1万名達成と仕組債の利息  

全国団体の方から、
保険の全国1万名が達成されたという連絡が入りました。

1万名いるのといないのでは保険会社に支払う保険料が違い、
その違いは、各県組合の手数料収入にはねかえって来ます。
東京組合でも年間200万円以上違う。

数年前、1万名達成をあきらめて、保険料を値上げし、
それでも、毎年ぎりぎりの攻防をして1万名に持ち込み、
ついに今年は本気であきらめたかのように見えたのですが、
「シニアジュニア保険」という新たな武器を使って
年度末一週間で達成。
東京組合も若干貢献しましたが、
これは、やはり、
全国団体の保険担当者の努力のたまものです。
ほめてやりたい。
こうした事務局の地道で職務に忠実な業務執行
団体は成り立っているのを忘れてはなりません。

あとは、こういう毎年ぎりぎりの心配を回避するために、
基礎となる福祉共済保険の加入者を増やすことで、
全国的なかさ上げ、
特に加入率1割2割の県に対する梃入れに
今年こそ本格的に取り組むべきでしょう。

東京生衛組合の新年度財務も
おかげで少し楽になりました。


一方、本日、仕組債の利息が入金し、一安心。
3月になって3600万円ものお金が
ばたばたと入って来るのだから、ありがたい。
もう少し早いと年度末はらはらしなくて済むのですが、
贅沢を言っては、罰があたります。

年間合計は、両組合合わせて6357万円
2年前の2億円に比べれば3分の1になりましたが、
今のご時世ならば、十分と言えるでしょう。
平成13年の仕組債開始から通算すると、
9億3884万円
定年退職までの目標を10億円に置いていましたが、
何とか22年度に達成できそうです。


資料を作っていて気付いたのですが、
昨年の3月の利率確定時は、
豪ドルは61円位。
1年間で20円も回復。
逆に、米ドルは97円で、
今の方が悪い。
やはり米ドルは機軸通貨として
100円位にいてくれないといけない。

その声が聞こえたのか、
今日から米ドルが強くなって、92円台。
豪ドルの方は84円台。
新年度予算は米ドル90円、豪ドル82円で設定していますので、
この水準が維持されると
22年度決算も安心できそうです。
なにしろ、1円違うだけで、
500万円上下しますから。

5月、12月、3月の3回、
事務局長がはらはらしてパソコンの画面を眺める時期が来ます。
まあ、それも楽しみのうちですが。





年度末と『神々の黄昏』  

いよいよ年度末。
最後の1週間となりました。
ここから先は、
決算に向けて、注意深く作業をしていかなければなりません。

たとえば、共助事業の弔慰金の請求が昨日来ましたので、
年度内に処理できるかどうか、
それをすることで、
ひょっとして赤字に陥ったりしないか、
と、決算数字の予測をしつつ判断していかなければなりません。
弔慰金は早くもらえれば、こんないいことはないので、
年度を越したくありません。
さいわい、今回のものは
決算に影響なしとして、
本日振り込むことが出来ました。


で、今日は半日休暇をいただいて、初台へ。
↓を観るためです。

クリックすると元のサイズで表示します

4時から始まって、10時30分に終了。
6時間半
前月の「ジークフリート」より長い。

序幕と第1幕通しで、2時間15分。
45分の休憩の後、
第2幕が1時間15分。
もう一度45分の休憩をして、
第3幕が1時間25分。

そこで、今回、休憩を利用して、
初めて劇場付属のレストランで夕食を取りました。

↓エレベーターの脇に、さりげなく入り口があります。

クリックすると元のサイズで表示します

名前は、↓「マエストロ」

クリックすると元のサイズで表示します

↓こんな感じの落ち着いた雰囲気。満席。

クリックすると元のサイズで表示します

今回だけの「神々の黄昏」特製メニュー↓。
第1休憩と第2休憩で料理が違います。
落書きみたいのは、出演者のサイン。

クリックすると元のサイズで表示します

一品目は、↓桜マスの燻製 ディルピクルスを添えて

クリックすると元のサイズで表示します

これはおいしかった。

次は、↓やまゆりポークのロースト リンゴのコンポートと共に

クリックすると元のサイズで表示します

豚の味がしません。
リンゴの煮たもので味が打ち消しあっています。

あとはパンとコーヒー。
これで○千円は高い。
事務局長は年間会員なので、カードを見せると、1割引きです。

隣の席では、4人組がオペラ談義。
ワーグナーからナチだのユダヤ人だの聖書だのに拡がって、
ところどころ間違いもあったりして、
よほど参加しようかと思いましたが、我慢しました。

↓入り口には出演者や有名人のサインがお皿に。

クリックすると元のサイズで表示します


さて、「神々の黄昏」
含蓄のある、いい題名ですね。
ワーグナーは、「ジークフリートの死」として、
この部分を最初に発想。
その青年時代を描くことになって、「ジークフリート」が生まれ、
その前の世代のこととして、「ワルキューレ」が、
その発端として「ラインの黄金」が生まれるという風に、
前に前にと拡大して、4部作となりました。
その最後の集大成が「神々の黄昏」。
音楽的にも最高と言われています。

「ジークフリート」の演出の延長なので、
覚悟はしていましたが、6時間半の苦行となりました。
最も嫌いなタイプの演出で、
音楽を壊します。

たとえば、↓この鶏の丸焼きみたいなものは何?

クリックすると元のサイズで表示します

工場のようなものが出て来て、
ビニールの前垂れを付けた人々が右往左往したりします。
↓こんなへんなオブジェが出て来たり、

クリックすると元のサイズで表示します

ジークフリートの遺体はへんな焼却炉で焼かれます。
馬はおもちゃです。
最後は、現代服の若者たちが
映写機にフィルムをかけて、
客席に向かって投映する。
これは何だろう? あれはどういう意味が?
の連続で、音楽をぶち壊し。
あの素晴らしい「ジークフリートの葬送行進曲」
なかなか死なないジークフリートの悶絶のBGMに。

第2幕は、リングでは数少ない合唱が出て来て、
造型的には面白かったが、
いずれにせよ、
4年前に上野で観たのとは別物を見せられた感じ。
音楽は同じなのに。
歌手、演奏は「1.5流」で、
その意味でも感動はなし。
拍手する気も起こりませんでした。

(4年前は、指揮者が超一流、オケが一流だったので、感動)

それでも盛大な拍手と「ブラボー」に、
演出家も主催者も反省はしないでしょう。
「トウキョウ・リング」なんてもてはやすから、
再演する気になったわけで。

演出家の下らないお遊びに付き合って、
時間を損してしまいました。
やれやれ。







京葉線と『ロスト・シンボル』  

今朝の出勤途中、
京葉線から国際フォーラムを出て、
有楽町に向かうために、
道を横切ろうとして、足がストップ。
目の前に赤信号。
こんなところに信号が出来た !

クリックすると元のサイズで表示します

ここは元々信号のない横断歩道で、
車はそこでストップ。
しかし、ひっきりなしに人が通るので、
長いこと待たされ、気の毒だと思っていた。
そこに、ようやく信号。
どうやら、土日の間に設置したらしい。
世の中、変わります。

↓は、東京駅の通路にあったもの。

クリックすると元のサイズで表示します

そうですか。
もう20年になりますか。

元々浦安は「陸の孤島」で、
東京に出るには、
総武線の市川まで行かなければなりませんでした。
それが昭和44年、
地下鉄東西線が出来て、
都心への道が開かれました。

昭和50年、江東区門前仲町に住んでいた事務局長は、
結婚を機に浦安へ。
「江戸川を越えると家賃が安くなるよ」
という友人の話に乗ったのです。
その頃はまだ浦安で、
「ディズニーランドが出来るらしい」
という噂はあったものの、正式調印はまだでした。

やがて、になり、
東京ディズニーランドが出来た時も
まだ東西線が玄関口で、
南部は「陸の孤島」状態が続いていました。
特に湾岸道路より南は、別の町。

事務局長は自転車で20分ほどかけて東西線浦安駅に行き、
日本橋で乗り換えて銀座線で新橋へ。
そこで山手線か京浜東北線で品川まで通勤しました。

やがて、貨物線予定を変更して京葉線がまず新木場まで開通。
通勤経路は新木場で有楽町線に乗り、
有楽町で山手線・京浜東北線に乗り換えて品川へ。
通勤時間は30分ほど短縮されました。

やがて京葉線が東京駅まで開通したのが1990年。
通勤が1回乗り換えになりました。
開通当時は朝でも新聞が読めるほどの混み具合だったのが、
今ではギュウ詰めの状態。
沿線に続々マンションが建ったからです。
浦安市の人口は毎年1万人ずつ増加。
今では、「住みたい町ベストテン」に入るほどになりました。

東京ディズニーランドへは東京駅から15分で行けるようになり、
ホテルが次々と建築されて、
舞浜は一大リゾート地に。
昔の漁師町が変身していく様は興味深いものがあります。

その京葉線が全線開通して20年。
その前の新木場までの時代を入れれば、
事務局長はこの電車に22年も乗っているのです。
もはや目に焼きついた「わが町」。
娘もここで生まれ、ここで育ちました。
事務局長はここで余生を終えるつもりです。

これがまあ ついのすみかか 埋め立て地 セイロン(正論)紅茶


[書籍紹介]

「ダ・ビンチ・コード」で社会現象を作った、
ダン・ブラウンの新作「ロスト・シンボル」
既に世界で1800万部が売れたといい、
日本では3月3日に発刊されたばかり。

上下2巻、700ページ。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

二冊をつなげると、↓のようなデザインになっていたと分かる。

クリックすると元のサイズで表示します

この建物は、合衆国連邦議会議事堂。

ロバート・ラングドンを主人公としたシリーズの第3作目になり、
「天使と悪魔」では、ローマを舞台に、ヴァチカンの謎に挑み、
「ダ・ヴィンチ・コード」は、パリを舞台に、「聖杯」の謎に挑んだ後、
今度は、
首都ワシントンDCを舞台に、フリーメイソンの謎に挑む。

ラングトン教授は、
フリー・メイソンの最高幹部ピーター・ソロモンから呼び出しを受け、
議事堂に向かう。
しかし、円形大広間の中央には、ピーターの手首が置かれており、
それは、天井画を指さしていた。
その天井画には・・・

というわけで、ラングドンは、ピーターの妹・キャサリンと共に、
ワシントンDCを駆けめぐって、
フリーメイソンのピラミッドの謎の解明をする。
その背後には、全身入れ墨の謎の男が暗躍していて・・・

で、2作同様に、わくわくドキドキはらはらの展開になるかというと、
困ったことに、なかなか面白くならない
ようやく下巻の3分の1位で
ページをめくるのが早くなる程度。

なぜ面白くならないかと思うと、
一つは、前2作の同工異曲で、既に新味がないこと。
CIAの局長サトウなど、好感の持てないキャラクターが沢山出て来ること。
肝心の悪役マラークの行動に相当無理があり、
リアリティに著しく欠けること。
などがあげられるが、
最大の問題は、
首都ワシントンとフリーメイソンという、
決して新鮮ではないテーマ
物語の中にうまく溶け込んでいないことだろう。

↓は、1ドル札にある

クリックすると元のサイズで表示します

↓フリーメイソンの痕跡とされるもの。

クリックすると元のサイズで表示します

でも、そんな話はよく知られている。


この描き方だと、
フリーメイソンは、全く誤謬のない、
宇宙の真理を全て見通した
大哲学者集団になってしまう。
そして、その「謎」なるものも、
最後に明かされた時、
「えっ、そんなことなのか」
とつい思ってしまうような内容だ。

ピラミッドの謎が明かされる部分は
面白いが、
それまでの過程が
頻繁に過去に話が戻るので、
そのたびに速度が止まってしまう。

キャサリンのやっている「純粋知性科学」なるものも、
もっと納得する形で提示してもらわないと。

何よりも、
ピーターとラングドンとキャサリンの間で
ある真理に対して議論する部分が多すぎる
関心のない人はうんざりするだろう。
特に、最後に持っていかれる思想には、
ほとんどの人が戸惑いを覚えるだろう。
事務局長は、個人的には、
宇宙の進化、
地球の成り立ち、
生物の進化、
人間の誕生と精神の勃興、
文化の継承と人間の行き着く先
などについては学生時代から興味があり、
そういう本も読んでいるので、
ほう、と思ったが。

というわけで、
「ダ・ヴィンチ・コード」から7年もかけて
満を期して出してきたわりには、
読者の期待には (少なくとも事務局長には) 期待外れだった。

ただ、虚実ないまぜにして
嘘を本当のごとく読ませるために
すさまじい量の教養とウンチクの積み重ねは、すごいと思う。

なお、シリーズ3作は、
面白い順に並べると、
「天使と悪魔」「ダ・ヴィンチ・コード」「ロスト・シンボル」の順。
段々面白くなくなるのは、困ったものだ。

映画化の予定があるそうで、
その場合は視覚的には面白くなりそう。
読んでいたら、ワシントンDCに行きたくなってしまった。



上野のお山  

今日は暖かく、コートも要らない天候でした。

で、事務局長は、上野のお山へ。
お花見にはまだ早く、

クリックすると元のサイズで表示します

桜はつぼみです。

クリックすると元のサイズで表示します

↓でも、気が早い人たちもいて、

クリックすると元のサイズで表示します

それにこたえるように、気の早い桜は部分的に咲き始めています。

クリックすると元のサイズで表示します

その下で、↓新婚のカップルが・・・と思ったら、中国の雑誌の撮影でした。

クリックすると元のサイズで表示します

こんなノボリも立っていました。

クリックすると元のサイズで表示します

景気づけにはいいですが、
広い世界を知らないということはおそろしい。
ルーヴル美術館でさえ、
単独では世界遺産ではなく、
「パリのセーヌ河岸」という形での包括登録でしかないのに。


今日の目的地は、↓東京都美術館

クリックすると元のサイズで表示します

今、↓こんな展示や、

クリックすると元のサイズで表示します

↓こんな展示をしていますが、

クリックすると元のサイズで表示します

事務局長の目指すは、↓「蒼樹会」の展示。

クリックすると元のサイズで表示します

組合の河合常務理事の作品が↓展示されているからです。

クリックすると元のサイズで表示します

では、画伯の許可をいただいて、
毎日新聞社賞受賞作「渓谷」

クリックすると元のサイズで表示します

80号の大作。
先日は、講堂で、表彰式が行われたそうです。

それにしても、ここに来るたびに思うのは、
「日本人はこれほど美術好きが多いのか」ということ。

その東京都美術館も改装のため休館

クリックすると元のサイズで表示します

2年もかかるというので、
どんな建物が出来るのか期待がふくらみます。


その後は、やはり、↓ここに来てしまいました。

クリックすると元のサイズで表示します

不忍の池は、こんな冬景色。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

いつもの屋台。

クリックすると元のサイズで表示します

事務局長の好物、↓イカ焼き。

クリックすると元のサイズで表示します

↓ハリケーンポテト。

クリックすると元のサイズで表示します

トルネードポテトの方がふさわしいのに。

↓国際色も豊かで、

クリックすると元のサイズで表示します

↓これは新顔。

クリックすると元のサイズで表示します

トルコから来たお兄さんが、一生懸命作ります。

クリックすると元のサイズで表示します

↓これがそれ。美味でした。

クリックすると元のサイズで表示します

そして、事務局長の足は、やはり、ここに。

クリックすると元のサイズで表示します

「日本の南大門市場」と言ったら、
韓国の方は怒るでしょう。

クリックすると元のサイズで表示します

全然規模が違いますからね。

クリックすると元のサイズで表示します

きりがないので、写真はこの程度で。

もう、春ですね。
気持ちが明るくなります。






アカデミー賞の予想結果と『おとうと』  

一段落なので、
いろいろたまっていた事柄を整理。
事務局長の机の上は、次第にきれいになっていきます。

今日、試しに決算予測をしてみたら、
両組合ともにそこそこの黒字
リーマン・ショック以来の落ち込みから
組合は1年で立ち直ったようです。


「で、アカデミー賞の予想大会の結果はどうだったんですか?」
という問い合わせをいただきました。
読者の方が、そんなことまで心配してくれているとは。

結果は、月曜日のCCSの例会で発表されましたが、
事務局長は3年ぶりの1位に返り咲き。
去年も一昨年も2位に甘んじていましたので、
ちょっと気持ちがいい。
しかし、賞品はいただけません。
例会に欠席したからです。
せっかくいい成績を取っても、
例会に出なければ、賞品はいただけない決まりです。


[映画紹介]

クリックすると元のサイズで表示します

困りましたね。
泣かされました。
それも盛大に。

幸田文原作の映画化。
市川崑作品もあり、
エンドクレジットには
市川崑に捧げる旨の文が出る。

一昔も二昔も前の映画の作り。
吉永小百合の演技は、もともと好きではないし、
思った通りの内容の、思ったとおりの展開。
あまりに古めかしい。

なのに、泣かされてしまう。

やはりどこかに普遍的な内容を含むからだろう。

親戚のつまみものの「困った弟」に対する姉の愛情を描く。
語り手は姪の立場。
つまり、「困った叔父さん」の話だ。

姪の結婚式にやってきて、
めちゃくちゃにしてしまう叔父さん。
大阪から女が訪ねてきて、
弟に貸した金のことを言うので、
姉は、薬局の改装用に貯めた貯金で肩代わりしてしまう。
平気な顔で訪ねて来た弟に
さすがに姉は愛想尽かしをする。
しかし、その後も捜索願いを出して探し、
死の間際に世話になっている施設を訪ねていく・・・。

事務局長の考えでは、
どの一家にも、一族にも
そういう貧乏くじを引いたような人物はいるものだ。
田舎にいた頃、隣家にそれこそ「困った叔父さん」がいて、
朝から酒の匂いをぷんぷんさせて、
仕事もせずにぶらぶらしていた。
今、「困った甥」もいる。

でも、そういう人は、
本当は、その一家や一族のいろいろな宿縁みたいなものを
清算
するために
自分でも知らずにそういう立場に立たされているのではないか。

そう思うと、そういう人は大切にしなければいけないのだが、
なかなかそうはいかないので、困る。

そういう人物を笑福亭鶴瓶がうまく演ずる。
この人、「ディア・ドクター」といい、
作品に恵まれるね。
今度は助演男優賞か。

山田洋次の職人芸のような演出で、
術中にはまり、
暖かさ、優しさに包まれて、
笑って泣いての日本映画。
今風ではないが、
日本人の心の中にある何かを目覚めさせてくれる映画。
観て損はない。

5段階評価の「4」









AutoPage最新お知らせ