今年の重大ニュース  様々な話題

2017年も、あと1日を残すだけとなりました。
ついこの間、正月が来たばかりだと思っていたのに。
本当に月日の経つのが早くなりました。

今年、私の海外旅行は4回
(プーケット、バルカン半島、ソウル、エジプト)
昨年より1回減。
家族の国内旅行1回(愛知県のカミさんの田舎)、
日帰り旅行2回(河津桜、桜名所巡り)
と、いろいろ楽しみました。


それでは、恒例の
今年の重大ニュースを。
読売新聞の読者投票によるものです。

[国内]

1位
14歳棋士、藤井四段が29連勝の新記録
    (えっ、これが1位?)
2位
天皇退位特例法が成立。19年4月末退位、5月改元へ
3位
横綱日馬富士が暴行問題で引退
4位
秋篠宮眞子さま婚約内定
5位
衆院選で自民圧勝。突然の解散で民進分裂、立憲民主が野党第1党に

6位
陸上100メートル桐生、日本人初の9秒台
7位
神奈川・座間のアパートで切断9遺体
8位
上野動物園でパンダ誕生
9位
「森友」「加計」問題などで内閣支持率急落
10位
稀勢の里が第72代横綱に

11位
トランプ米大統領が来日
12位
九州北部で記録的豪雨、37人死亡
13位
フィギュア・浅田真央が現役引退表明
14位
都議選で自民惨敗、都民ファ第1党
15位
フリーアナ・小林麻央さん死去

16位
毒針持つヒアリ、国内で初めて確認
17位
スキー場雪崩、高校生ら8人死亡
18位
世界フィギュア、羽生結弦がフリー世界最高得点で逆転V
19位
森友学園前理事長と妻を逮捕。補助金詐取容疑
20位
日産で無資格社員が検査。スバルでも。検査データ改ざんの企業も続出

21位
「プレミアムフライデー」初実施
22位
「沖ノ島」世界遺産に
23位
東芝、原子力事業で巨額損失
24位
サッカー日本代表W杯出場決定、6大会連続
25位
早実・清宮が高校通算111号本塁打

26位
安倍首相が2020年の憲法改正目標表明
27位
箱根駅伝、青学大が3連覇
28位
東名死亡、あおり行為の男を「危険運転」で起訴
29位
テロ準備罪法が成立
30位
世界卓球混合複、日本勢48年ぶり優勝


[海外]

1位
トランプ米大統領が就任
2位
北朝鮮が6回目の核実験。弾道ミサイル発射も相次ぎ強行
3位
金正男氏、マレーシアの空港で殺害
4位
ノーベル文学賞にカズオ・イシグロ氏
5位
韓国・朴大統領の罷免決定

6位
仏大統領にマクロン氏。最年少39歳
7位
英政府がEU離脱を正式通知
8位
米ラスベガスで銃乱射、58人死亡
9位
トランプ氏が「パリ協定」離脱表明
10位
メキシコ地震、死者369人

11位
国連で核兵器禁止条約を採択
12位
エジプトのモスクで爆弾テロ、死者300人超
13位
英コンサート会場でテロ、22人死亡
14位
ロヒンギャ迫害問題、難民60万人超に
15位
韓国大統領に文在寅氏

16位
夏季五輪、2024年パリ、28年ロスに同時決定
17位
中国共産党大会、習近平政権2期目に
18位
シリアのラッカ完全制圧。「イスラム国」勢力弱体化
19位
スペイン・カタルーニャ自治州の住民投票で独立賛成9割
20位
世界約100か国でサイバー攻撃被害

21位
中国の巨大経済圏構想「一帯一路」会議
22位
米がシリア基地に巡航ミサイル発射
23位
ロンドンで高層住宅火災、死者71人に
24位
中国の民主活動家でノーベル平和賞の劉暁波さん死去
25位
ジンバブエで事実上のクーデター。37年「独裁」の大統領辞任

26位
米がユネスコ脱退方針通知
27位
米株価が史上初の2万ドル突破
28位
トルコで銃乱射テロ、39人死亡
29位
中性子星の合体、重力波と光で観測
30位
米が「THAAD」を韓国に配備



小説『悲嘆の門』  書籍関係

[書籍紹介]

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「サンデー毎日」に2012年7月から
2014年6月まで連載した小説。
なにしろ2年間、
上下巻で800ページ。
長い。
長いが、読ませるのは、
いつもながらの宮部みゆきの筆力。。

主人公は三島孝太郎という大学1年生。
意外と楽しくない大学生活に、
高校時代のフットサルクラブのOBである真岐誠吾(まき・せいご)の誘いで、
クマーという会社でアルバイトを始める。
クマーは最近出来た新しい業種で、
ネット上に存在する情報を監視し、
法律違反や犯罪のおそれのあるものを見つけ出し、
調査、措置する会社だ。
孝太郎は、その女社長で美人の山科鮎子に強い憧れを抱く。

一方、退官刑事の都築茂典(つづき・しげのり)は、
町内にある、廃墟のようになっていて、
茶筒ビルと呼ばれているビルの屋上ガーゴイル像が
夜毎その位置を変えるらしい、という噂について、
町内会長に頼まれて調べることになる。

ガーゴイル・・・
怪物などをかたどった彫刻であり、雨樋の機能をもつ。

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パリのノートルダム大聖堂に多数みられる怪物群は
ガーゴイルとして有名。

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本書の中のガーゴイルの印象は↓が最も近い。

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そのさなか、
不可解な事件が立て続けに起こる。
苫小牧、秋田、三島と起こった殺人の
共通点は、足の指のうち一本が切断されていることだった。
その関連から、これは連続殺人で、
「指ビル」と名付けられてネットは沸騰する。
真岐らは、場所が離れていても、
ネットを介してなら殺人が可能として探る。
更に、戸塚で殺人が起こり、
今度は膝から下が切り取られていた。
段々東京に近づいてくる中、
ついに第5の殺人が起こり、
しかも被害者は山科鮎子で、
全ての指が切り取られていた。

これに、孝太郎の家の向かいに住む園井家の娘、
中学生1年生の部活での
裏サイトでのいじめ事件、
クマーでの同じ学生アルバイトの森永健司の失踪事件がからむ。

森永は新宿区で高齢者が連続的に失踪している事件を追っている間に姿を消した。
孝太郎は森永の調査の足跡をたどり、
貧困のため母親に死なれた孤児の真菜の書く絵から
茶筒ビルのガーゴイル像に行き着く。
夜中に茶筒ビルに出かけた孝太郎は、
合い鍵を作って茶筒ビルに侵入していた都築と遭遇する。
そこで二人が見たものは・・・

と、ここで物語が急速に変質する。
えっ、そういう方向に行くのか、の驚愕。
殺人事件のミステリーと思っていたから、
全く意表を突かれた。

これから読む人のため、ネタばれは避けるが、
宮部みゆきの作品群を知っている方は、
ああ、あの領域群か、と分かることだろう。

こうして、連続殺人、失踪事件、
ビル屋上の悪魔像の話、
更に美香のいじめが、
縄をなうように一つにまとまってくる
まさにストーリーテラーの宮部みゆきの面目躍如。
読者を惹きつけつつ、
次の展開に向かう手腕は見事としか言いようがない。

背景にネット社会の悪意が存在するのも
現代的テーマを匂わせる。
こうした題材の取り入れ方もぬかりない。

悪意の存在と、
それに対比しての善意の人々の描写も、
いつもながらの宮部ワールドだ。

森永の言葉。

家があって電気とガスと水道が使えて、
三度の飯が食べられて、
大人は仕事をして、
子供は学校へ行く。
そういう生活って、
すごく脆いんだ。
ちょっと判断を誤り、
そこにちょっと不運が重なると、
ぼろぼろとすべてが崩れてなくなってしまうんだよ。

ただ、物語の核となる、
ある世界については、
渇望も領域(リージョン)も輪(サークル)、無名の地など、
何度読んでも
イメージ化できなかった。
まして、「その門をくぐる者、すべての希望を捨てよ」という、
題名となっている「悲嘆の門」も、
なぜそのようなものが存在するのか、
機能を含めて、全く理解できなかった。

こういう世界に引きずり込んだら、
「何でもあり」で、
ご都合主義になってしまう。

しかし、物語を読む楽しみを
たっぷり味あわせてもらった。


映画『ミスター・ロン』  映画関係

新浦安に「いきなり!ステーキ」の支店が出来たというので、
行って来ました。

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このお店、他の支店と違うところがいくつかあります。

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ご覧のとおり、フードコートの中にあるので、
注文の後、↓のお知らせ器具で連絡を待ち、

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窓口で受け取ります。

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そして、フードコートのテーブルで食べます。

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つまり、「立ち食い」ではありません

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そして、トレーは返却口へ。

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いきなり!ステーキフードコート版。

↓は新聞折り込みチラシ。

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今日でめでたく通算3000グラムを越えたので、
↓のゴールドカードにランクアップ。

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特典は、ランクアップ2カ月以内に使える1000円のクーポン、
毎回飲み物がサービス。
誕生月には、USリブロース300gプレゼント。


[映画紹介]

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ロンは台湾の殺し屋
複数の敵を一瞬で皆殺しにする凄腕のナイフ使いだ。
東京に派遣され、
六本木にいる台湾マフィアの暗殺を引き受けるが
失敗に終わる。
(この描写は失敗必至で間が抜けている)
殺されかけるが、すんでのところで逃走し、
トラックの荷台に乗り込んだロンは、
運ばれて、北関東の田舎町に流れ着く。

そこでロンはジュンという少年と
リリーというその母は知り合う。
リリーは台湾人で、風俗につとめていたが、
従業員と親しくなり、
制裁を受けて引き裂かれ、
子供をかかえながら売春をし、
ヒモに覚醒剤を打たれて中毒になった過去を持っている。

ロンは廃屋に住みつくが、
近所の住民たちが面倒を見てくれるようになり、
料理の腕を見込まれて、
牛麺屋の屋台を始めて
行列の出来る店になる。

リリーとジュンとの間も近くなり、
幸福が巡り来るように見えるが、
追手が迫っており、
なによりリリーのヒモが現れ、
また覚醒剤地獄が始まりそうになるが・・・

犯罪者を優しく迎える住民の親切で更生し、
知り合った不幸な女性と親しくなり、
最後はその女性のために一肌脱ぐ。

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絵に描いたような逃亡者のストーリーで、
新味はない。
ありきたりと言えばありきたりそのもので、
先が読めるという点で、
これほど、思った通りに展開する話もない。

しかし、そのストーリー展開が心地よく感じられるのは、
監督のセンス俳優の演技のたまものだろう。

そして、台湾という異国の人間が
栃木県の半端な位置の都市に紛れ込むという面白さ。
世話役をする近所の住民の好意(おせっかい)もなかなかいい。
電気屋はロンの家に違法に電気を開通させ、
大工は屋台を持ち込み、
肉屋、魚屋は食材を調達する。
ロンが自分でいぶかるほどに
見事に巻き込まれてしまう。

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リリーとジュン母子の交流もいい。
演芸大会の景品の一泊旅行で日光に出かけて疑似家族を演じ、
少年野球チームに所属したジュンの送り迎えで、
ボールを交換しあう姿にほのぼのとしたものを感じる。

そして、最後の立ち回り・・・

ミスター・ロンを演ずるのは、チャン・チェン

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ほとんどセリフを話さず、
(なにしろ異国の地だからね)
寡黙な中に運命を受け入れていく男の姿を魅力的に演ずる。
日本語の分からないロンを世話する周囲の住民たちは、
ほとんど無名の俳優たちで、
それだけにリアリティを感ずる。

この映画、台湾映画だが、
撮影、照明、美術、録音などは日本人スタッフが担当。
冒頭と最後に台湾の高雄の町が出るだけで、
大半は日本が舞台で展開する。
監督は俳優でもあるSABU

ちょっと拾い物の、
なかなか心温まる小品である。

5段階評価の「4」

予告編は↓をクリック。

https://youtu.be/HUSX8g5H8bA

新宿武蔵野館、ユナイテットシネマ台場で上映中。

タグ: 映画

4Stars 2017  ミュージカル関係

今日は昼過ぎから
国際フォーラムへ。

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通路にあったツリー。

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下では、即売会が行われています。

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今日の目的地は、ここ、

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ホールCです。

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ホールAの5012席ほどバカでかくはないですが、

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座席数1502席の大劇場。
音響設備が評判です。

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行事は、これ。

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「4Stars 2017」
世界のミュージカルの4大スターを集めてのコンサート。
4人は誰かというと、
↓の4人。

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まず、ラミン・カリムルー

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イラン生まれのカナダ人。39歳。
「レ・ミゼラブル」ではマリウス、アンジョルラス、ジャン・バルジャンを、
「オペラ座の怪人」ではラウル、ファントム役を演じています。
2012年の「オペラ座の怪人25周年記念公演」でも
ファントム役を演じているから、実力は確か。

次は、シエラ・ボーゲス  Sierra Boggess

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アメリカ生まれ。35歳。
ディズニーの「リトル・マーメイド」のオリジナルのアリエル、
「スクール・オブ・ロック」のロザリー、
「ラブ・ネヴァー・ダイズ」のクリスチーヌを経て、
「オペラ座の怪人25周年記念公演」でクリスチーヌを演じました。
演出家のハロルド・プリンスが、
「世界最高のクリスチーヌ」と絶賛。
確かに、今までで観たどのクリスチーヌよりも
容姿、歌唱が適役でした。
「オペラ座の怪人25周年記念公演」での
ファントムとクリスチーヌが揃うとは、すごいことです。

日本から 城田優 Yu Shirota。32歳。

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「エリザベート」のトート、
「ロミオとジュリエット」のロミオ役を演じています。
前回の2013年版の時は、
「この世界的な3人に混じって、大丈夫か」
と心配しましたが、
さしたる見劣りもせず、
堂々と渡り合っていたのに感心しました。
その実績で、今回も起用されました。

以上の3人は2013年版と同じメンバーで、
そして、4人目。
前回はレア・サロンガ
「ミス・サイゴン」の初代キムでしたが、
今回は不参加。
代わりにパティーナ・ミラーという方が参加するはずでしたが、
都合によりキャンセルし、
急遽、シンシア・エリヴォの出演が決定。

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初期発券のチケットには、
パティーナの名前が載っており、
その後のチケットではシンシアの名前が掲載されています。

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このシンシアという方がすごい方で、
「カラーパープル」でトニー賞ミュージカル主演女優賞を受賞。
ブロードウェイデビューでの快挙です。
特に、「I'm Here」を歌った時には、
客席が全員スタンディングオベーションをして、
舞台の進行がストップしたという伝説があります。
その生歌が今回のコンサートでは聞くことが出来ます。

舞台は、左右の階段に囲まれてオーケストラが陣取り、
階段の先の横の空間がほどこされた立体感覚。
そのあちこちから登場する歌手たちが、
次の41曲を歌います。

第1幕

01.Corner of the Sky(ピピン)全員
02.パート・オブ・ユア・ワールド(リトルマーメイド)シエラ
03.ネバーランド(ファインディング・ネバーランド)ラミン
04.マリア(ウエスト・サイド・ストーリー)優[スペイン語]
05.カラー・パープル(カラー・パープル)全員

06.Muddy Water(ビッグ・リバー)ラミン、優
07.Another Day of Sun(ラ・ラ・ランド)シエラ、優
08.Where You Are(蜘蛛女のキス)シンシア
09.ロクサーヌのタンゴ(ムーラン・ルージュ)優
10.ククルクク・パロマ(トーク・トゥ・ハー)ラミン

11.アルゼンチンよ泣かないで(エビータ)シンシア
12.闇が広がる(エリザベート)ラミン、優[日本語]
13.Something There(美女と野獣)シエラ、優
14.私のお気に入り(サウンド・オブ・ミュージック)シエラ、優
15.Worlds Apart(ビッグ・リバー)ラミン

16.カフェ・ソング(レ・ミゼラブル)ラミン
17.私だけに(エリザベート)シエラ[日本語]
18.僕こそ音楽(モーツァルト!)優[日本語]
19.Hello Young Lovers/We Kissed in a Shadow(王様と私)シエラ、ラミン
20.僕は怖い(ロミオ&ジュリエット)優[日本語]

21.Aimer(ロミオ&ジュリエット)シエラ、ラミン
22.君住む街で(マイ・フェア・レデイ)ラミン
23.踊り明かそう(マイ・フェア・レデイ)全員

第2幕

24.Everyday Princess(The Princess and the Frog)シンシア
25.カラー・オブ・ザ・ウィンド(ポカホンタス)シエラ

26.美女と野獣(美女と野獣)シンシア、優
27.輝く未来(塔の上のラプンツェル)シエラ、カリム、優
28.Only with You(Nine)カリム
29.Unusual Way(Nine)カリム
30.人生の苦しみ(アイーダ)シンシア

31.蜘蛛女のキス(蜘蛛女のキス)優
32.墓場にて(オペラ座の怪人)シエラ
33.ミュージック・オブ・ザ・ナイト(オペラ座の怪人)ラミン
34.Losing My Mind/Not A Day Goes By(ソンドハイム・オン・ソンドハイム)シンシア、シエラ
35.The Journey Home(ボンベイ・ドリーム)ラミン

36.Home(ファントム)シエラ
37.彼を帰して(レ・ミゼラブル)ラミン
38.I’m Here(カラー・パープル)シンシア
39.Anthem(チェス)全員

アンコール

40.Where Did the Rock Go(スクール・オブ・ロック)シエラ
41.Take Me to Heaven(シスター・アクト)シンシア

冒頭で城田優の簡単なコメントと歌手の紹介があった以外、
トークは全くなし
41曲が途絶えることなく続きます。
それがブロードウェイあり、ウエストエンドあり、
ウィーンあり、フランスあり、インドあり、
そしてディズニーありと、
素晴らしい選曲

歌が四人揃って、うまいこと,うまいこと
会場がビリビリ震えるほど、声量がある。
歌で人を感動させるとは、
こういうことかと、思わされます。

そして、四人がみんな違う声質なのに、
調和が保たれています。
演出はサラナ・ラパイン
センスがいい。
オーケストラも極上の出来。
指揮者がピアノもシンセサイザーも弾きながら指揮するという多彩ぶり。
ダンサーも要所要所で登場。

ブロードウェイでもウエストエンドでも観られない
この顔合わせの
素晴らしいコンサート。
どの曲も素晴らしく輝く、
こんなことは奇跡でしょう。

休憩を含めて2時間半。
年末に極上の時間をすごさせていただきました。

実は、このコンサート、
2013年は観たし、
今回はレア・サロンガが出ないし、
でスルーするつもりでしたが、
娘が先週の土曜日、観に行って、
「素晴らしいから、行くべき」
とメールが入り、
急遽リピーター割引のチケットを
会場で取ってもらったのです。
いい娘を持ったものです。

つくづく感じるのは、
音楽に対する感性を親から与えてもらった幸運。
親に感謝してもし尽くすことはありません。

このコンサートは、明日(28日)まで。
2時の回は若干残っているかも。

公式動画は↓をクリック。

https://youtu.be/cFB1IAM2V4E

「カラーパープル」の動画は、↓をクリック。

https://youtu.be/HbL73Nml7LU

前回2013年版を観ての感想ブログは、↓をクリック。

http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20130620/archive



小説『消えない月』  書籍関係

[書籍紹介]

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田舎から東京に出て来た女の子・さくら(28歳)は
マッサージ店に勤め、資格を取り、
仕事に生きがいを感じてやっているが、
指名してくれた客・松原(31歳)と親しくなり、
つき合うようになる。
ある時、松原がさくらの携帯電話を取り上げて、
男性名の連絡先を全部消す、という事態が起こる。
その後も松原の奇矯な行動はエスカレートし、
さくらは松原に別れのメールを送るが、
松原は執着し、
返してくれない鍵でアパートの室内にも入った気配。
それだけでなく、マッサージ店に投稿し、
さくらの裸の写真を掲載したりするようになる。
さくらはアパートを引き払い、
故郷の実家に身を寄せるが、
そこにも松原は追いかけて来て・・・

田舎娘の東京での恋愛話、と思って読んでいたら、
なんだか雲行きが怪しくなってきて、
ストーカーを扱った作品だと気づく。

さくらの側と松原の側との描写が
章立てを変えて交互に出て来るので、
両者の立場、考え方を読者は詳細に知ることができる。
なるほど、ストーカーは、こうした勝手な論理で付きまとうのか、
と知るだけでなく、
ストーカーされる側にも
対応に過ちがあることが分かる。

たとえばLINEも削除せず、
着信拒否もせず、
どうせ引っ越すからと、金のかかる鍵の交換もしない。
相手からもらった指輪も
マンションに行って郵便受けに入れればいいのに、
1カ月でもつき合った事実があるから、出来ない、と言う。

鍵をめぐっては、
「鍵を返して」とさくらはコーヒーショップで大声を出すが、
松原は、さくらがそう言ったのは、
誰かに監視されていて、わざと言ったのであり、
その鍵を使って助けに来てほしいという
メッセージだったのではないかと
勝手に推測する。
どうもストーカーの側には被害妄想ならぬ
「被妄想」があるようだ。

警察の対処も署によってまちまちで、
特に男性警官は、
「痴話喧嘩」程度にしか扱ってくれない。
最後に行き着いた町の警察では、
親身になってくれる優秀な女性警官にめぐり合うが、
その時には、事態は取り返しのつかないことになっていた。

さくらの周辺のマッサージ店の先輩や
実の弟たちが親身に相談に乗ってくれるが、
中には、親切を装って、
実は事態を進行させているような人物もいる。
松原の同僚の女性など、
存在自体が不気味だ。

最後に相談に乗ってくれた女性警官との対話が興味深い。
「警告しない方がよかったんじゃないか」と言うさくらに、
警官ははっきりと言う。

「警告を受ければ、
自分がストーカーと思われていることに気がつき、
やめる人がほとんどです。
そこでやめられる人は、
好きだからしつこく連絡したとか、
好きだから会いにいったとかで、
ストーカーと呼べるほどではありません。
ストーカーに関して、
動機を好きだからとか
愛しているからとか考える人がいますが、
それは違います」

「ストーカーは、正論を語ります。
自分がどれだけ正しくて、
相手がどれだけ悪いか、
はっきりと話せます。
恋愛において、優先されるのは感情であり、
正論が正しいわけではないと、
彼らや彼女たちには分かりません。
分かっていても、分からないフリをします。
間違っていると指摘されると、
彼らや彼女たちは怒ります」

そして、「運」について、語る。

「相手に会い、自分の怒りをぶつけるために、
ストーカーは努力します。
警察よりも被害者よりも、努力します。
運は平等に、努力する者の味方をします。
それが間違った努力だとしても。
警告されてもつづけるようなストーカーは、
人の話を聞けません。
自分が正しいと信じ、周りに止められても、無視しつづけます。
そのうちに、彼の周りには、味方は一人もいなくなります」

そして、こう警告する。

「運だけが彼に味方します」

現代を切り取った作品になっているし、
文章もなめらかで読みやすい。
章が変わるたびに視点が変更するのでサスペンス感も十分。

題名は、どこまで行ってもついて来るの様に
ストーカーの姿を重ね合わせたもの。





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