内で約3回ほど行われ、
他のディレクターや総合演出家、
プロデューサーらに細部までチェックされる。
「現場が面白くて、その熱で編集したけど、
『で?』とダメ出しされてボツになることも多々ある」。
北海道や沖縄まで行っても、つまらなければお蔵入り。
その狭き門を突破した映像だけが、
司会のバナナマンが待つスタジオでの収録にたどり着くのだ。

番組で数多のオモシロYOUが登場した一方で、
密着のハードルも上がった。
「密着が決まったら、そこから地獄が始まる。
どうやって成立させようかとばかり考えるようになる。
きっとその緊張感がモニターを通じて伝わるから、
この番組は面白いんでしょうね」
と話し、五十嵐さんは成田を後にした。

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当然放送されるのは、
インタビューに応じた人だけなので、
次々とインタビューに応じているように見えるが、
実際は、取材NGが大部分を占めるようだ。

また、取材を受けた側、
特に日本在住者は、
「いつ放送されるのか」
とワクワクしながら番組を見ているに違いないが、
結局ボツになって放送されていものも多いだろう。

次のような別の記事も参照。

14年のNHK連続テレビ小説「マッサン」に主演した、
女優のシャーロット・ケイト・フォックス(31)が、
テレビ東京系バラエティー「Youは何しに日本へ?」の取材を
受けていたことが分かった。
「マッサン」のオーディションのため
日米を往復していた無名時代に
成田空港でマイクを向けられたもので、
当時の映像は無いが、
今回シャーロットが同局系ドラマ
「三匹のおっさん3〜正義の味方、みたび!!〜」(金曜・後8時)に
同様のシーンでゲスト出演する際に、
本人が明かしたという。

シャーロットは、「三匹の〜」で
外国人観光客をターゲットにした
民泊詐欺の被害に遭ってしまう女性を演じる。
来日シーンの空港で「You〜」の直撃を受けるが、
シャーロットがデビュー前に実際に直撃されていたことを告白。
当時はお蔵入りしたが今回ドラマ内で“出演”を果たした。

当時のスタッフは
「まさか『マッサン』の主演女優だったとは知らずに
インタビューをお願いしてしまいました。
そのときは出演が成立しませんでしたが、
今回フィクションではありますが
『You〜』に出演してもらえたのは夢のようです」とコメントしている。


「YOU〜」では、
思いがけず大物にインタビューしてしまうことがある。

↓はミランダ・カー

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↓はベネディクト・カンバーバッチ

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ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』  テレビ番組

テレビドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」
(火曜夜10時からTBSテレビ)の評判がいい。

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なにしろ、10月11日の放送開始以来、
視聴率が
10.2%→12.1%→12.5%→13.0%→
13.3%→13.6%→13.6%→16.1%
と、右肩上がりを続け、
エンドクレジットで踊る「恋ダンス」の人気もあって、
ちょっとした社会現象にまでなっているのだ。

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原作は海野つなみ作のコミックで、
雑誌「Kiss」に今も連載中。
単行本は8巻まで刊行され、
2015年、第39回講談社漫画賞・少女部門受賞。
略称は「逃げ恥」(にげはじ)。

タイトルの「逃げるは恥だが役に立つ」は、
ハンガリーのことわざで、
「自分の得意分野で勝負せよ」の意。

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大学院を出ながらも就職難で派遣社員になった森山みくり(25)は、
大学院卒という高学歴が逆にわざわいして、
派遣切りに遭い、無職の身となってしまう。

求職中の娘を見かねた父は、
家事代行サービスを利用していた元部下・津崎平匡(つざき・ひらまさ、35)が
折りよく代行の会社を替えようとしていたところを頼み込んで、
みくりに週1回の家事代行の仕事を取り付けてくる。
みくりが家事全般が得意なのは
掃除のパートで働いていた母譲りのところがあったのだ。

気難しい性格で、
あまり他人に構われることを好まない平匡だったが、
みくりとは適度な距離感を保って良好な関係を築く。

定年を機に田舎へ引っ越すという願望を
みくりの両親が叶えることになり、
一緒に田舎に引っ越したら、
もっと就職口などなくなってしまうと危惧したみくりは
平匡に「就職としての結婚」を持ちかけ、
その提案に経済的メリットを感じた平匡は了承し、
2人は契約結婚という道を選ぶ。
婚姻届けは出さないが、
妻(未届け)とした住民票を移す。

こうして「雇用主」と「従業員」という関係の
奇妙な同居生活が始まる。
周囲には普通の結婚を装うが、
感が良くて、契約結婚を見抜く者も現れる。
なにより、二人の間にほのかな恋心が芽生えるが、
平匡は女性経験がないという引け目があり、
みくりの方には、
心理学を応用した分析で、
「お前、小賢しいんだよ」と
ふられたトラウマがつきまとっている。

本当の結婚と思い込んでいる伯母の百合のプレゼントの宿泊券で
新婚旅行(二人は社員旅行と認識)に出掛けた二人だったが、
その帰路、津崎が思わぬ行動に出て・・・

という現実にはあり得ない設定だが、
それはそれ、原作がコミックだということで。

しかし、大学卒業者の就職難や派遣切り、
草食男子の結婚非願望による少子化など、
現代をうまく織りこんでもいる。

面白いのは登場人物たちで、

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みくり(新垣結衣)は大学では心理学を学び、
大学院で臨床心理士の資格を取得した。
妄想癖が少々あり、自分の現状を
「徹子の部屋」や「情熱大陸」風に妄想する。

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津崎平匡(星野源)は京都大学卒。
IT企業に勤め、プログラマーとしては一流で、
会社で起こる難問を簡単にキーボードを操作して解決する実力の持ち主。
「プロの独身」を自認し、
結婚を「自分と一番遠い出来事」と認識しているが、
みくりとの間に起こった感情を持て余している。

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風見(かざみ、27)(大谷亮平)は平匡の同僚。
イケメンのモテ男だが、
結婚にメリットを感じられず、
付き合っていた彼女と別れる。
「欲しくもないものを買う人がいますか」
という言葉を残して。
みくりと平匡の関係を最初に見抜き、
週2回の家事代行サービスのシェアを申し出、
歯医者の費用を欲しかったみくりはそれに乗ってしまう。
モテ男の風見の存在は平匡のコンプレックスを常に刺激する。

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土屋百合(52)(石田ゆり子)は、みくりの母方の伯母。
20歳位の頃、みくりの兄に
「一生結婚出来ない」と言われ、
予言が的中して、現在に至るまでずっと独身
化粧品会社勤務。敏腕上司だが、煙たがられてもいる。
みくりが幼い頃に「伯母さん」と呼んだらショックを受けたため、
それ以来「百合ちゃん」と呼ばれている。

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沼田(古田新太)は、平匡の同僚。ゲイ。
平匡を密かに狙っている。
風見と共に新婚の平匡家を訪問した際、
ゲリラ豪雨で電車が止まったため平匡家に一泊し、
こっそり覗いた寝室がシングルベッドだったことから、
平匡とみくりの関係を怪しんでいる。

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日野秀司(40)(藤井隆)も、平匡の同僚。
明るく常識的な性格で妻子持ちであり、
休日には家族サービスを欠かさない2人の子どもを持つ父。

他に、みくりの父に宇梶剛士

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母に富田靖子

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役者はそれぞれよく、
特に主役の新垣結衣は、
名前は知っていても演技を見るのは初めてだが、
抜群のコメディエンヌぶりを見せる。
特に妄想に入った時の演技が笑える。

津崎平匡役の星野源は、元々歌手だが、
映画「箱入り息子の恋」で演技は経験済み。
この映画の演技で、
「童貞役は彼の右に出る者はいない」と言われた(私の想像)のか、
今回の役が回って来て、
草食男子を魅力的に演ずる。
絶妙な空気を出し、
可愛らしさもそなえている不思議な役者だ。

「箱入り息子の恋」の、このブログでの紹介は、↓をクリック。

http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20130716/archive

石田ゆり子、古田新太もいい。

主題歌は、星野源が作詞・作曲の「恋」
オリコンチャートで最高2位になった。

エンディングで出演者らが主題歌「恋」のPVのダンスを踊っている。

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振り付けはPerfumeなどの振付師として有名なMIKIKOが担当している。
MILIKOは、リオオリンピック閉会式の
次期開催地東京のプレゼンの振り付けも担当した人。

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物語の舞台となる星野が演じる津崎平匡の家を舞台に、
新垣、星野、石田、大谷、古田が可愛らしい振りを披露。
この通称「恋ダンス」は約1分ほどの長さだが、
企画立ち上げから完成まで約3か月かかったという。

ダンスを見たい方は、↓をクリック。

https://youtu.be/OXqq35nc36I

いろいろな人が「恋ダンス」を踊る様子を撮影し、
その動画をネット上に投稿するブームが起こった。
フィギュアスケートの羽生結弦が
織田信成、田中刑事、宮原知子と恋ダンスを踊る動画も投稿された。
その動画は、↓をクリック。

https://youtu.be/BA9bU3JJ_yU

本日第9話を放送。
12月20日が最終回。

もうじき終わるドラマを紹介されても、と思う方は、
↓をクリック。

http://kissasian.com/Drama/Nigeru-wa-Haji-da-ga-Yaku-ni-Tatsu

外国のサイトでこのドラマを観ることが出来る

実は私もこのドラマを初めて観たのは、第6話。
郷里である伊豆が出るというので観た次第。

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娘に、これはどういうこと、あれはなぜ?
と訊くと、
娘がこのサイトを紹介してくれて、
第1話から第5話までを観た。

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ここをクリックすると、各回が始まる。

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画質が大変良く、英語字幕が出るのが面白い。

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大変ていねいな字幕で、
文書が写ると、
ちゃんと場所を選んで英語字幕を入れてくれる。

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「入浴」と「ニューヨーク」をもじった駄洒落も、
ちゃんと解説を載せてくれる。

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CMもカットされており、
観た外人の感想も掲載。

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外国の人がこうして日本のドラマに触れていると思うと、
なんだか嬉しい。

ダウンロードせずに、
観るだけなら、
法には触れません。


カンブリア宮殿『たこまん』  テレビ番組

テレビ東京の優良番組「カンブリア宮殿」から紹介。

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静岡県掛川市を中心に

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静岡県西部で17軒の店を持つ店があります。

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その名も「たこまん」

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たこ焼きではありません。
お菓子屋です。
行列が出来る繁盛店。

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和菓子もケーキも扱います。

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コンビニのスィーツが台頭している時代に
売り上げ26億円

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地元で取れた食材を使い、

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年賀やクリスマスや様々な祝い事に用いられる
地域密着型のお店。
なにしろクリスマスの時期には、
予約注文が1万2千もあります。

50人に聞いて、50人がファン。

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その社長が、この人、平松季哲(ひでのり)さん。

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社長室には椅子がなく、
立って仕事をしています。

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「みんなが立って仕事をしている時に
社長だけが坐って仕事をするというのが
自分自身で許されない」
といいます。

このあたりが、既に普通の社長とは違います。

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小池栄子が「たこまんさんの菓子の味の基準は?」と訊くと、
こう答えます。
「東京で試食してもらった時、
私どものお菓子を食べた、勉強会の一人が
“平松さんとこのお菓子は
超一流のホテルのような味だと思っていたけれど、
普通のお菓子ですね”と言ったんです。
私、その言葉を聞いて、ものすごく安心したんです。
私どもの近所、地域の皆さんに
親しんで毎日でも食べていただける、
そういう味にするには、
超一流のホテルの味では、
毎日手が出ないわけですね。
それよりも家族に子どもに孫に
いつでも持ってってあげれるような、
そういう味を目指したいな、と思っています」

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地域密着については、
「1万人くらいの町で父と母が創業し、
地域の人に育ててもらったという思いがあるので、
育ててもらったお客様を大切に
恩返ししていきたい、
そういうことで、地域密着になっています」


村上龍が、
1万2千個のクリスマスケーキを
ああして手作りで作って、
採算に合うのかと問うと、
「採算よりも、
本当にお客様に喜んでいただく。
また、(クリスマスのように)夢のある時に
思い切ってやる方が、商売冥利に尽きる」
といいます。

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お店の風景では、
店員の一人が、お客様が帰る時に、
自動ドアのスイッチを、ジャンプして切っている姿が
紹介されていました。

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足の悪い方や車椅子の方だと
自動ドアが閉まってぶつかる危険があるので、
ゆっくり安心して歩いていただけるよう、
スイッチを切ったとの説明。

すると、それを見ていた先輩店員が
カードを取り出して、
何かを書いています。

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そして、そのカードを、その店員に渡しています。

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渡したのは「ありがとうカード」

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それが、これ↓。

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「いい接客をしたな」と思ったら、
素直に書いて、自分の思いを伝えているのだといいます。
このカードはたこまんの社員が全員持っており、
上司、部下関係なく、
いいことをしたと思ったら、すぐに渡します。

もらったカードは専用のノートに貼り、保存します。

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そして、社員が一堂に会する忘年会の席上で、

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「ありがとうカード」を多く配った人を表彰します。
多くもらった人ではなく、
多く配った人を表彰するのです。

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これについて、平松さんはこのように言います。
「人間は相手のことを良く見える人と
欠点を見る人といろいろあると思うんです。
やはり長所を見る癖をつけると
人として幸せになれるのではないかと思うんです」

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これについては、村上龍が
「我々が海外に行くと、
最初に覚えなければならないのは、
サンキュー、ありがとという言葉なんですよね。
でも、海外から日本に働きに来る人が
最初に覚えなければならない日本語って、
“スイマセン”だというんです」
と言うと、平松さんが付け加えます。

「“すいません”はネガティブな言い方ですが、
“ありがとう”はポジティブです。
“ありがとう”を言い続ける人の方が幸せになりますよ。
みんなから喜ばれますから」

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「たこまん」とは、
先代(父親)が昭和の初め、
浅草に修行に行った時、
おかずに初めて酢だこを出され、
そのあまりのうまさに感激し、
自分が店を出す時には、
酢だこのおいしさをお客様に一杯に満たしたい、
という思いから、
「たこの味を満たす」というで「たこ満」
と名付けたのだといいます。

その父の創業した店で、
二代目をついだ平松さんは、
東京で修行した後、
2号店を任され、大繁盛しました。
工場はフル回転しますが、
ある日、社員の一人が突然辞表を提出
「もう付いていけません」の言葉と共に。

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6人いた社員のうち、5人が辞めました。
2号店の経営に熱中するあり、
社員に無理をさせていたことに気づかなかったのです。

悩んだ平松さんは、先輩経営者に相談しました。
すると、このような言葉をもらいました。

「もっともっと従業員に
自分の気持ちを伝えていかないといけない。
“俺が俺が”の、我(が)を捨てて、
“おかげおかげ”の、下(げ)で暮らせ」

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相談に行った帰り道、
ずっと泣いて運転して帰って来たといいます。

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社員のおかげで会社は成り立っている、

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そう気づいた平松さんは、
時間があれば現場を周り、
社員と言葉を交わすようになります。

社員の一人のご婦人は言います。
「体調はいいのか、ってすごく心配してくれるんです。
こうやって声をかけてくれるって、ありがたいです。
社長がいるから、辞められない」

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そして、会社の理念としたのが、
「ひとりのお客様の満足と
 ひとりの社員の幸せ」

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閉店後、工場にケーキ作りの社員が集められて、
次の季節の商品作りを依頼され、

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新入社員、古参社員関係なく、
試作品が並びます。

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平松さんの試食で、全員合格。

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入社1年目の社員が
その喜びを語ります。

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“社員の幸せ”が“客の満足”を生みだします。

村上龍の収録後の後記

ひとりのお客様の満足と
ひとりの社員の幸せ、
たこまんの経営理念は、
一見、平凡だが、
非常に重要なことを語っている。
わたしたちの社会は
ずっとこれまで
「全員の満足」「みんなの幸せ」を謳ってきた。
この傾向に変化が見られる。
否応なく「個の時代」がはじまっている気がする。
たこまんは、特定の層ではなく
万人に愛される味を追求しているが、
「平均点」を目指したものではない。
作り手の独断を排し、
徹底して顧客の側に立って
考え抜いた味であり、
まさにそれが「個の時代」をリードする要因と
なっているのだと思う。

「カンブリア宮殿」、いい番組です。


ああ紅白歌合戦  テレビ番組

今更言っても仕方ないのだが、
大晦日の紅白歌合戦はひどかったな。

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元々紅組白組に分かれて歌を競う
という形式が古臭くて時代遅れでどうしようもないと思うが、
それでも、構成・進行はもう少しスマートにならないものか。
グラミー賞やアカデミー賞の洗練された進行を見慣れているから、
紅白の進行は本当にダサい。

ある時期、見直しをして、
オペラ歌手を出したり、外国人歌手出したりしたが、
それも定着せず、
昔の形に必ず戻る。

昔よりよくなったのは、
映像パネルを使った舞台装置くらいか。

Yahooの感想を見ると、
星5つの評価は16%。
以下、星4つ7%、星3つ6%、星2つ6%で、
星1つが66%。
つまり、3人に2人が最低評価ということだ。

感想からいくつか拾ってみると、

○もう紅白歌合戦は国民の期待には応えられないと思います。
そして、NHKもそれが解っていて、
勝敗よりもバラエティー路線にシフトしたのだと思う。
最大の失敗は、
バラエティーなのに勝敗を着けたことだと思います。
全く陳腐な歌合戦になりました。

○そもそも、その年の締めくくりとしての紅白だと思う。
ヒット曲どころか、もう唄ってもいない
古株の歌手がでてくること自体おかしい。
コネや業界の、力加減ででる歌手はいらない。
常連になりたいと思うなら、ヒット曲をだせばいいのだ。
連続出場するのは、容易ではないと意識させるべき。

○だいたい紅白歌合戦は
その年の活躍した歌手及び曲などの
褒美なんじゃないのかなーと思う。
歳の功みたいな歌手とか古い曲とか
毎年同じ曲とか何か間違ってる様なきがする。
老人でも良いが毎年同じ歌を歌うのは感心できない。
飽き飽き以上の何物でも無い。
歌も下手になっていて聞きづらい。
一考の必要がある。
歌っている歌手もつらいと思う。

確かに、古株歌手が古い歌を歌うのが目についた。

郷ひろみ「2億4千億の瞳 エクキゾチックジャパン」
和田アキ子「笑って許して」
石川さゆり「津軽海峡・冬景色」
五木ひろし「千曲川」
高橋真梨子「五番街のマリーへ」
松田聖子「赤いスイトピー」
美輪明宏「ヨイトマケの唄」
森進一「おふくろさん」
近藤真彦「ギンギラギンにさりげなく」

○プロなのに下手な歌ばかりで、本当にガックリします。
その中で光ったのは島津さん、天童さん、森さん・・
藤さんの『マンジュシャカ』は情感のカケラも無くがっかりでした。
佐藤しのぶさんや、錦織さんなどが出ていた頃が懐かしい。
ど迫力の歌唱力で唸らせて欲しいものです。
外国の枠も無く出ているのは子供ばかり・・・
それでは視聴者は離れますね。
裏で年忘れ歌謡コンサートみたいなものをやれば、
間違いなく高齢者はそっとを見るでしょう。
テレ東も懐かしのメロディで高齢者ばかり出すのではなくて、
今の紅白に出ない歌手を総動員したら良いのです。


確かに、古株の歌手の中に、
声が伸びない人たちがかあり見受けられた。

○文字どおりの紅白歌合戦を楽しませてもらいたいものだ。
感動する歌の数々を楽しみたいのだから、
ごちゃごちゃ踊りやコントを繰り広げることは控えめにするべき。
鬱陶しいだけだ。
制御不能の大人数の歌手や過剰な演出は不要だし、
長時間の拘束は一考すべき。
NHKが歌唱の水準を決めて
水準に満たない歌手は出場させないくらいの権限をもてないと、
世代やジャンルを超えた感動の歌にはめぐり合えない。
プロダクションの意向が優先されているなら、
NHKの管理限界を超えている。
改めるべきだ!
民放の質の悪いバラエティもどきの紅白歌合戦にはうんざりするばかり。
視聴率の低下は、近年のテレビ離れの影響や
すべての世代の好みに合わせることは不可能だから、
ある程度の低下は止むを得ない。
視聴率に拘泥しすぎて、
「NHKの紅白歌合戦」制作を見失ってはならない。

まあ、いやなら観なければいい、
という理屈も成り立ちますが、
次のような意見も。

○一体いくらかかっているのだろうか。
受信料を払っている我々に
番組ごとの費用を発表してもいいのではないか?
知名度も無く、うまくもない
どこのだれかわからない歌手や製作費に
莫大な費用が湯水のように当然のことく毎年使われる、
観ている方は面白くもなく
年末の時間をダラダラ費やしてしまう。
こんな状況ならばいっそ紅白は4年に一度にでもして、
そのギャラや費用を難民たちに寄付でもしてほしい。

これ、正論。





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