河合画伯と『カルメン』他  

もう1月も終わりですか。
早い。
こんなに早くていいのか。
この調子では、
あっという間に決算が終わり、総代会があって、
夏が過ぎ、理事・支部長会が行われ、
あれよあれよという間に年末が来るんでしょうね。

その間にずっと為替の動向についてイライラして過ごすかと思うと、少し・・。
それと我が家的には、
カミさんのケガの回復、
という大きな課題があります。

家族のうち一人でも病気やケガが出ると、
一家全てのリズムが狂ってしまいます。
「健康第一」という言葉の重要さが分かります。
有り余るおカネがあっても、
体が動かなければ、使うことができません。
たとえ貧しくても、
健康な四肢があれば、
いつかは克服出来るのですから、
幸福の未来はあります。
やはり、健康が一番の宝です。

昨日、書き忘れましたが、
銀座で映画を見る前に、
河合稔常務理事の絵を見てきました。
組合には、「能ある鷹は爪を隠す」の才人が沢山いて、
絵や写真の腕を密かにふるっています。
河合常務もその一人。
主に風景画を描きます。

一つは松坂屋別館で行われている山林絵画展。
最近では画家の名前を見ないでぐるりと回り、
途中で、
「あ、河合さんだ」
と分かるほど、その個性に慣れ親しむようになりました。
出品作品は「晩秋の安曇野」20号。
こちらは写真を撮れません。

もう一つは↓「銀座プロムナードギャラリー」の展示会。
このギャラリーは、メトロ銀座線銀座駅から都営浅草線東銀座駅に至る
地下歩道の壁面にあるギャラリー。

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河合常務は、3点を出品。

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↓音無橋

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↓荒川河畔

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↓ベネチュア

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ガラスがあり、ストロボの反射があって、
きれいに色が出ていないので、
是非、直接ご覧下さい。
2月(土)午後2時まで


本日は舞浜の映画館で
UKオペラ『カルメン』を鑑賞。
ロンドンのロイヤル・オペラの中継録画。

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METライブビューイングは舞台裏も中継するが、
このUKオペラは、そういうことをせず、
アメリカ人とイギリス人の違いと思っていたところ、
今日のは指揮者のアントニオ・パッパーノが舞台からオケピットまで案内。
やれば出来るんですな。

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実は今回のシリーズで『カルメン』を一番期待していた。
結果は今イチ。
オーケストラもいいし、
歌手も上々、
演出も演劇的でドラマチックでいいので、
文句を言う筋合いはないのに、
なぜ乗れなかったかと考えると、
おそらく、主役の問題。
カルメンのアンナ・カテリーナ・アントナッチが
「魔性の女」にはほど遠い
舞台でなら、距離が遠いから想像力で補えるが、
画面でアップを見せられると、
想像力の入り込む余地がない。

ドン・ホセのヨーナス・カウフマンも
これではただのごろつきで、
魔性の女にからめとられていく男の哀愁が見えない。
これに比べ、エスカミーリョのイルデブランド・ダルカンジェロは
ひたすらカッコいい。

中継のカット割も悪いようだ。

作品としては、よくこれほどと思うほど、
耳慣れた佳曲が次々と繰り出されて来る
しかも、音楽と演劇のバランスが良く、
曲が心地よくストーリーを進めていく。
アリアと合唱のからみも効果的で、
音楽的要素と演劇的要素が
程良い匙加減で調和した素晴らしい作品。
オペラのABCの一つといわれるのもよく分かる。
(Aはアイーダ、Bはラ・ボエーム、Cはカルメン)

あまりに分かりやすく、
また、換骨奪胎したものが横行しているので、
軽く見られているが、
描かれた世界は奥深い

なのに、乗れず、残念な午後でした。

ところで、
公務員改革の工程表を作る会議に
人事院総裁が出席を拒んで流会になった。
なめられたものだ。
こういう時、毅然としないから、
ますますなめられる。

それにしても、官僚の皆さんも今の危機は知っているだろうに、
自分の権益の擁護に走る。
心の中は空疎だろう。
いや、そういう感受性さえ、
40年の官僚生活で磨耗させてしまったか。
そういう意味で、金や地位は得ても、
魂のこやしが不足して、
やせ細った人生しか得られないから、
人間の一生は平等だ。

天下り全面禁止もできない、
その根底の改革としての
公務員の定年までの勤務体制の確保
等、何十年も前から分かっている病巣を治療できない、
そういう政治家たちをなめるのは当然だ。

先日、岡本行夫さんが産経新聞で
社民党の福島党首の民主党大会での演説に触れていた。

「ソマリア沖の海賊退治のための自衛隊派遣に反対です。
法律も作っても駄目です。
命が大事です」

(何と幼稚な言い方 ! )

このことを「一つの考え方だろう」と言った上で、岡本氏は、
「しかし、命が大事なのは、
他の国の人々も同じだ。
いくら日本船の安全が不可欠でも、
「日本船護衛の危険は他の国の人々に負わせろ」
と言うことは倫理上も許されない。
結局、解答は日本が欧州との交易をやめることしかない。
福島さんは聴衆にそう明言すべきであった。」


まさに、おっしゃるとおり。
「あれもイヤ、これも駄目」
と国会で駄々をこねるのは、やめてもらいたい。

一つの主張をするなら、
その結果受ける不利益も覚悟していただかないといけない。
それだけの覚悟がないなら、
主張しなければいいのが、本当なのだが。
国会議員の心も空疎だろう。






三役会準備と『闇の子供たち』  

今日はカミさんの診察があった関係で少し遅刻。
1月の勤務状況はズタズタです。
組合事務局では、1カ月に3回遅刻すると
1日の休みとみなす、というルールがあり、
年休が減りました。
(もともと年休は使い切っていないのですが)

マネージャーさんから聞いたらしく、
葵かを里さんからカミさんの事故見舞いの電話がありました。
ありがとうございました。
彼女、5月の新曲発売に向けて準備中のようです。

昨日の『東京カレー』のブログを見て、
類似名称カレーの商標登録についての
データを送ってくれた法律関係者もいました。
ありがとうございました。

各種会議・講習会の連絡をせっせと実行。
三役会の資料もせっせと作成。
そういう一日でした。

律儀な事務局長は、
映画や芝居のチケットをいただくと
行かないと罪悪感に捕らわれます。
今日は1月最後の平日のため、
1月まで有効の株主招待券で、
観るはずのなかった映画を観てしまいました。

それが、『闇の子供たち』

困った映画を観てしまった。
その日観た映画のために
夜中に目が覚めてしまった、というのは初めての経験。

公開は少し古く、
昨年の8月ロードショー。

梁石日の原作を阪本順治が監督。
アジアにおける人身売買、児童売春、臓器移植を扱う。
よくもこんな題材に切り込んだものだという勇気を買う。
日本映画、骨のある人は、まだ残っている。
描き方も呵責なく、
弱い者たちが虐待される現実を眼前に突きつける。

当初「ノンフィクション」と言っていた製作側は
その後、それを撤回したが、
人間に悪魔と天使の両面がある以上、
多かれ少なかれ事実に近い。
買う者があるから売る者がいる。
根底にあるのは貧困と無知だが、
買う者たちは豊かな文明国からやって来る。

日本だって人身売買も売春も
貧困を背景にわずか半世紀前まであった。
むしろ、罪悪感はなく、
日本人は文化にさえしてしまった。

繰り返すが、
人の中に悪魔と天使の両方が住んでいるから
それは性癖というやっかいなものを
通じて吹き出て来る。
ギリシャでもイエス当時のエルサレムだって、
神殿で売春がされていた。
罪悪感が高まったのは、
キリスト教が整備された以降で、
性は昔の方が奔放だったのだ。
高度文明社会になった分、
陰湿で異常度は高まったが、
こればかりは、
永遠になくならないだろう、と
事務局長は少々あきらめている。
どんな社会でも正規分布的に
異常な部分は必ず何パーセントを占めるのだから。

それにしても、
画面を通じて出て来る悪魔たちの姿は醜い。
しかも沢山いる。
もうこれを観たら、
あんのんとした気分でアジアの歓楽街を歩けないだろう。
では、何かをせよと言われれば、無力感が襲う。
せいぜいNGOに寄付するくらいのことだ。
それでも、少しでも世の中を良くすることができるなら、
しないよりした方がいい。

生まれる場所は選べないが、
たまたま豊かな国に生まれ、
教育程度の高い中で育ち、
ぬくぬくと生きている日本人は、
やはり、こういう世界の現実は知るべきだろう。

画面に力があるから、
2時間の間、飽きさせない。
観終えた後、観客に衝撃を与え、
考えさせる力を持っている。
監督が大変気を使った
タイの子役たちのあどけなさが
作品の過酷さを強調して、
心に残る。
特に、病院に連れて来られた女の子に
男が「その服、きれいだよ」
と声をかけるシーンはたまらない。
夜中に目が覚めてしまったのは、
その女の子の表情が目に浮かんだからだ。

タイでのロケは効果を上げている。
江口洋介、宮崎あおい、妻夫木聡、佐藤浩一ら
主演級を揃えたのは
動員を高める意味では評価できるが、
妻夫木の役は少々荷が重く、
他の役者でやった方がよかったのではないか。
タイの役者たちは、やはり実感的で、
特に、自身も幼児虐待の犠牲者でありながら
その仕事に従事する男の役を演じた
プラパドン・スワンバーンは大変な存在感だ。
江口洋介も好演だが、
突然のラストでのキャラ変更は困る。
意外性というより乱暴という方がふさわしい。
あれでは
「気色悪い日本人」と言われたことに奮起する説明がつかない。
その帰結も安易で、
そういう地獄を抱えながら取材する姿の方が
人間の闇を抱えた辛さで、痛切だと思うが。

ゴミ回収車のくだり、
タクシーの中からの撮影、
最後の集会の修羅場など、
演出的には無頓着が目立つ。
その結果、せっかくの力作なのに、
減点となり、
5段階評価で「4」

ここから先は映画評ではないが、
最近カミさんはアジアには行きたがらない。
「もう老い先短いのだから、きれいなものを見ていたい。
できれば、ヨーロッパの美しい町を訪れたい」と言う。
見方によっては問題発言で、
映画の登場人物の女子大生からは、
「あなたがたは見て見ぬふりをするんですか ! 」
と非難されそうだが、
それこそ、「自分の正義」しか見えていない発言。
人生には
「勘弁してくれよ、仕方ないんだよ」
ということも沢山ある。
この女子大生の描き方は、
自分の若い頃を見ているようで、苦笑した。

この現状を見て、
「神なんかいない」という方向に行く人もいるだろうが、
事務局長は、やはり、神はいてくれないと困る
この映画を観ていて、
ドストエフスキーのことを思っていた。
「罪と罰」の中に、
終末の日、一人の人を探すキリストの姿が出て来る。
「親のために身を売った、あの女(ソーニャのこと)はどこにいる」と。
神はそういう存在に真っ先に救いを与えようとする。

地上で苦しんだ子供たちには、
天上の楽園をたっぷり用意してもらいたい、
と切に願うのだ。




国産牛肉まつりと東京カレー  

昨日から「国産牛肉まつり」が始まり、
新聞にも広告が出ていました。
組合の方は、本日は「すき焼きの日」
うまく重なったものです。

組合員から「国産牛肉」という言葉に疑義問い合わせがありました。
というのは、
一般的には「国産の牛の肉」の意味なのでしょうが、
長い間業界では、
「国産牛」とは
乳用牛の牡の肉のことを指して来た歴史がありましたので。
和牛・交雑牛・乳用牛(主にホルスタイン種)という分類を
和牛・交雑牛・国産牛としてきた長い慣習により、
「国産牛」=和牛も交雑牛も乳用牛を全て含めた総称
にはなかなか簡単には移行しにくいようです。
「和牛」という言葉のルール
(黒毛和種・褐毛和種・日本短角種・無角和種及びその相互交雑種)
さえ、一般にはまだまだ浸透していないのが現状です。

それにしても、
このキャンペーン、1カ月は長い
せいぜい2週間が効果的と思いますが。

昨日、ブログを休んだのは、
心配した方もいたでしょうが、
実は意図的。
ちょっと珍しい経験をしたのですが、
その前後のことを書くと
迷惑がかかる人が出るので、
あえてまるごと休んでしまいました。
そういうことも時にはあります。

組合オリジナル商品『東京カレー』のデザインを一新したところ、
沢山の注文をいただきました。

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出来上がってみたら、
予想以上にインパクトが強く、目立ちます

↓は、そのポスター。

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東京タワーを使うことには、
法的問題はないことを
法律家に確認しました。
写真には著作権がありますが、
これは買い取りの写真。

いっそのこと東京タワーの売店で売って、
全国の修学旅行の生徒に持ち帰ってもらおうかとも考えましたが、
最近、タワー内のカレー屋でレトルトカレーを発売したので、
遠慮しました。

『東京カレー』という名称の商標登録のアクションも起こしましたが、
(協同組合などは地名を使った商品の登録が出来る)
@原材料を東京で生産
A工場が東京にある
B近隣の県によく浸透している
などの条件がクリアできず、断念。
TOKYO-Xを材料豚に使用すれば登録は可能と思いますが、
今度は価格が高くなるので無理。
なかなか難しい。

食べた人にはリピーターが多く、
娘がアメリカ留学時には、
「あれを送ってくれ」という要望が届きました。

東京タワーをデザインに使って、
より主張を鮮明にした『東京カレー』。
是非、お試し下さい。



災害訓練  

↓の写真は、品川駅の9・10番ホームの光景。

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何をしているかといいますと、

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災害訓練です。
地震が起こって
電車が止まり、
帰宅困難者が品川駅に滞留した時、どうするかという訓練。

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東京都、品川区、港区合同の大訓練。
既に新宿駅、池袋駅、北千住駅でもやったそうです。
品川駅周辺の企業、団体、事業者に割り当てがありましたので、参加。

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反対側のホームからも撮影。
ゼッケンを着けているため、
「あれは何をしているんですか」と訊かれました。

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寒空に50分もホームに立ちっぱなしで待たされ、やっと訓練開始。
JRの方が
「関東北部で地震が発生、
東海道線、総武・横須賀線、山手線、京浜東北線が停止・・・」
と緊迫感の無い声で説明します。

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移動開始。食肉市場やコクヨが退避場になりました。

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ジロジロ見られますが、既に羞恥心を感ずる年齢は越えています。

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↓食肉市場の1階ホール。
ここで一泊し、
飲料水やトイレ、情報提供などを受ける、という設定。

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一遍に帰宅すると、道路が混雑するので、時差帰宅を奨励。
実際は、みんないうことを聞くとは思えません。

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解散場所に移動し、↓災害状況の説明。

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↓地図には、火災場所や、倒壊、陥没箇所が記されています。
給水ステーションなども設置されるようです。

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品川駅前広場に戻ると、消防署のキャンペーンの真っ最中。

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↓心臓マッサージの訓練、

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↓消火器の使い方、

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↓こんな体験館も。

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「この煙は安全ですが、実際の有毒ガスは、
一息吸ってもうろうとなり、
二息吸ったら倒れます」とこわい説明が。

↓入ってみました。

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↓中はこんなです。

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文字どおり、一寸先は見えません。
何も見えない上に、上から幕が下がっていて進路をふさぎます。
既に10呼吸。もう死んでいます。

声のする方を頼りに進み、

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↑やっと脱出。

↓は、下さったグッズ。

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水を入れるだけで食べられるごはん、
災害対策用トイレ、非常用給水袋など。

事務局長の災害対策意識は一挙に向上
必ずいつかは来る地震。
みなさん、準備をしましょう。
暖かくなったら、
一度職場から家まで歩いて帰ってみようと思います。

今日は理事長と副理事長2人が
会議などで事務所に来訪。
事務局長は産地交流事業の報告書類を作成。
前より書類が面倒になっています。

家に帰ると、
カミさんから買物リストが。
ものすごい量を買い出し。

カミさんは志ん朝をずっと聴いていて、
「もっと聴きたい」といいます。
1日2本に制限し、
明日は「付き馬」「大工調べ」


2月の動向とカタコンベ  

そろそろ月が変わるので、
2月のスケジュールを作ってみたら、
かなりたてこんでいる。
会議と講習会がそれぞれ6回ずつ

それに引き換え、
外部の会合はまだ1つしか入っていない。

不思議な話だが、
とにかく2月の諸会議は
新年度の方向性を固めるものになるので、
この2月は、かなり重要な時期となります。

その会議や講習会の案内を各方面に送りました。

夕方からはカタコンベの集い
これは事務局長が勝手に名付けている会合で、
業界で皇帝ネロの圧政に苦しみながら、
平和と民衆の解放を願う人々の
地下墓所での秘密の集会。

まあ、それほどおおげさではなく、
ただの飲み会です。

そのために、↓カニが犠牲に捧げられ、

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↓エビは下半身カットの無残な姿をさらし、

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↓サザエは火あぶりの刑の処せられます。

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↓累々と並ぶ「死体」を人間は食らい、

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「おくりびと」の山崎努のセリフではありませんが、

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これが、うまいんだな。困ったことに。

業界各方面の諸事情を聞くと、
不景気もさることながら、
団体運営そのものは、
やはり「人間」に行き着きます。
それもトップや要の人物の資質の問題です。

「あの会長では何も変わらない」
「あの専務じゃ、人は育たない」
「あの事務局では、先行き希望がない」


人材は「」であり、
玉石混淆(ぎょくせきこんこう)の中から
どれだけ宝が上に持ち上げられて行くか。
行き付くところは、具体的には、
組織における役員を選ぶ方式や
新陳代謝の仕組みになりそうです。

見識のある牽引役が上に立ち、
その思想を具体化していく事務局がいる時、
組織は発展する。


当たり前のことですが、
その「人材」を得るのが難しい。

しかし、せっかく作った新陳代謝の仕組みや
良い人材が登用される制度を作りながら、
団体の長老級の人が
自らぶち壊す、
そういうこともよくあるようです。

手前ミソですが、
新陳代謝を実現し、
要所要所に人を得た東京組合は
幸運
でした。

ところで、国会は衆参の決議が対立したための
両院協議会そのものが、
議事録を作ることの是非を巡って空転、
協議に入るまでに数時間を要し、
しかも、中途で散会。
こういう、資質そのものが悪い議員しか選べない
日本の選挙制度はやはり問題。
世襲議員だらけでは、
しがらみからは脱却できません。
三バン (地盤、看板、鞄) がないと出てこれない選挙制度を変えるためには、
世襲議員は禁止
それができなければ、
親と同一選挙区からは立候補できない制度を作るべきでしょう。
大体、親の力を借りて当選するなんて、
大人として恥ずかしくはないか。

今日の産経新聞で、
賢人・曽野綾子さんが
また見事に一刀両断。

オバマの演説を引いて、英語の
「チャイルドライク」(無邪気な、子供のような)と
「チャイルディッシュ」(おとなげない、弱々しい、愚かな、幼稚な)
の違いについて述べ、
「悪に染まらないという点では、子供のままでいるのがいいが、
決して子供っぽくなってはいけない」

とパウロの言葉を解説する。

そして、次のくだりで強烈なパンチを食らわす。

「平和を願えば必ず平和が来る」とか、
「安心して暮らせる政治を ! 」などというのも
すべて子供じみた思考だ。
前者はご苦労なしの、主に若者の、
後者は七十歳八十歳まで生きながら、
決して人生を深く見なかった
幼稚な老人たちの世迷い言だ。


聞けば、ソマリア沖の海賊対策としての
海上自衛隊の護衛艦派遣について、
民主党が困っている。
党内意見の集約が出来ない上に、
連立の相手とみている
社民党の福島党首が「派遣断固反対」を表明しているからだ。

福島瑞穂という人も
とんでもない子供っぽい人で、
以前テレビの討論で、
「どんな犯人も有罪判決が出るまでは実名を出すべきではない」
と主張していて驚いた。
あきれた討論相手が
「では、目の前で子供を刺し殺した犯人が
その場で逮捕されても実名を出すなというのか」
と聴くと、
「たとえそうだとしても、
有罪判決までは容疑者でしかない。
人権擁護のために、実名を出してはいけない」
と言うのだ。
そんな幼稚な人間が党首の社民党でも
一定のファンがいて、
議員は輩出できる。
不思議な制度だ。

家に帰ったら、カミさんは
「愛宕山」も「居残り左平次」もちゃんと聞いていた。
感心、感心。
明日は「三軒長屋」「柳田格之進」だ。







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