香港・マカオ旅行記A  旅行関係

香港名物、高層アパートのエアコン室外機。

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冷房専門で、
香港の人は暖房という概念がないそうです。

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それにしても、建物が醜い。

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と言っては悪いですね。

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朝食はホテルではなく、市内の飲茶レストランへ。

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地元の人たちが行く店です。

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時には結婚式もするらしい。

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やはり、朝は、お粥。

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他にこんなものや、

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蒸しもの。

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外へ出ると、土砂降り

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晴れの予報なのに、
「一時、所により雷雨」が、ここに。

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予定を繰り上げて、寝具店に。

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高反発の枕を売っています。

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この方、中国人に見えますが、

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「私、日本語達者な日本人です」と。

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こんな具合に枕を試して、

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多数の人が購入。

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我が家も2個お買い上げ。

その後は、昨日の時計台のところで、

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プロムナードを散策。

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昨日の「シンフォニー・オブ・ライツ」の会場です。

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その後は、
1881ヘルテージへ。

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1881創建の水上警察本部の建物を補修・改装して
2009年にショッピングモールとホテルとしてオープン。

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当時の建物を残したまま、

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下はブランド店、
上はホテル「ハウレットハウス」に。

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この樹は樹齢百年。

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香港、意外と観光資源が少ないですね。

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それから港に行って、

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マカオへの高速船に乗ります。

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香港から一旦「出国」。

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1997年に、香港はイギリスから中国に返還され、
1999年に、マカオはポルトガルから中国に移譲されましたが、
どちらも特別行政区として、
中国大陸とは異なる政治制度を有します。
通貨も別。
つまり、「一国二制度」。

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香港で出国手続きをし、
マカオでは入国手続をします。

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昔より船が大きくなりました。

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その分、快適。

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荷物は大きさ制限があり、
一定の寸法以上は追加料金を取られる、
とガイドブックには書いてありましたが、
実際は計る手間を考えて、
どんなサイズもスルー。

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チケットには、座席表からシールが貼られます。

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昔、航空機の座席も同じ方式だった、
と言っても信じてもらえるかどうか。

はるか遠くに、
香港とマカオをつなぐ橋が見えます。

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港珠澳大橋(Hong Kong-Zhuhai-Macau Bridge)といい、

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幅42m、全長35qと世界最長クラスの海上橋になります。
今年末には完成予定。
今まで船で1時間余かかった時間が
30分に短縮されます。

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そうなったら、この船はどうなるのでしょうか。

マカオが近づくと、
怪しげなメールが入って来ました。

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そういえば、港にこんな看板がありました。

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オレオレ詐欺は香港・マカオまで波及しているようです。

マカオの入国ではスタンプは廃止、
代わりにパスポート番号などが書かれた
ちいさな紙片をくれます。

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マカオにも高層アパート。

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人口密度は1キロ平方あたり1万8千568人。

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従って、上に上にと住居を積み上げます。

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昼食は、ここでポルトガル料理を。

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旧ポルトガル領だった名残です。

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そういえば、港の表記も
中国語とポルトガル語と英語でした。

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ここも地元の人が集まるレストランで、

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大皿で出て、取り分ける料理です。

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ポルトガル風コロッケや

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ポルトガル風チャーハン

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など、全8品。

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これから、世界遺産の観光に出掛けます。


映画『検察側の罪人』  映画関係

[映画紹介]

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東京地方検察庁を舞台に、
人望の厚い先輩検事と
彼に心酔する新米検事の
ある殺人事件を巡る
葛藤を描く。

題名の持つ味
(アガサ・クリスティの「検察側の証人」のもじり)
に惹かれて、鑑賞。

観終えた後、
こういう、検察官がとんでもないことをする話、
どこかで読んだことがあるなあ、
と思って、本ブログを調べてみたら、
4年前に雫井脩介の原作本を読んでいたのだった。

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そこで、原作との相違を述べます。
原作は原作、映画は映画、
という主張があることは確かですが、
映画を観た後、
「原作ではこうだった」
「原作とは、こう違う」
などと話すのは、
映画の楽しみ方の一つだと思うからです。

ただ、ネタバレを含みますので、
観る予定の人は、観てから読んで下さい。

ストーリーを含めた原作についてのブログは、↓をクリック。

原作本

基本的にストーリーは、原作を踏襲
ただ、原作に付け加えた部分が問題。

まず、事務官の橘沙穂が、
記事にするために検察庁に潜入
というのは、原作にはない。
そもそもこんな現実的に無理な設定は、全く不要

最上の学生時代の親友で国会議員の丹野の
国が戦前に向かっているという思想
及び最上の祖父のインパール作戦における
書物における反戦の訴え、
というのも原作にはなく、
これは監督の好みを反映させたものと思うが、
全くの空振り

容疑者弓岡を巡るヤクザがからむ部分も原作にはないが、
これは弓岡を最上が誘い出す理由としては成立しているかもしれない。

23年前の事件を追う水野という記者が原作には出て来るが、
それはカット

協力者として、
白川という老練な弁護士が原作に登場するが、
その活躍の場面はなく、
お祝いのパーティーで挨拶するのみ。
映画の観客は、山崎努が演ずるこの人物が誰なのか、
最後まで分からないだろう。

葬式の奇妙な舞踏は、意味不明。
川の向こう岸の舞踏も同様。

ラストは原作を大幅に改変。
原作では最上は逮捕されるが、
映画では放置。
この終わり方で納得できる人はいるだろうか。

特にインパール作戦を通じての反戦の部分は、
最上の夢に出て来るくらいだから、
重要なつもりだろうが、
なぜこんなことをするのだろうか。
映画に監督の思想を上乗せするのは、やめてもらいたい。

23年前の時効になった事件
犯人が逃げおおせたのに対し、
最上が何でそんなに強烈に犯人を許せず、
冤罪をでっちあげてまで犯人を死刑にしたい、
そのためには自分が殺人を犯しても是とする、
というほど強烈な過去へのこだわりは、
ついに納得させることは出来なかった。
これは原作共通の弱点だが、
新米検事たちの教官として、
正義と法を説く最上のキャラクターとは整合しない。
映画化に際して、この弱点を補うものがあるかと思ったが、
その工夫はなかった。

全体にセリフが聞き取りにくく、
分かりづらい展開。
収穫は、
諏訪部を演じた松重豊
松倉を演じた酒向芳
卓抜な演技だろうか。

私は、日本の監督は小説を読みこなす力がない、
その結果、原作をいじっては失敗するという持論の持ち主だが、
今度もその持論を裏付けられる結果となった。

5段階評価の「3」

予告編は↓をクリック。

https://youtu.be/fG4_Yq0ee_I

TOHOシネマズ他で上映中。

タグ: 映画

香港・マカオ旅行記@  旅行関係

それでは、旅行記を始めましょう。

今回利用した航空会社は、
キャセイ・パシフック航空

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香港のフラッグ・キャリアです。

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座席は3・4・3。

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私たちの席は後部だったので、
中央にもかかわらず、3席でした。
ビデオはオンデマンドで、

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日本語で観れるのは、10本ほど。

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機内食。

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4時間ほどで着きました。
外は雨。

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予報では、雨と曇りと晴れとみんな違い、
共通しているのは、「一時所により雷雨」。

香港空港は大きな空港で、

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東南アジアのハブ空港です。

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市内まで列車も走っていますが、

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私たちはツァーなので、バスで。
ガイドはヨウさん。

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日本には、ツァー客を連れて170回ほど来ているそうで、
達者な日本語ですが、
時々意味不明になることも。

車内は飲食禁止で、罰金を取られます。

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外は、見えません。

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最初の観光地に着く頃には、小雨に。

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香港名物の高層アパート。

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香港の人口密度は、1平方キロメートルあたり6千688人。
東京23区(1万4千389人/平方q)よりも低いですが、
山岳地を多く抱えるためで、
可住地の人口密度は非常に高く
地区によっては5万人/平方qを超え、
その分を上に積み重ねて、
高層マンションなどの集合建築が密集しています。

最初の観光地、黄大仙寺院

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正式な名称は赤松黄大仙祠または嗇色園黄大仙祠で、
香港の三大宗教である道教仏教儒教が習合しており、
本尊は黄初平(晋時代の仙人)、観世音菩薩、そして孔子。
主に病気平癒祈願の寺院として信仰を集めています。

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1915年、広東省出身の梁仁菴によって創建されました。
火災に遭い神託によって
1921年に当地に移転しました。

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熱心にお参りする人たち。

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建築様式は庭園をはじめとして
中国の典型的な寺院建築を踏襲しており、
陰陽五行説に従った池の配置や様々な彫刻で知られています。

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十二支の広場
干支の像が並んでいます。

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私の干支は猪ですが、
中国では豚です。

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盆栽?

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ここは、占いの店。

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祠の外周に100を超える占い師や
風水グッズを扱う店が軒を連ねています。

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日本語の店もあります。

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阿佐ヶ谷姉妹も来たようです。
「今のキャラでいいんでしょうか」とでも訊いたのか。

あっという間に第1回観光は終わり、ホテルに。

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昔、空港があった時には繁盛したホテルでしたが、
今は下のクラス。
外は工事現場です。

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夕食は、ここで北京料理を。

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ご覧のとおりの繁盛。

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回転テーブルは日本の発明だとか。

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メインは北京ダック

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ここでは全て中華料理。
北京料理、四川料理、広東料理などの区別があります。

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日本で中華料理というと、日本流にアレンジしたもので、
中国料理というと、純粋の中国料理を呼ぶのだそうです。

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デザートは、杏仁豆腐。

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他で、全11品。

バスは九龍半島から香港島に渡り、山へ。

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ヴィクトリア・ピークは標高552mもあります。

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こんな展望台も出来ていました。

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雨模様のため、夜景はあまり綺麗ではありませんでした。

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下に下りて、フェリーに乗ります。

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香港島から九龍半島へは7分ほど。

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1888年からの名物船。
昔は20分ほどかかりましたが、
埋め立てが進んで、短くなったそうです。

時計塔の脇で、

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午後8時からの
シンフォニー・オブ・ライツを観ました。

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湾岸に建つ44のビルが、
音楽に合わせてイルミネーションを輝かせ、
レーザー光線やサーチライトを放つ、
ということですが、
もう少し何とかならないのか、
と思いました。

↓は、紹介されていた写真。

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これは加工されている?

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これは加工し過ぎ?

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ホテルの近所を探検。

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この辺は、昔の「九龍城」のあったあたりで、

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今は、タイ料理店が軒を連ねます。

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九龍城は、香港マフィアの魔窟でした。

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セブンイレブンでは、

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日本の食べ物が沢山売られていました。

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缶コーラは160円位。

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ペットボトルも同じくらい。

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こうして、香港の第一夜は更けていきました。



小説『死の島』  書籍関係

[書籍紹介]

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出版社で編集者として勤務し、
65歳で定年を迎えたあとは
カルチャースクールで
小説創作講座を教えていた澤登志男(69歳)。
3年前に腎臓がんで手術を受けたが、
最近、転移が発見され、
余命いくばくもないことを知る。
そんなこともあって、カルチャースクールを辞めた数日後、
かつての恋人、三枝貴美子の妹・久仁子から電話があり、
ごく最近、貴美子がガンで63歳で亡くなったことを告げられる。

貴美子とは、澤が44歳、貴美子が38歳のときに出逢った。
その頃、澤には妻と娘がいた。
澤は48歳のときに女性問題で離婚し、
娘の美紀は澤を憎み、交流はない。
離婚後に貴美子と結婚する道もあったが、
その時には情熱が失われており、
貴美子とも別れてしまった。

貴美子は、生涯独身で、
膵臓癌が発見されてからも、
治療は全て拒否し、
在宅訪問看護を受けて鎮痛剤を投与してもらい、
自宅のベッドで、眠るように息を引き取ったという。
久仁子は遺品整理をしていたときに、
「自分が死んだら、澤登志男さんに渡してほしい」
というメッセージが添えられた一冊の本を見つける。
久仁子から受け取ったその本は、
「ベックリーン 死の島」という、絵の解説書だった。
「死の島」の絵に、澤は魅了される。

この貴美子との思い出と「死の島」の絵との話に、
カルチャースクールの教え子で、
澤を崇拝する若い女性・宮島樹里との話がからむ。
樹里はスクールで「抹殺」という小説を書き、
普段褒めない澤に褒められた経験を持つ。
実は、その小説は、
樹里の母と祖父との禁断の情交を扱ったものだった。

次第に近づいていく澤と樹里。
しかし、澤には、自分の人生を終わらせる、
ある計画があった・・・

というわけで、死を宣告された初老の男と
家族の間の不倫に悩む若い女性との交流を描く。

69歳という年齢が近いこともあり
(なにしろ、小説の中の誕生年が私と同じ)、
死の宣告を受けた男性の内面を興味深く読んだ。

澤はインテリで、
プライドが高く、
編集者という観点から
やや人生を皮肉にしか見れない人物。
終末期における感謝の有効性などに疑いを持ち、拒否する。
友人もなく、家族もなく、
その上生活感がなく、
小説の登場人物としては、
ちょっと現実味に欠ける

小説の中に登場する「死の島」という絵も、
ネットで調べたら、
随分、小説を読んで想像していたものと違っていたので、
意外だった。

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                   (バーゼル市立美術館所蔵)

「死の島」は、スイス出身の画家
アルノルト・ベックリン(1827〜1901年)の代表作。
暗い水辺の向こうに浮かぶ荒廃した岩の小島を描いており、
小さな手こぎの舟が島に向かっている。
舟には、白いものですっかり覆われて立つ人の姿があり、
そのすぐ後ろには花綱で飾られた白い棺のようなものがある。
狭い小島に広がるのは、高く、暗い糸杉の木立であり、
岩壁に穿たれた墓所と窓も葬送の主題に属する。
多くの人が、船のこぎ手を
ギリシア神話において
死者の魂を冥府へと案内するカローンと解している。
白で覆われた人物は死後の世界に連れて行かれる
亡くなったばかりの人間の亡霊となる。

ベックリンは1880年から1886年の間に
この謎めいた主題の絵を繰り返し描いており、
作品はそれぞれ少しずつ異なっている。

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                    (メトロポリタン美術館所蔵)

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                       (ベルリン美術館所蔵)

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                  (ライプツィヒ造形美術館所蔵)

フロイト、レーニン、クレマンソー、ヘッセらの共感を呼び、
中でもアドルフ・ヒトラーがこの絵を好んだ。
ラフマニノフ交響詩「死の島」を作曲している。
聴きたい方は、↓をクリック。

https://youtu.be/rBg3xY2s5GE

ベックリンは、後に「生の島」という絵も書いている。

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                    (バーゼル市立美術館所蔵)

また、自死を選んだ有名人の死も背景にある。
ヘミングウェイ、川端康成、三島由紀夫、
中でも江藤淳の死の際の次の遺書も重要な役目を果たす。

「心身の不自由は進み、病苦は堪え難し。
脳梗塞こうそくの発作に遭いし以来の江藤淳は形骸に過ぎず。
自ら処決して形骸を断ずる所以ゆえんなり」

69歳という若さで死の宣告を受けた
あるインテリの苦悶。
いずれにせよ、
死は避けられない。
ならば、いかにその時を迎えるか。
生きている人間にとって永遠の課題が突きつけられる。

そういう男にとって樹里の存在が救いとなるわけだが、
何だか都合がいい感じがする。
なにより、長年の編集者の仕事の中で
一人の親友も持つことができなかった澤という人間性が
自業自得だという気がする。

澤については、筆者自身がこう書く。

これまで、思想だの文学だのを利用するだけ利用して、
青臭く論陣を張ってきた。
つまらない意見を吐かれたら、
その場であっさり論破し、
皮肉な笑顔を向けてきた。
好き嫌いが烈しかった。
人間のえり好みが病的に徹底していることは、
彼自身、よくわかっていた。
優しい人間であるかのようにふるまうことは
いくらでもできたが、
彼の中には常に冷酷と非情があった。
それらを彼は、日毎夜毎、
酒を飲むことによってなだめすかしてきた。
飽きることなく肺の奥に送り込み続けてきた煙草の煙も、
尖ったものを和らげるために、
三度の食事よりも必要なものだった。
長い間、頭の中に、
常に大量の血を送り込まなければならないような
生き方をしてきた。
怒りと苛立ち、不満と嫌悪、皮肉が彼を支配していた。
血管は常時、膨れあがり、爆発寸前になっていた。
その結果、細胞に病変が生じた。
悪性化し、取り返しがつかなくなった。
刻々と死が近づいていた。
自業自得とはまさにこのことだった。

その結果が、親しかった人たちとも連絡が途絶え、
マンションの一室にこもって、
過去をたどり、
死の方法だけを考えるような終結点を迎えるのである。

その死への対決も
インテリの傲慢のようにしか感じられなかった。
なにしろ、澤のしたことは、
2人の真摯に対応した医師を裏切り、
それどころか、だますことさえしているのだ。
貴美子のように尊厳死という方法もあるのに、
わざわざそうでない行為は
知識人の頭の中での考察だけだったような気がする。

主人公がもう少し、
世間との関わりの深い人物であれば
共感を呼んだかもしれないが。

それと、69歳にもかかわらず、
自ら「老人」「老いぼれ」と
自分を呼ぶのも気に食わなかった。

                                        
さて、同年齢の私だが、
さいわい、体には悪いところがない。
しかし、どんな人にも死は訪れるわけだから、
やがて、その時を迎える。
その時にどうするかは、
澤の立場に立たなければならないと分からないだろう。

分からない世界のことを描いたこの小説。
参考にはなるが、共感は生まれなかった。

表紙の装画は山本六三「ノスタルジィを見つめるスフィンクス」

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香港から戻りました  旅行関係

今夕、香港から戻りました。

香港の観光地を巡り、

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夜景は、雨の後で、少々かすみ気味。

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湾の高層ビルのライトアップを使ったショー、
「シンフォニー・オブ・ライツ」を鑑賞。

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1881ヘリテージは、初めて。

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2階建てバスにも乗りました。

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マカオに渡り、

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数々の世界遺産を見て、

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ヴェネチアンに宿泊。

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65歳で急逝した建築家、ザハ・ハディッド設計による
新しいホテル「モーフィアス」

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内部も観ることができました。
これは、すごい。

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そして、目的であるショー
「ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター」

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カミさんも娘も大変感動してくれました。

というわけで、旅行記は、後日、開始します。





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