映画『君の膵臓をたべたい』  映画関係

[映画紹介]

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人が病気で死ぬ話は敬遠で、
題名も露骨で、観なかったが、
あまりの評判の良さに、遅ればせながら、観た。
(公開は7月28日)

泣いてしまった。
切ないピュアな青春を描いた佳作だった。

高校生の僕は、
同級生の桜良(さくら)が密かにつづる闘病日記「共病文庫」を
偶然見てしまい、
桜良が膵臓の病気で余命わずかなことを知ってしまう。
図書委員になった二人は
交流を通じて、心が触れ合っていくが、

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一緒に旅行し、泊まるはめになっても、
一線を越えることはない。

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検査入院をした桜良を見舞った僕は、
退院後、二人で旅行することを約束するが・・・

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物語は、
母校の教師となった僕が、
図書館の廃止の決定により、
蔵書の整理を依頼され、
一緒に作業する教え子に
桜良と過ごした日々を語り、
現在と過去が交錯する形で進む。
失った青春を回顧する視点がやはり胸を打つ。
そういう構成にした理由は、蔵書の中に秘められた
桜良の親友・恭子への手紙にあるのだが・・・

不治の病、恋、友情などという
一種ありきたりな題材を扱いながら、
胸が暖かく、切なくなるのは不思議だ。
まるで自分の経験のように迫って来る。

それは、やはり、
演ずる二人の若者の持っているものと、
それを引き出した演出の力だとしか思えない。

僕を演じた北村匠海と桜良を演じた浜辺美波の二人

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を配役した時点で、
この映画の成功は決まっていたと思えるほど、
二人の演技はみずみずしい

特に、桜良の死後、
家を訪ねた僕が
「共病文庫」について切り出し、
「ああ、あなたが・・・」
と母親が渡した日記を読んだ後、
「お母さん、泣いていいですか」
と言った時点で、落涙しない人がいるだろうか。

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遠い昔の、まだ純であった頃の自分に
回帰させてくれるような青春映画だった。

住野よるの原作↓を

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月川翔が監督。

5段階評価の「4」

予告編は↓をクリック。

https://youtu.be/1-L-tS3Erak

もうじき、公開終了。

タグ: 映画

エジプト旅行記Iアスワンからカイロへ  旅行関係

アブ・シンベル神殿を見た後は、
再び280qを3時間かけて走破して、
アスワンへ戻ります。

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こんな景色が延々と続きます。

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このような奇岩や

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ピラミッドみたいな岩。

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今度も蜃気楼が。

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やがて景色が変わり、

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ナセル湖が眼前に。

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ここは、アスワン・ハイダム

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ナイル川をせき止めて作りました。

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アスワンダムは2つありますが、
現在ではアスワンダムと言うとアスワン・ハイダムを指すことが多く、
古いアスワンダムは、アスワン・ロウダムとも呼ばれます。

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その結果出来たのが、ナセル湖。
琵琶湖の7.5倍あります。

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ナセルは、大統領の名前です。

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アスワン・ハイダムは、
アスワン・ロウダムの6.4q上流に建設され、

建設目的は、ナイル川の氾濫防止と灌漑用水の確保。
1901年に建設されてロウダムだけでは力不足であったために、
ナセル大統領がソ連の支援を受けて
国家的事業として計画を立てました。
1970年に完成。

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高さ111m、全長3600m。
日本の黒部第4ダムは、
堤高186m、
堤頂長492m。

アスワン・ハイダムの完成によって、
毎年のように起こっていたナイル川の氾濫を防止するとともに、
12基の水力発電装置が210万キロワットの電力を供給。
(黒部ダムは33万5千キロワット)

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建設においては、
資金技術面以外にも二つの大きな問題がありました。
水没地域の約9万人といわれる住民の移住と、
古代エジプトの遺跡群の保護の問題です。

住民は主にルクソールからコム・オンボの間に開かれた
30の新開地へと移住させることで解決。

アブ・シンベル神殿をはじめとする遺跡群は、
当初そのまま水没させてしまう計画でしたが、
国際社会からの反対の声が強く
ユネスコの援助で巨額の費用をかけて移築されました。
アブ・シンベル神殿だけではなく、
アスワン・ロウダム建設時から水没していた
フィラエ島のイシス神殿や、
カラブシャ神殿、アマダ神殿、ワディ・セブアなど
10個ほどの遺跡が水面上へと移設しています。

貯まった水は、
↓のように、下を通って発電します。

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送電線たち。

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さて、ここは?

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何をしているかというと、

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砂漠のさらさらした砂を、
お土産にするため、
採取しているのです。

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18年前、私もやりましたが、
今回は、パス。

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ここは、アスワンの高級ホテル。

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泊まってみたいですね。

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ここで、ランチ。

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香水の店に連れていかれ、

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ガラス細工の工程を見せられ、

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達者な日本語で商品を勧められ、
買うこと、買うこと。

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トイレにあったもの。
きれいな字。
日本人に書いてもらったんでしょうね。

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夕刻、アスワン空港へ。

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空いてます。

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飛行機は、エジプト航空。

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夕陽に送られます。

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飛行時間はちょうど1時間。

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ギザのホテルへ。

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超高級ホテル。

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なにしろ、ホテルからピラミッドが眺められます。

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廊下も広く、

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部屋も豪華。

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プールが見えます。

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一夜明けて、朝のプール。

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外人さんはプールが好き。

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庭からピラミッド。

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なにしろ、このホテルは、
第二次世界大戦中に
ルーズベルト、チャーチル、蒋介石が集まって、
連合国の対日方針などを定めた
カイロ宣言が話し合われた場所。

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第4次中東戦争の停戦が話し合われた場所でもあります。

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朝食はここのレストランで。

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バイキングですが、
他のホテルと比べて、
質・量共に違います。

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庭を散策。

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広いので、カートで移動。

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さて、いよいよ最後の観光に出掛けます。

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連作短編集『芥川症』  書籍関係

[書籍紹介]

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「芥川」ではなく、「芥川」。

芥川龍之介の作品、というより、
題名をもじった医療関係短編集
作者の久坂部羊(くさかべ・よう)氏は、
現職の医師。
それだけに、リアルな医療現場の描写がある。

「病院の中」

題名の出典:「藪の中」
62歳で早死にした父親の治療を巡って、
内科部長、若い医師、看護師、麻酔科医長、
主任看護師、宿直事務員、病理医と
話を聞いていくと、
それぞれが違った見解を述べる。
まさに「藪の中」。
それまで、最善の治療をしてもらってたと感謝していたのが、
疑惑に転ずる。
そして・・・
関係者が一同に会して告げられる真実は、
ひねりが効いている。

「他生門」

題名の出典:「羅生門」
市民からの寄付で、アメリカで心臓移植を受けた下村人志は、
仕事が続かず、自堕落な生活をしている。
パチンコをしていたところを
寄付金を集めてくれた「救う会」のメンバーに見つかり、
生活改善の監視を受けるが・・・
臓器移植をめぐり、
政治的な力に翻弄される主人公の姿を描く。

「耳」

題名の出典:「鼻」
シュールホラー賞を受賞し、
作家になった神尾。
デビュー作がベストセラーになったのはいいが、
次の作品が続かない。
小説のヒントになるかもしれないと
編集担当者が連れていってくれたラボで、
ネズミの背中に生えている人間の耳を見た神尾は、
実は耳フェチ。
その神尾の前に、素晴らしい耳の形をした
ファンの女性の整形美人が現れる・・・

「クモの意図」

題名の出典:「蜘蛛の糸」
看護師の神田多恵は、落語が大好きで、
その日も「クモの糸」という新作落語を聞いて笑っていた。
出勤後、小さな虫を助ける行為で救われる、
という想念に取りつかれた多恵が、
病院で繰り広げる騒動を描く。

「極楽変」

題名の出典:「地獄変」
夜更けのクリニックに駆け込んで来た造形作家ジュローと開業医。
芸術家を気取るジュローに開業医が罠をかける。
開業医の密かな愉しみとは・・・。

「バナナ粥」

題名の出典:「芋粥」
ケアマネージャーの阪本直子は
新しく担当した玉井吾一郎に悩まされていた。
家族は独身の息子一人で、
親の介護のせいで結婚も出来なかったと恨みを抱いている。
しょっちゅう諍いをしているこの父子に
うんざりした直子は・・・
7篇のうち、唯一のハッピーエンド。

「或利口の一生」

題名の出典:「或阿呆の一生」
ある医師の一生を描く。
堅実で理性的で現実がよく分かっている医師なのだが、
その末期は・・・

どの作品もブラックでユーモラスで、哀しくて、おかしい
しかし、それだけの読後感。

                                        

朝日新聞の負け惜しみ  政治関係

衆院選の結果を受け、
朝日新聞社が23、24日、全国世論調査(電話)を実施し、
その結果を掲載した。

自民大勝の理由については
「安倍首相の政策が評価されたから」は26%で、
「そうは思わない」の65%を下回った。
自民支持層でも「評価」45%、
「そうは思わない」48%だった。
立憲支持層では「評価」9%に対し、
「そうは思わない」が89%に達した。

自民党と公明党合わせて
定数の3分の2を超える議席を得たことについて尋ねると、
「多すぎる」が51%で、
「ちょうどよい」32%を上回った。
比例区で自民、公明に投じた人も、
それぞれ3割が「多すぎる」と答えた。
年代別では、18〜29歳で
「ちょうどよい」56%が「多すぎる」23%を上回ったが、
他の年代は、いずれも「多すぎる」の方が多かった。
60代は、69%が「多すぎる」と答えた。

今後、安倍晋三首相の進める政策に対しては
「期待の方が大きい」29%に対し、
「不安の方が大きい」は54%にのぼった。
自民支持層は「期待」58%、
「不安」24%だったが、
無党派層では「期待」11%、
「不安」69%と逆の傾向になった。

安倍首相に今後も首相を「続けてほしい」は全体で37%で、
「そうは思わない」47%の方が多かった。

野党第1党になった立憲民主党には
49%が「期待する」と答え、
「期待しない」41%を上回った。
「期待する」は内閣支持層でも44%、
内閣不支持層では63%に達した。
年代別では、60代の期待が高く、62%が「期待する」と答えた。

政党支持率は自民39%に次いで立憲17%。
ほかは公明4%、希望3%、共産3%、維新2%、社民1%などだった。
調査方法などが異なるため、単純に比較できないが、
前回14年の衆院選直後の調査で、
野党第1党の民主の支持率は7%だった。

内閣支持率は42%(17、18日実施の前回調査は38%)、
不支持率は39%(同40%)だった。

とにかく、朝日新聞は、
選挙の結果を「民意」とは認めたくないようだ。
自公が勝ったのは仕方ないとしても、
それは安倍首相を信頼したわけではない、
と結論付けたいのがミエミエ。
とにかく、安倍政権を打倒するのが「社是」である朝日新聞は、
選挙の結果が悔しくてならないのだ。

注目するのは、
自公明党合わせて3分の2を占めたことについて、
18〜29歳で「ちょうどよい」が56%で、
「多すぎる」23%を上回った点。
その年代は、新聞を読まず、テレビも見ず、
ネットで情報を得る世代。
情報を自由に取得している世代は、
新聞を読む世代とは、全く違う反応をしているのである。


朝日新聞の論調について、
古森義久さん
(産経新聞ワシントン駐在編集特別委員兼論説委員。
国際問題評論家。麗澤大学特別教授。国際教養大学客員教授)が、
Japan-In-depthで、次のような論評を加えているので、
紹介しよう。

今回の総選挙は
改めてニュースメディアのあり方に鋭利な光を当てた。
総選挙の報道や評論がこれでよいのか、
という疑問が再度、提起されたわけだ。

今回の選挙報道でも
党派性を最も顕著に発揮したのはやはり朝日新聞だろう。
選挙キャンペーンの前も最中も、
安倍晋三首相の率いる自民党への反対は
陰に陽に、一貫していた。
とくに安倍氏個人への批判や非難はあからさまだった。

新聞の機能には報道と評論の二つがある。
報道はニュースのお知らせ、
実際に起きた出来事をできるだけ客観的に、
事実に沿って報じるのが報道である。
これに対して新聞社自体の見解をも含めて、
意見を紹介するのが評論である。
この評論には客観性がなくてもよい。
自分の意見を主観的に述べるわけだ。

だが現実には新聞各紙では
この報道と評論の区分は曖昧である。
客観的なニュースのお知らせのなかに、
きわめて主観的な偏見や差別が入り混じるという
新聞記事の実例は数限りない。
だがそれでも新聞の側はこの報道、評論の区分、
客観、主観の区別をつけることに
ベストの努力は試みるべきだろう。

さてこんな基準を念頭にして眺めると、
今回の選挙報道では朝日新聞の偏向が極端に突出していた。
病的にも映る自民党忌避、安倍嫌いが
紙面の全体に満ち満ちていたのだ。
その結果、自民党や安倍首相にとって有利になりうる出来事は
事実でも、重要でも、無視、軽視する結果となる。

この偏りを最もあからさまに感じたのは、
おもしろいことに総選挙結果が判明した後の
朝日新聞代表の評論記事だった。
日本国民の大多数が
安倍首相の自民党を支持する審判を下した後のはずなのに、
いかにもまだその審判が下されていないかのような
内容の評論なのだ。
自分たちの思いどおりには選挙は展開しなかったことを
認めたくない幼稚な苦情を感じさせられた。

朝日新聞10月23日朝刊の一面に堂々と載ったこの記事は
「ゼネラルエディター兼東京本社編成局長 中村史郎」
という筆者名だった。
編成局長というのはおそらく従来の編集局長、
いわば紙面作成の最高責任者とみてよいのだろう。
ちなみに私はこの中村氏を個人的に存知あげている。
十数年前、北京在勤中の特派員同士だった。
なかなか感じのよい、さわやかな記者だった。
だがそれとこれとは別であること、言を俟たない。

この総選挙総括の記事はまず
「『1強』政治 見直す機会に」という見出しだった。
この記述では選挙の前の記事を思わせる。
いまの自民党政権の政治を「1強」と評すことの適否はともかく、
現状を見直す機会に、という意味だろう。
だったら当然、これからの選挙にのぞむ、
というスタンスを思わせる。
だが実は選挙が終わっての総括なのに、
いかにも日本の政治をこれから「見直す機会に」というのだ。
選挙結果を素直に認めたくない悔しさが露骨である。
負け惜しみとは、こういう態度を指すのかとまで感じた。

記事の内容を紹介しよう。

≪国政選挙で連勝街道を走ってきた安倍晋三首相は、
今回も圧勝した。
しかし、内心苦い思いが残ったのではないか。
首相は「まだ私は自民党に厳しい視線が注がれている」と認めた。
「安倍1強」の変化を求める民意の兆しを感じたに違いない≫

以上が書き出しだった。
安倍氏は「圧勝」したのに、
「内心苦い思いが残った」というのだ。

なぜそんな断定ができるのか。
だれでも圧勝すれば、うれしいだろう。
だがそうではないと断じる中村記者の「苦い思い」が伝わってくる
自己閉塞ふうの記述である。

そのうえで「『安倍1強』の変化を求める民意」だというのだ。
いまの政治状況を「安倍1強」と評するのは
朝日新聞の反安倍、反自民党のスタンスからの
主観的な描写である。
こんどの選挙で問われたのは当然ながら政治の現状だった。
その現状を国民の大多数が認めたのだ。
現状の変化を求めない民意が証明されたのだ。

つまりは「安倍1強」なる状況の変化を求めない民意の表明が
こんどの総選挙の結果だったのだ。
であるのに「変化を求める民意」を強調するのは
朝日新聞の単なる願望に過ぎない。
客観的な論拠はない。

さらに続きを紹介しよう。

≪首相自らが招いた逆風下で、
安倍政治そのものが問われた選挙だった。(中略) 
「安倍ブランド」にかつての強さはない。(中略) 
有権者は引き続き自公に政権を託したが、
一方で長期政権に対する飽きや嫌気を感じている≫

これまた矛盾だらけの記述である。
「安倍ブランド」はいま国際的にも強いではないか。
有権者が「長期政権に対する飽きや嫌気を感じている」ならば
なぜその大多数がその長期政権への票を投じたのだろうか。
そもそも中村記者が断定する
有権者全体の「飽きや嫌気」の存在はどんな根拠からなのか。
ただ自分の願いだけ、
悔しさだけからの記述ではないのか。

≪圧倒的な与党の議席獲得と、
民意のバランスや濃淡とのズレが、広がっているのだ。
首相は、まずその現実を認識する必要がある。
おこりやひずみが指摘され続けた「1強」政治を続けるのか。
政治姿勢を見直す機会とすべきではないか≫

これまた一方的な無根拠の主張である。
現実には民意の結果が与党の議席獲得なのである。
民主主義の選挙の真実だろう。
だが中村記者はその真実を認めない。
むしろ真実を逆転させ、勝手に「ズレ」を主張する。
ズレを語るならば、ぜひとも
朝日新聞と民意とのズレを考えてほしい。

中村記者はさらに今回の選挙を
安倍首相の政治姿勢を見直す機会にせよと求めるが、
これまた異様な倒錯である。
政治姿勢を見直す機会がこんどの総選挙だったのだ。
国民の審判が少なくともいま下ったのである。
その「結果」を「機会」と位置付ける中村記者のスタンスは
まさに主客転倒だろう。

≪反省、おわび、謙虚、丁寧な説明・・・・。
首相はこう繰り返したが、これから言行一致が問われる。(中略) 
この先の民意の行方を首相が読み誤れば、
もっと苦い思いをすることになるだろう≫

以上がこの記事の結びだった。
中村記者はあくまで今回の選挙結果を論じることを避け、
「これからの言行一致」へとホコ先を転じる。
首相への民意の支持が証明された直後に
「この先の民意の行方」だけを論じる。
首相が明らかに苦い思いを減らした選挙だったのに、
「もっと苦い思い」を根拠もなく強調する。

それほどまでに自分たちの非や負を認めたくないのか。
敵の勝利を認めたくないのか。
一瞬でも、朝日新聞こそが「民意の読み誤り」や
「もっと苦い思い」を味わうべきだという自省はわかないのだろうか。

この評論の題名は、
『究極の「負け惜しみ」 朝日の総選挙評』
である。
まさに、そのとおり、
もし野党が勝ったら、
「民意が反映された」
と大喜びで見出しをうっただろう。

選挙後、側近との食事会で、
安倍首相が
「仮に自民党が260議席でも叩かれただろう」
と述べていた。
とにかく議席を減らせば、
安倍首相の責任追及をしたかったのだ。
定数10削減にもかかわらず、
公示前の284議席という
絶妙の結果を生んだのが「民意」だった。

その批判の予兆といえる記事が
10月10日の週刊朝日に掲載されている。
自民党の敗北を予想し、
安倍首相の退陣を予測する記事だ。
記事を書いたのは、
小泉耕平、村上新太郎、亀井洋志という3人の記者。

さっそくネットのコメントでは、
「願望を記事にするな」
「願望どころか、妄想」
と批判されていたが、
結果は週刊誌よりネットの反応が正しいことを証明している。

実は、親戚筋で朝日新聞をずっと購読している人がいる。
両親の時からの習慣なので、
変えられないらしい。
その人に、「ああいう記事ばかり読んでいて、影響を受けない?」
と訊いたところ、
次のような回答だった。
「ああ、またやってるな、
と思って読んでいて、
影響されない」
と。

読者にさえ見透かされている朝日新聞、
どこへ行く。


ネット記事に、
ある分析が載っていたので、
その部分を紹介する。

それにしても首相の強運ぶりはミラクルのひと言。
「首相続投を望まない」国民が約47%(毎日新聞社調べ)もいるのに、
選挙が近づくとなぜか支持率アップイベントが発生する。
今回も小池知事の失言だけでなく、
北朝鮮の水爆実験、日経平均株価12連騰などの
レアイベントが次々と起こり、
政権支持率を下支えすることに。

この強運ぶり、もうどうにも止まらない?

という記事に対してのコメントを紹介する。

○運で選挙に勝てるかよ、
 野党が弱過ぎるのはまともな政策を出せないからだ、
 反面、安倍総理は外交的に実績を出している、
 中小企業は実感出来ないが、
 株価が上がってる事も事実、
 それを只の運で済ませるのは
 この記事はあまりにセンスが無いのではないか?

○そういう人なら、強運も実力の内だよ。

○運のない首相より、強運な首相の方がはるかにいい。

○首相に運があるという事は国にとっても、良い事だと思うけど。

○運だけじゃ5連勝できない
 金融緩和政策とか外交とかの成果でしょう。

○産経以外のマスコミが総叩きするのをみて、
 よほど安倍さんが首相だと都合が悪いんだなと
 みんなが気づくことになりました。

○安倍首相に偏向報道が集中するってことは、
 それだけ素晴らしいという事なんだ!
 束になってかかってきても、大勝した!

○外交能力、したたかさ、過去最高だと思う。とても強い。

○まだ、分からないのか
 歴代最高の総理だと思う。

○安倍総理批判者多いが歴代最高の総理だと思うぞ。

○安倍さん、モリカケ問題でまた一段と強くなった。
 国会質疑では自分達をさておいて、
 ケチ、因縁、難癖つける能タリン野党を軽くあしらって下さい。

○投票する時
 8年前民主党に投票してしまった事が頭に過ぎると思います。
 息子娘や孫の就職も頭に過ぎると思います。
 あの民主党時代の悪夢を味わいたく無いのです。

○バブルのツケを未だに支払わせられ、
 あの就職氷河期を経験してる世代には
 あの頃には絶対戻りたくないし、
 自分たちより若い世代に
 あの頃の苦しみを味わせてはいけないって思いもあるんだよ。
 就職先がないのに努力が足りないと蔑まれ、
 穏やかな衰退を受け入れろって論調を展開してたじゃないか
 マスメディアは。
 良い大学出た前途有望な若者が
 どれだけ犠牲になったか分かってるのかな?
 安倍さんが何もしてないと批判する人も居るけど、
 株価は上昇して雇用も増えてんだよ。
 国公立大学出た有能な若者が時給750円のフリーターに
 なるしかなかった頃を知ってる身としては
 仮に安倍さんの人間性に多少の問題があっても
 安倍さん以外の選択肢はないんだよ。
 運で国政選挙5回も勝てるかよ。
 運ではなくこれが民意。

○今回の選挙結果、
 枝野新党を持ち上げる報道があっても、
 自民党が大勝したので
 国民から支持されているという風な論調のところって
 余り見かけない。
「民意とは違うけど、野党が情けないから自民党が大勝した」
 という感じ。
 でも自民党をちゃんと支持しての投票もあったと思う。
 その意見はどこに行くの?
 選挙結果が民意では無いといったら
 民主主義が成り立たないと思う。
 マンセー記事ばかりはイヤだけど、
 サゲサゲ記事ばかりも違和感。

○安倍総理の続投は
 日本の海外での信頼に大きな役割をはたす。

○代わりになれる人がいない。
 自民党に勝てる政党もいない。
 それだけじゃないのかな。

○人間というもには、変われると言う人と
 絶対変われないという人がいる。
 私は条件付けによって変われると思う。
 それは与えられた試練を乗り越えられるかどうかということだ。
 その試練が大きければ大きいほど
 これを乗り切った時には大きく変われる。
 まさに第一次安倍内閣と第二次安倍内閣がそれであろう。
 最初の試練を乗り越える時、
 安倍さんは自問自答して、
 一体何が問題であったか苦悶したにに違いない。
 その結果が現在の「無私の精神」で
 日本を如何にして立ち直りさせるかを
 トッププライオリティにそえ、
 これを理解した人々を動かした結果が今回の「大勝」となった。

○一次内閣のときには、
 手痛い失敗や酷い不運に見舞われている。
 そこから臥薪嘗胆で這い上がった
 精神力、向上心も大いにあると思いますよ。
 ただ運が強いだけではこうはいかない。

○総理になる人の器っていうのは
 自身のマイナス要因が問題になったときに、
 したたかに、堂々としていられるか、
 という胆力がものすごく試されると思う。
 精神的、肉体的、無理はせず、頑張ってほしいものですね

○金正恩、プーチン、習近平、という
 一筋縄ではいかない・いや、
 あくどい代表者揃い。
 それでも安倍首相はトランプ大統領
(ちょっとこれまた問題な人ではあるが、
 上手く掌で転がしながら)と、
 ともに立ち向かって頑張ってくれている。
 安倍首相のお陰で経済、外交も安心して任される。
 今回の選挙では自民党、安倍首相で本当に良かった。
 安倍首相は日本の誇り。
 上記にあげた代表者より、安倍首相は遥かに立派だと思う。

○投票前日に安倍首相の演説を聞きに行って、
 これは本物だと確信できた。

○安部総理、言ったことに信念があると言うかぶれない。
 その心情には、人それぞれ賛否があるのは当然だが、
 現時点では、共感する人が多いんだろうと思う。

○安倍ベター内閣は、まだまだ継続するね。一番でない、二番は長持だね。

○安倍さんは普通に能力あるよ。今までの首相が無能すぎた。

ネットの住民はよく見ている。
多分若い人たちだと思う。
安心した。


映画『殺意の誓約』  映画関係

[映画紹介]

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アイスランドの映画。
良質なサスペンスに仕上がっている。

腕利きの外科医で、
美しい妻と幸せな生活を送るフィンヌルだったが、
唯一の気がかりは、
前妻の娘アンナが大学を中退し、
ドラッグの売人のオッターと同棲していることだった。

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フィンヌルは二人を引き離そうと
オッターの麻薬所持を警察に密告するが、
証拠不十分で釈放されてしまう。
逆恨みをしたオッターは
廃棄したドラッグの代金をフィンヌルに迫り、
脅迫のために家を荒らしたり、
アンナの妹の誘拐を予感させる行動を取ったりする。
妻子に危険が迫っていると感じたフィンヌルは、
オッターを銃で撃ち、
死んだ父親の家に監禁するが・・・

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凶暴でクズのような男にとらわれた娘を
救出するためにした行為が、どんどん深みにはまっていく。
手術の合間にオッターを拉致したのはいいが、
披露困憊で簡単な手術を失敗し、
患者の家族に訴えられそうになる。
逆襲したオッターをうちのめしてしまい、
病院に運んだフィンヌルは、
自分でオッターの手術をし、命を救おうとするはめに陥る。
そして、女性刑事に疑いをかけられ、
妻も疑惑にとらわれ、
尋問で不用意に話したことでアンナからも疑いをかけられる・・・

さあ、この一家はどうなるでしょう、という絶望的な状況だ。

サスペンスを盛り上げるのが、
アイスランドの荒涼とした風景
道路の脇には雪が積もり、擦れ違う車もない。
その中を自転車で疾走するフィンヌルの姿が
孤独と焦燥を際立てる。

役者たちもみんなうまい。

「2ガンズ」「エベレスト3D」などの
バルタザール・コルマウクルが監督が
母国のアイスランドで作った作品。
自ら出演し、達者な演技で存在感を示す。

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アイスランドのアカデミー賞で13部門にノミネートされ、
6部門で受賞を果たしたという。

アイスランド映画に注目させられる作品だ。

原題の「誓約」に「殺意の」をつけた邦題が秀逸
作品の格を一段上げた。

5段階評価の「4」

予告編は↓をクリック。

https://youtu.be/CCztahNRIOA

ヒューマントラストシネマ渋谷で不定期に上映。
(なぜだろう?)
次の上映は10月28日・29日の予定。
時間は直接お問い合わせ下さい。


タグ: 映画




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