『大逆転!』他高杉良作品  書籍関係

「スター・ウォーズ」シリーズ7作目
「STAR WARS :THE FORCE AWAKENS」特報が解禁↓に。

http://www.youtube.com/watch?v=hnNfulu3Vp4&feature=player_embedded

来年の12月18日、世界同時公開。
今までの例だと
日本だけ1カ月位遅れる傾向があるので、
その場合は、
ニューヨークかハワイかソウルに行かねばなりません。


〔書籍紹介〕

高杉良の企業小説の中からいくつかを紹介。

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昭和44年元旦、
読売新聞が歴史に残る大スクープをものにした。
「三菱銀行と第一銀行が合併」
都市銀行の合併は戦後初めてで、
合併すれば、世界第5位の銀行が誕生し、
その後の銀行再編のきっかけになる。
元旦にぶつけてきた読売新聞に、
翌日は休刊日で、
2日後の後追い記事となる
他紙はいろめきたつ。

しかし、
先輩頭取である井上薫会長、酒井杏之助相談役が反対を表明。
大株主、グループ企業も反対を表明し、
支店長会議は圧倒的多数で反対、
従業員組合も反対を表明し、
合併推進役の長谷川重三郎頭取も
1月13日、「白紙還元」を言わざるを得なくなる。
スクープからわずか13日で、
「幻の合併劇」となった。

この小説は、
その顛末をたどるドキュメント小説
ほとんどの登場人物が実名で登場する、
臨場感あふれるものとなっている。

合併反対運動で表に出たのは井上会長だったが、
その背後に、島村道康元常務取締役の力があったことを
この小説は明らかにする。

スクープからさかのぼること7カ月余、
島村常務が長谷川頭取に呼ばれ、
「三菱銀行との合併を考えている」
と打ち明けられるところから話は始まる。
島村常務は即座に反対を表明。
しかし、常務会で反対したのは島村常務一人だった。
井上会長、酒井相談役の二人は共に何の相談も受けておらず、
全ては長谷川頭取の独断専行で行われていた。

井上会長らは、
銀行再編には反対しないものの、
相手が三菱では「対等合併」とはいかず、
いずれ併呑されてしまうことを危惧したのだ。

やがて、常務会で孤立した島村は、
関連会社に飛ばされ、
反対の意志を持っていた病気療養中の常務も亡くなり、
取締役で反対する者が誰もいなくなったので、
長谷川頭取の強行姿勢は強くなるが、
島村は井上会長、酒井相談役と組んで、
大株主、関連企業、支店長、組合に働きかけ、
反対運動を展開していく。

そして、読売新聞のスクープで事態が明らかになった時、
これで既成事実化かと思われたのに反して、
情勢は反対派に有利に動き始める・・・。

実に面白く、一気に読んだ

強力な力を持った最高指揮官が独断専攻をし、
周囲の反対意見を述べる者を切って、
イエスマンだけになった時の企業の意志決定や、
サラリーマンの悲哀も描かれる。

中でも「たった一人の反乱」を貫徹した島村常務の人柄が
大変うまく描かれており、
ついつい反対派に感情移入して読むことになる。

高杉良は、
会話も含めて登場人物たちの行動を活写する。
その臨場感は並ではない。
「ここまで書いて大丈夫か」
と心配するほどだが、
綿密な調査、裏付けがあってのことだろう。

外国企業だとトップの秘密裡の決定でことがすむが、
株式持ち合いで関連企業群を作っている日本では
そうはいかないことで、
日本的風土を描くことにもなっている。
また、一線を退いた先輩役員たちをないがしろにすると
どういう目に合うかも示して興味深い。

大所高所に立って「正論」で押そうとする長谷川と
現場の立場で現実論を展開する島村と、
どちらが勝つかというストーリー。
結果は現実重視の方が勝つわけだが、
私も前職場で、
大きな組織に対抗して反旗を翻した経験があるので、
身をつまされた。
また、組織内でトップに反抗するということもやった。
その時に、
業界長老の支援ほど有り難いものはなかった。

この小説に描かれた題材からは
既に40年も過ぎていることに驚かされる。
今は銀行再編、証券会社再編が進み、
どことどこがくっついたか、
元の銀行名も思い浮かばないほどだが、
それには、
バブル崩壊という手痛い教訓が必要だった。
そういう意味で、
「早すぎた合併」の失敗例として興味深い。

合併に失敗した長谷川頭取は辞任。
その後、頭取に復帰した井上会長によって、
その2年後、
第一銀行は日本勧業銀行との合併を実現する。
その経緯は、
同じ高杉良によって↓の「大合併」という小説で描かれている。


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「大逆転!」で描いた読売新聞のスクープから2年後、
昭和46年3月11日、
今度は日本経済新聞が大スクープをものにした。
「第一・勧銀が対等合併」
新聞に出たため、
当初18日の発表の予定だったのが
急遽繰り上げられ、
11日には記者会見となった。
前回の三菱との合併と違い、
反対はなかった。
むしろ預金高日本一、
世界第7位の銀行の誕生を祝福する声があふれた。

リードしたのは、第一銀行は井上薫頭取、
日本勧業銀行は横田郁(たかし)頭取。
井上頭取は、三菱との合併に失敗した長谷川重三郎頭取が責任を取って退任した後、
会長から頭取に復帰、
およそ1年半かけて横田頭取と秘密裡に会合を重ね、
準備を進めてきた結果だった。
スクープされるまで副頭取にも合併話を伝えていなかったという秘密ぶり。
それも両銀行が同じ中位銀行で
まさに対等合併だったことによる。
前回の読売が「幻のスクープ」だったのに対し、
日経のそれは合併を促進する真性のスクープになったのである。

三菱銀行との合併反対の急先鋒であった井上は、
「私は金融再編に反対ではない。
三菱との合併に反対なのだ」
と述べていたが、
その言葉とおり、
2年後には理想的な相手をみつけて合併に持ち込んだ手腕は感心する。
三菱との合併が失敗に終わった時、
時の大蔵省銀行局長は
「たった一人の頑迷固陋な年寄りのために、
金融再編成の足掛かりを失った」
と言った。
その「年寄り」とは井上氏のことだ。

合併の根本にあるものが、
両指導者の信頼関係にあることがよく描かれている。
また、二人だけではなく、
渋澤倉庫社長の八十島親義(ちかよし)を仲介役として置き、
必ず三人で会って協議したことも成功の一因とされる。

この本は、
どのように合併の準備をしたか、
その間、秘密を守れたのはなぜか
日経がどのようにスクープをものにしたか、
井上が頭取に復帰するに当たっての苦衷、
合併に当たってクリアすべき数々
などが描かれる。
前作「大逆転!」と違い、
対立軸がないだけに
物語としての面白さには欠けるが、
両行の準備委員会で
シンボルマークをはじめ、
一つ一つを詰めていく過程など、
面白い話も沢山出て来る。

その後、
第一勧業銀行は総資産残高では昭和58年、
預金残高では昭和59年に世界第一位になり、
合併の正しさを証明したが、
人事面でのバランスのために
「たすき掛け人事」となり、
「二つの人事部」が存在し、
「一つ屋根の下の二つの銀行」とも言われ、
「D」と「K」の「旧行意識」に苦しめられたが、
世代交代が進むにつれて意識改革が進み、
やがて人事部も一つになり、
日本興業銀行と富士銀行との三者合併により、
「みずほ銀行」へと変わっていく。

金融再編は大蔵省が思うほど進まず、
バブルの崩壊というきつい教訓のもと、
初めて進捗したことは記憶にとどめていいだろう。


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東京電子工業の創業者社長石原修が
社長室で亡くなってしまう。
副社長の宮本正男は、
次期社長について悩み抜く。
特に株式を取得している東亜電産から
利益代表として派遣されてきた野村周造専務を社長にしてはならない。
また、石原社長には妾腹の息子・晴彦がおり、
今銀行員であるその息子を東京電子工業に迎える話もある。
技術畑を掌握している
吉田敏明常務の処遇も考慮しなければならない。
一方、宮本自身が社長に就任する案にも抗しきれない誘惑を感ずる。
こうした状況を巡っての宮本の苦悩を描く。
宮本が到達した結論は・・・

一人の副社長と会社の将来を巡る人間臭い一篇。


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テレビ東日の人事抗争を巡る葛藤を描く。
どうやらテレビ朝日らしいと分かるが、
親会社である新聞社との駆け引きや
取締役同士の確執を物語る。
テレビ局の幹部がこれほど腐敗しているかと
愕然たる思いがするが、
今までの高杉良の作品の中では少し落ちる。



忘年会でいやなこと  耳より情報

もう年末ですね。
年末といえば忘年会
こういう習慣は外国にもあるのでしょうか?
欧米ならクリスマスパーティーということでしょうが。

お酒が大好きで忘年会が楽しみ、という方がいる一方、
気が進まないな、という人もいるに違いない。
特に若手の社員はそうかもしれません。

そこで、20〜30代の若手ビジネスマン200人にアンケート調査した結果が
ネットに出ていたので、紹介します。

忘年会でイヤだったことTOP10

対象:20〜30代男性社会人 
上位3つを選択し
1位3pt、2位2pt、3位1ptとして集計

1位 幹事に任命され、
   みんなの要望や条件を網羅する店選びに苦労した 
149pt
    ・必ず文句を言うヤツがいる
    ・それぞれの要望がまったくかみ合わない
    ・生ビールが飲めて、
     かつ値段が安い店というリクエストがあったが、
     なかなか見つからず苦労した
2位 幹事に任命され、
   みんなの日程を調整するのに苦労した 
120pt
    ・協調性がない人が多すぎて苦労する
    ・みんなの日程を合わせるのもひと苦労、
     さらに店の空き状況も合わず苦労した
3位 お酒を無理やりすすめられた/つぶれてしまった 111pt
    ・上司に焼酎ロックを10杯以上飲まされた
    ・飲むより食べるほうが好きなので、苦痛です
4位 上司や先輩に長々と説教された 88pt
    ・その日にしでかした仕事のミスが引き金になり、
     入社当時のことから振り返ってダメ出しされ続けた
5位 二次会〜三次会参加など長時間拘束された 74pt
    ・二次会がかなり長かったにもかかわらず、
     さらに三次会まであった。
     一体いつまで飲むのかと・・・
6位 「彼女がいるのか?」「どんな子?」など
   根堀り葉堀り聞かれた 
71pt
    ・彼女がいないと言ったら、『作れよ』とか、
     先輩の自慢話を長々と聞かさせられたから
7位 絡み酒や泣き上戸、服を脱ぐなど、
   酒グセの悪い人の相手や介抱をした 
68pt
8位 上司や先輩の武勇伝や昔話を延々聞かされた 60pt
    ・悪自慢とか時代遅れ
9位 隣になった人に同僚や先輩の愚痴や陰口ばかり話された                                    58pt
10位 思っていた以上にお金がかかった 53pt

どれも、嫌がられる理由は
自分の楽しみ方を人に強要する
人の生き方に干渉する
というのが基本のようです。
お酒を「飲め、飲め」とすすめるのもその一つで、
私など、「飲めない」と言うと、
「何だ、飲めないのか」と不機嫌になられました。

前の職場で、行事としてあった宴会も苦痛で、
なにしろ騒々しいから
大声を出さなければならない、
聞きとりにくいので、
話の内容を推測して相槌を打たなければならない、
というのもいやでしたね。
一時期、毎週金曜日に打ち合わせ会というのがあって、
その後、飲み会となり、
はじめは親睦のためと思っていましたが、
やがて苦痛になりました。
というのが、
同じ話の繰り返しで、
たいていは昔の懐古談
それと職場や業界の噂話で、
ある人が
「日本のサラリーマンが
夕方飲みに行って、
すごす時間を別なことに向ければ、
日本の社会はもっと発展するだろう」
と言っていました。

別なネットの記事では、
井藤漢方製薬株式会社が
20〜50代の男女400人に
「飲酒についての調査」を実施。
その結果、女性が「一緒に飲みたくない」と思う男性が明らかになりました。

一緒に飲みたくないと思う男性

第1位 酔うとからんだり、しつこくなる
第2位 飲むと説教をする
第3位 おごらせる、金払いが悪い
第4位 無理にお酒をすすめる
第5位 飲むと自慢話をする
第6位 携帯ばかり気にしている(メールをチェック)
第7位 酔うとべたべたしたり、迫ってくる

第2位、第5位は、
忘年会の項と同じですね。

最近の若い者は、
5時以降の付き合いを断る傾向があるそうですね。
5時から後も職場の人間関係の延長をされるのではかなわない、
というのだそうです。

韓国も夕方以降の飲み屋や屋台が一杯で、
サラリーマンが上司や仲間と一緒に
職場での愚痴を言っているのを見たことがあります。

アメリカのサラリーマンも同じかなあ。
イギリスはパブが盛んで、
そこでも同様なのでしょうか。

さいわい、昨年の忘年会の実績はゼロ。
今年も予定はゼロ。
定年退職のメリットの一つです。




『天才スピヴェット』  映画関係

〔映画紹介〕

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「アメリ」のジャン= ピエール・ジュネ監督が、
ライフ・ラーセンの小説「T・S・スピヴェット君傑作集」を映画化。

モンタナ州に住む10歳の天才少年T・S・スピヴェットは、
時代遅れのカウボーイの父と
昆虫学者の母と
アイドルを夢見る姉と暮らしている。
本当は双子の弟がいたのだが、
事故で亡くしている。

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そのスピヴェット少年にスミソニアン学術協会から電話が入り、
最も優れた発明家に授けられるベアード賞の受賞を知らせてくる。
スピヴェットは永久機関(実際は磁石を用いる)の設計図を投稿していたのだ。
子どもだと不審がられるので、
父親が発明したことにした彼は、
授賞式に出席するため、
家族に内緒で、小さな鞄一つを持って

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モンタナからワシントンDCへ旅立つことになる。

モンタナ州はここ↓。

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ワシントンDCはここ↓。

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その旅の様子が素晴らしい。

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大自然の中を進む貨物列車が美しい。
無賃乗車だから、警備員や警官に追われ、
廃電車に住むホームレスの老人と人生の会話をしたりする。

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列車から下りた後、ヒッチハイクで
米軍帰還兵のトラックの運転手に親切になったり、
さまざまな出来事や人々と出会いながら、
ようやくワシントンDCに到着したスピヴェット少年を待ち受けていたのは・・・

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ここからが思いっきり皮肉の効いた展開
スピヴェットが抱えてた
弟の死に関するトラウマも明らかになる。

オーディションでスピヴェット役に選ばれた
カイル・キャトレット少年が出色の出来。

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奇妙な家庭に育ち、
頭が良すぎるがゆえに
周囲に溶け込めない
孤独と憂愁をしっかり演じてくれる。
このファンタジーにリアリティが与えられているとすれば、
カイル少年の功績だ。

母親役のヘレナ・ボナム= カーターなどが脇を固める。
アメリカ嫌いのジュネ監督は、
大陸横断の大自然をカナダでロケ。
それを含め、何やら裏読みが出来そうな映画だ。
「アメリ」は超えられなかったが、
ジュネ監督の快心作。

5段階評価の「4」

予告編は↓をクリック。
                                           
http://www.youtube.com/watch?v=lijzghreIMo&feature=player_embedded


タグ: 映画

ルーマニア・ブルガリアの旅・そのHヴェリコ・タルノヴォ  旅行関係

イヴァノヴォを発って、
ヴェリコ・タルノヴォへ。

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国土の東西に横たわるバルカン山脈の東部にある
人口約7万の都市。

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かつては「タルノヴォ」と呼ばれ、
1187〜1393年に
第2次ブルガリア帝国の首都として栄えました。

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最盛期には、
バルカン半島のほぼ全域を支配したこともありました。

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その帝国も衰退し、
やがて宿敵ビザンツ帝国に屈服、
1398年には
オスマン朝との首都攻防戦の後、ついに滅亡。

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タルノヴォが再び脚光を浴びるのは、
500年にわたるトルコ支配から独立を達成した1879年から。
新生ブルガリア王国の最初の国会
この町で開かれたのです。

↓はツァレヴェッツの丘

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第2次ブルガリア帝国の時代には、
この全体が宮殿でしたが、
オスマン朝の猛攻によって
全て瓦礫の山と化してしまいました。

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頂上の教会は大主教区教会

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ここは職人街と呼ばれるところで、

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金銀細工、陶器、革製品、木彫り、絵画などの
小さな店が軒を連ねています。

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住宅街にも入ってみました。

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こんな壁も。

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今は中世の雰囲気を伝える都市として、
沢山の観光客を集めています。

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壁にこんな装飾も。

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町の中央をヤントラ川が蛇行し、
その中洲にはアセネフツィーの記念碑が建っています。

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アセネフツィーとは、
ブルガリアの王朝のことで、
アセン一世、ペータル王、カロヤン王、イヴァン・アセン二世の像が記念碑を飾ります。
この4人の王の時代がビルガリア帝国の最盛期でした。

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川をはさんだ景観が広がります。

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その中に一際大きな建物が

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これが今日のホテル、インターホテル

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フロント。

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この無駄な空間は、

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このホテルが共産党時代のものであることを示します。

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部屋の中。

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風変わりなベランダ。

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下にも広い空間が。

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ヤントラ川の向かいが

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先程行った旧市街

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ホテルからも記念碑が見えます。

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これはブルガリア出身の力士、
琴欧州の手形。

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ブルガリアのお札。

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今夜の夕食。サラダと

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ハンバーグ。

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夜、向かいの旧市街の光に誘われて、

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夜の町に出掛けましたが、

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ほとんどのお店は閉まっていました。

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目を引いたのは、
公衆電話くらい。

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朝の光。

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川がきれいです。

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橋を渡って中洲へ。

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記念碑を間近で見ました。

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これは美術館

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現代画家たちが描いた
ブルガリアの歴史をテーマにした作品が展示されています。

橋を渡ってホテルに戻り、

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これから
今回の旅行のもう一つのハイライト
リラの僧院へ向かって300qを走破します。




プーさんの受難と『慰安婦と戦場の性』  書籍関係

私は「浦安のプーさん」というハンドルネームで
あちこちに投稿しているが、
昔ある女性がプーさんのことを
「赤いシャツで下半身丸出しの変態野郎」
と呼んだことがあり、
なるほど、そういう見解も成り立つか、と笑ったことがある。

そしたら、今日、
「くまのプーさん」は「性別不明で半裸」
ポーランドの遊戯場で使用禁止に
というニュースが飛び込んで来た。
その記事は↓。

ポーランド中部の小さな町トゥシンの町議会が、
A・A・ミルン氏の児童小説のキャラクターで、
ディズニーのアニメーション映画でも広く知られる
「くまのプーさん」のイメージを
子どもの遊び場で使用することを禁止したことが明らかになった。
同町議会は、
プーさんは「セクシャリティがあいまい」
「下半身に何も着用していない半裸の状態で不適切」
であるとして、
子どもたちの目に触れさせるべきではないと判断したという。
プーさんは、上半身には赤いセーターを着用しているが、
下半身には何も着けていない。
ある町議会のメンバーは、
「下半身に何も着用していないのは、性別がないから。
つまり両性具有である」
とコメントしている。
米ハリウッド・レポーターによれば、
禁止されたプーさんの代わりに
遊び場に使用されるキャラクターは、
現在のところまだ決まっていないという。

プーさんのぬいぐるみは↓。

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確かに下半身は裸だが、
それを「両性具有」であると言われたら、
プーさんも立場がないだろう。
それとも、ぬいぐるみの動物に
いちいち性器を縫いつけろとでも言うのだろうか。

元々のオリジナルの本では、
赤いシャツさえ着ていない。

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元々A・A・ミルンは
息子の持っていたクマのぬいぐるみを
モデルにこの話を作った。
こどもがこのキャラクターを見て
「下半身裸だ」などと思うわけもなく、
そう感じるのは、
心の汚れた大人の目というものだ。
世の中には、
無粋な人がいるものである。


〔書籍紹介〕

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慰安婦問題を取り扱った書籍において
最も信頼性が高いと言われる、
高名な本。

本の表紙に著者自身の言葉として、
「慰安婦百科全書」をめざした。
と書いてあることが
看板倒れでない、
この一冊で慰安婦問題が総覧できる労作である。

第1章 慰安婦問題の「爆発」
第2章 公娼制度下の日本
第3章 中国戦場と満州では
第4章 太平洋戦線では
第5章 諸外国に見る「戦場の性」
第6章 慰安婦たちの身の上話
第7章 吉田清治の詐話
第8章 禍根を残した河野談話
第9章 クマラスワミ旋風
第10章 アジア女性基金の功罪──現状と展望──
第11章 環境条件と周辺事情
第12章 7つの争点──Q&A

1992年1月11日のビッグバン(朝日新聞の「軍関与示す資料発見」報道)
以来、7年余経った1999年6月30日に刊行された本書であるから、
当然今年8月5日朝日新聞の
吉田清治の済州島での強行連行の
朝日新聞の虚報認定は掲載されていない。
再版されるとすれば、
そのあたりで第7章は充実するに違いない。

前半、公娼制度や慰安所の設置あたりは読むのが辛い。
あまりに現在の倫理観と違う世界だからだ。
ただ分かるのは、
男性の持つ「性のエネルギー」の凄まじさ。
売春は「世界最古の職業」と言われるように、
男性の性のエネルギーの受け皿として売春は成立する。
特に戦場は男ばかりの世界で、
その捌け口が問題だ。
日本が軍の側に慰安所を設置したのは、
現地人への強姦の予防
性病の蔓延による戦力の低下を防ぐため、
という説明を聞くと、やりきれなくなる。

私の友人の父親は
軍隊時代、休暇の日に慰安所に行かなかったので、
「変わり者」と言われていたそうだ。
もし私が軍隊にいたとしたら、
多分、その「変わり者」の一人になっただろう。
私はカネで女性を買った経験はない。
そんな行為は私の美意識に反するし、
第一、そんな非衛生なことはとてもできない。
以前、経験者に
「見も知らない人の乳首を吸ったり、
局所を触ったり、よく出来ますね」
と訊いたら、
「お金を払ったんだから、
そうしなきゃ損だろう」
と言われて、そういう理屈もあるかと驚いた。
私のような美意識や衛生観念にとらわれない人が大多数だから、
慰安所や売春は繁盛するのだろう。

世界の軍隊も同様の問題を抱えたが、
組織だった慰安所の設置をしたのは、
日本とドイツだという。
どちらも律儀で真面目な国民性。
その真面目な対応が今の慰安婦問題の原因となるのだから、
何だか悲しい気もする。

通読して分かるのは、
軍のあるところに
兵隊の性の捌け口としての慰安所が設置されたのは、
人間の本能によるもので仕方なかった、ということ。
今の「売春が犯罪」の物差しから見れば異様なことだが、
当時は普通のことだった。
売春は合法であり、世間もそれを認めていた。
今の価値観で昔のことを裁くのは、間違いだ。

今の慰安婦問題の論調を見ると、
慰安婦にされた方々が気の毒だ、ということで、
それはそのとおりで、
自分から望んで苦海に身を沈める人はいないが、
背景には貧困があり、
そういう商売でなければ食べていけない方たちがいたのだ。
気の毒だから支援しようというのは、
道義的な問題で、
それは国家賠償にはなじまない。
そのあたりが混同されているようだ。

問題は、軍による強制があったかどうかだが、
本書を見る限り、
それを示す証拠は見つからない。
吉田清治の証言があるが、それは否定された。
残るは、慰安婦自身の証言だが、
その証言も本書で詳細に検証するが、
時系列的、地域的な検証では否定される。
強制であれば、国家賠償の対象になるが、
その証拠は上がっていない。

そのことについては、
在日朝鮮人の作家柳美里の書いていることが
説得力がある。

どのような方法で朝鮮人慰安婦が戦地に赴いたか
想像するに難くない。
貧しい一家に年頃の娘がいる・・・
そこへ女衒(業者)が現れて
言葉巧みに身売りをすすめる。
中には軍の威厳を笠に
強要めいた言動をする女衒もいる。
・・・両親に売られ、
泣く泣く慰安婦になった女性もいれば、
父親が自分を売ったと言えず、
軍の強制だと嘆き、
そう思い込んでしまった女性もいるだろう・・・
様々な慰安婦のなかに
強制連行されたと思い込むに足る状況証拠があったのだろう・・・

しかし、既に慰安婦問題は、
「強制連行」は問題とされず、
慰安婦の存在そのものが問題とされている。
それを担ったのは、
日弁連やNGO、様々もフェミニズム団体、
そして朝日新聞に代表される報道機関で、
感情的、情緒的な攻撃を加える。
テレビでしばしば登場する田嶋陽子
慰安婦を「性奴隷」と決めつけて
大声を挙げて男たちを叱責する姿に代表される。

その中で、本書は、
「アンチ・フェミニストの発言例」として
次の人々の発言を挙げている。

上坂冬子
朝鮮半島の女性も当時は日本人・・・
日本女性と同じように
日本軍を慰安し、報酬を得た。

桜井よしこ
あの時代は売春宿は世間にも認められていた。
いま振り返って悪いといってもしょうがない。

曽野綾子
私も慰安婦だったという詐欺も必ず出てくるだろう。
それをどう見分けるのか。

山崎久美子
売春は立派な肉体労働の一種だと思っているので、
もし私が戦時中に生きていて・・・他になかったら、
売春婦になると思います。・・・
性奴隷がとヒステリックに言う運動家の人達は、
売春婦だった人達を、
本当は蔑んでいるのかしらと思えてしまいます。

特に山崎さんの発言は、
こういう冷静で透徹した観点からモノを言う女性もいるのだな、
と感心した次第。

少し感動したのは、
戦争末期、
主に太平洋戦線にいた慰安婦たちを
優先的に内地に帰還させたことで、
秦教授は慰安婦の9割以上が生還したと記している。

もう一つ感動したのは、
アジア女性基金で「償い金」の支給を決めた時のことで、
各国で名乗り出た元慰安婦の認定作業についての部分。
基金側が想定して困惑したのは、
日本人女性が申請してきた場合で、
そもそも支給対象にするのかどうか、
誰がどう認定するのか
を含めて適切な案がみつからなかった。
結局、日本人で名乗り出た元慰安婦はいなかったので、
杞憂に終わった、
という点。

慰安婦問題の歴史の中で、
続々と申し出る朝鮮半島の元慰安婦に対し、
日本人慰安婦で申し出た者は、
今まで皆無である。
申し出れば、「償い金」をもらえる可能性もあるのに、
申し出た人はゼロ。
金よりも「恥」を重んじたということか。
その点が「恥」よりも「恨」が勝つ韓国人との違いだろうか。

読後、感想の一つには、
「植民地」として他の国を侵略したり、
戦争したりして、
いいことは一つもないということ。
韓国に対しては、「植民地」というより「併合」で、
統治時代、インフラを整備したり、
学校を多数設置して教育につとめて、
韓国にプラスのことを沢山したにもかかわらず、
そんなことはなかったものと、
今の韓国人は感謝の言葉もない。

そして、中国韓国共に、
今だに戦争中のことを言い立てる。
その根底には「反日」があり、
「反日」の材料として、
戦争中のことを持ち出すのが一番だからだ。
というか、戦時のことしか持ち出せないからで、
他の東南アジアの国々が
戦争中のことは賠償で和解しているのに、
中国韓国という「やっかいな」
もっと言えば「たちの悪い」隣人は、
いまだに戦時中のことを言い立てる。
世代は交代し、
当事者でないにもかかわらずである。

そういう意味で戦争などしないにこしたことはないし、
そのことを骨身にしみて分かっている日本人が
再び侵略戦争など起こすはずがないのに、
中国韓国は
「日本は右傾化している」「軍国主義の復活だ」
といまだに言うのである。

この本を通じて、
改めて侵略戦争は全く損ばかりということを学ばせていただいた。

なお、「クマラスワミ報告」については、
秦教授は

欧米における一流大学の学生レポートなら、
落第点をつけざるをえないレベルの 
お粗末な作品である。

と断じている。

あとがきで秦教授は、
このように述べている。

執筆にあたっては、
一切の情緒論や政策論を排した。
個人の感慨や提言も加えなかった。
事実と虚心に向きあうには、
そうするしかないと考えたからだ。
したがって、
私のこの本から
どんな解釈や結論を引き出すかは
読者の自由に委ねたいと思う。

私も遅きに失したが、
慰安婦問題を論ずる人には、
一度は読んでもらいたい本である。






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