映画『ワンダー 君は太陽』  映画関係

[映画紹介]

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全世界で800万部以上を売り上げた
R・J・パラシオのベストセラー小説「ワンダー」を、
「ウォールフラワー」のスティーブン・チョボウスキー監督・脚本で映画化。

10歳の少年オギーは、生まれつきの障がいにより、
変形した顔の持ち主だった。
27回の整形手術に耐えてきたものの、
人前では宇宙飛行士のヘルメットを脱ぎたがらなかった。

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オギーは宇宙に憧れ、
「スター・ ウォーズ」を愛する普通の子供だ。
ただ、変わった顔を除いて。

オギーは幼い頃からずっと母イザベルと自宅学習をしてきたが、
ミドルスクールの区切りとなる小学5年生になって
初めて学校へ通うことになった。
父親は「まだ早い」と反対したのを
母親が押し切っての決断だった。

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学校の門までヘルメットをかぶっていたオギーは、
ヘルメットを取り、
教室に向かう。
それを見送る父と母と姉。

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はじめのうちは同級生たちからじろじろ眺められたり
避けられたりし、
昼食時には誰もオギーのテーブルに座らない。
陰で「ペスト菌」だの「ゾンビ」だの呼ばれるオギーだったが、
家族からの深い愛を糧に
強く明るく前へ進んでいく。
時には母親に「なぜ僕は醜いの?」と泣きながら訴えることもあったが、
母親は「顔は人の過去を示す地図だから、
あなたは絶対に醜くないわ」とキッパリと答える。
やがて、友達も出来、優秀なことが分かって、
周囲に変化が見られるようになる。

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このオギーの世界に並行して、
姉のヴィア、
その幼馴染みのミランダ、
初めての友達ジャック
の世界が描かれる。
ヴィアの高校生活も描かれ、
幼なじみの大親友と疎遠になってしまったり、
演劇クラスで知り合った男の子との恋も描かれる。
中でも、演劇クラスで上演される「わが町」のくだりがいい。
「わが町」はソーントン・ワイルダーの
ピューリッツァー賞受賞作で、
装置が簡単で登場人物が多いことから、
高校演劇でよく演じられる。
アメリカの片田舎での人の営みを描いた感動作。

ハロウィン、クリスマス、演劇発表会、
理科研究大会に林間学校と、
アメリカの子供たちの姿を活写する。
そして、1年がたち、修了式を迎えた時、
ある出来事が・・・・

クラスに体の悪い子を一緒にすると、
クラス全体が優しくなる、
という話を聞いたことがある。
まさに、この最後のくだりは、それだろう。

顔がへんだというだけで、
周囲から理不尽な反応を受ける男の子が、
内面の輝きを武器に成長していく物語。
そのやさしさが観客の胸を打つ。

オギーを演ずるのは、
「ルーム」の天才子役ジェイコブ・トレンブレイ

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あまりに特殊メイクが見事なので、
そういう顔の子供を見つけてきて演じさせているのかと思ってしまうほど。

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先のアカデミー賞でメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネート
両親をジュリア・ロバーツオーウェン・ウィルソンが演じて、
暖かい家庭を現出する。

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むしろ、いじめっ子の母親が
この親にしてこの子あり、
という感じで、将来を心配してしまう。

子ども版「エレファント・マン」とも呼ばれる作品だが、
実話ではない。
街で顔面が変形した子に出会った時、
対応を誤ってしまった作者が
想像力とリサーチで書いたものだ。
難しい題材ながら、
うまく料理し、
心地よい感動のドラマとなっている。

「正しいこととやさしいことの間で迷ったら、やさしさを選べ」
という魅力的なセリフも登場する。
時々姿を現すする「スター・ウォーズ」の登場人物が面白い。

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全米で公開されると、5週連続トップ5入りを果たし、
全世界興収300億円を越えた。
良い映画に対しては、観客もしっかり応えてくれる。

5段階評価の「4.5」

予告編は↓をクリック。

https://youtu.be/oFyAFL2OmCo

TOHOシネマズ他で上映中。

タグ: 映画




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