和牛と黒豚の表示検討会  

明日からの遅い夏休みを控えて、バタバタと仕事を片づけました。
と、書きたいところだけれど、片づかない。
やってもやっても仕事が湧いて出て来る。
不思議だ。
9・10の方は明日某国の輸入関係の人と打ち合わせれば、
あとは代理店の仕事ですが、
組合の常務会の方が、
いろいろ注文が出ましてね。
家に持ち帰りです。

その忙しい合間に、農水省で開催された
「食肉の表示に関する検討会」の傍聴にでかけました。
テレビカメラが沢山入っていて、
マスコミの注目度が高いのでびっくり。

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10名程度傍聴のはずが、50名も傍聴者がいました。

「食肉の表示に関する」とあいまいな表現ですが、要するに、
「和牛」と「黒豚」の表示は国産に限る、是か非か、という検討会です。

えっ、それは食肉公取協でやってたんじゃないの、
という方は事情通。
それの行政版です。
行政版ですから、
委員の顔ぶれが幅広い
生産者、販売者、消費者、加工者、学者と一通り揃えてあります。
こういう価値観も生活環境も視野も利害も違う人たちを集めて、
意見の一致を見れるのか、
というより一致させる意味があるのか
という気はしますね。

そういえば、以前に「黒豚の定義」を決めるための会議で、
事務局長も委員をしていたんでした。
あれはいろいろ意見が出たけれど、、
最後はパブリック・コメントで決定、でした。
今度はそうなるか。
今回は第1回でしたので、
「共通の認識」をするためか、
和牛と黒豚を取り巻く現状・諸制度を説明。
これが1時間。
その後一人ずつ簡単な意見や要望を述べて、第1回は終了。

まったく民主主義は時間のかかるシステムです。

いくつか面白い意見もありました。
「表示は買い易く、分かり易くするためなのか、
それとも、売り易くするためなのか」

これは面白い切り込みですね。
「消費者に分かり易い表示をするため、を基礎にすべきで、国産を守るために表示をどうするか、を考えるのは違う。選択のための表示だから」
も同様の趣旨。
今回の「検討」は、生産者を守るため、
という意図がありありなので、ある人々には痛い意見でしょう。
「消費者主権を守るのが表示。表示を見て、お金という投票用紙で投票する。だから、制度上で議論してもナンセンス。市場で消費者がお金を払って判断するものだ」
なるほど。選挙にたとえるのは面白い。

「和牛も黒豚も、外国産と国産とで、味や品質に差があるのか」
差がないなら、「国産のみ」の限定はおかしいわけですね。
「牛だけ飼っていればよかった頃がなつかしい。今は事務的なことが多過ぎる」
という生産者の方の意見は、補助金行政の一端がかいま見えて可笑しい。

「品種の問題と産地の問題を混同して、これを一つにしてしまえ、という議論だ。この二つは区別すべきだ」
「『和牛』と『国産牛』の方がまぎらわしい」

ほんとにそうですよ。

「食料資源の確保のために、いろいろな国から輸入している、という点をふまえないといけない」
「和牛の表示に制限を加えると、生産国の輸出マインドをそがないか」

グローバル、という観点から見れば、
「国産に限る」というのはあまりに逆行しています。

「準備された資料を見ると、『国産に限る』という方向に行くような資料に見える。もっと自由でいいのではないか」
これについては、委員長(沖谷明紘 日本獣医生命科学大学名誉教授)が、
「私が委員長を引き受けた以上、誘導する気はない」
と言ってたいのは頼もしかったです。

と、今日の議論を聞いただけでも、
「国産に限る」を「下から」ではなく、
「上から」決めようとする今回の検討が
時代錯誤で強権的であることがよく分かる議論でした。

会場で農水省の関係部署の方や業界の関係者に
号外を配っておきました。


事務所に帰って、遅くまで。
明日バタバタするのはいやだったので。

というわけで、
事務局長は明日午後から早退し、休暇に入ります
5日間ブログを休み、
6日の夕方から再開です。
どこに行くかって?
それは帰ってから。
それでは、みなさま、ごきげんよう。


号外ができました  

9・10に街頭で配布する
『東京食肉新報』の号外ができました。

↓ 表面
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↓裏面
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タブロイド版の両面カラーです。
この号外、画期的なものだと事務局長は思っています。
なぜなら、
こんなに堂々と「牛肉は安全だ」と宣言した印刷物はかつてなかったからです。
5年前の農水省関係の団体の印刷物やパネルには、
確かに「牛肉はもともと安全です」と書いてあります。
ささやかに。
そのうち、それさえも主張しなくなってしまいました。
後はマスコミの「危ない牛肉」の言われ放題です。

確かにお役人は責任を追及されるのがいやですから、
「安全」とははっきり言いません。
学者の先生たちも厳密さが科学者の売り物ですので、
「100パーセント安全」なんて言えません。
「牛肉の安全性は確度が高いと思われる」なんてもってまわった言い方をしますから、
消費者感覚では「きっと怪しいんだろう」と思われます。
小心者ばかりの中、
勇気をもってはっきり言えるのは我々だけです。

また、飼料がどうの、月齢判定がどうの、なんてまわりくどいことを言わずに、
異常プリオンの蓄積部位を根拠に「牛肉は安全です」
とシンプルに言っています。

というわけで、この号外、活用しようと思います。
まず自民党の新人議員の「83会」のみなさんには全員郵送します。
理事と支部長にも送ります。
欲しいという組合員にはタダで差し上げます。
全国でも配ったらいい、と本気で思っています。

焼肉店チェーンの「でん」は、
アメリカ産牛肉であることを堂々と宣言してメニューに加えました。
そのこころざしが嬉しい。
大手スーパーは消費者の批判を恐れて及び腰。
しかし、安全なものを売ってどこが悪いのか。
消費者の顔色をうかがって、びくびくしているから疑われるんです。
男だったら、胸を張れ、です

9・10イベントについては、
今日、日本経済新聞と朝日新聞に告知記事が載りました。
準備もほぼ終わり、後は浸透を待つだけです。

今日、マスコミは、
愛知県同和食肉事業協同組合による牛肉偽装事件で、
21億円を返還するよう、全肉連を通じて命令したと報道しています。
今頃? という感じですね。
ところで、補助金をだまし取ったフジチクらは倒産してませんでしたっけ?
一体21億円をどうやって返すのか。
フジチクらが返せなかったら、誰が責任を取るのか。
補助金を扱った全肉連が負担することにはならないのか。
裁判になるのか。
いずれにせよ、国民の血税を
「払えませんから」でチャラにするわけにはいかない
でしょう。
新たな問題を抱えてしまいました。

帰りに試写会で、
「イルマーレ」を観ました。

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韓国映画のハリウッドでのリメイク。
キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックが「スピード」以来12年ぶりの共演、というのがウリ。

湖畔に建つ家に住んでいたサンドラが
次の住人に手紙の転送を頼んだ手紙をメールボックスに入れると、
それは2年前の住人の手元に届く。
こうして不思議なメールボックスを介して
2年間という歳月を隔てての文通が始まり、
次第にお互いの中に恋心が芽生えて来る・・・という話で、
発想は面白い。
突っ込み所は満載ですが、大人の童話にケチをつけるのは野暮というもの。

手紙というのもまどろっこしく、
実際は会話するみたいな描き方をしていますから、
いっそのこと、同一の携帯電話を介しての2年の歳月を隔てての会話にした方が今風でした。
(無線で過去と交信する話が、前にありましたね)
最後の部分の仕掛けもあざやかとはいかず、相当観客は混乱したと思う。
いずれにせよ、
ワン・アイデアのストーリー、小品なら「思わぬ拾い物」になりますが、
こんなトップスターが演ずるほどの映画ではありませんでした。
5段階の「3」



9・10の準備  

昨日は日刊ゲンダイの、
「農水省の食堂は米国産を使っていない」、
という記事の中で、
東京都食肉事業協同組合が9月10日に
牛肉の安全性を訴えるイベントをやる、と触れていました。
明日は朝日新聞夕刊の「マリオン」に行事告知が掲載されます。
明日または明後日、日経朝刊にも告知。
どんどん浸透しつつあります。

号外を入稿完了と思ったら、見過ごせないミスがあって、
急遽修正。
何度も読んでいたんですけどねえ。
気づかなかったですねえ。

号外を活用しての国会議員への案内状
支部長・理事への当日参集のお願い文を作成。
明後日号外ができたら、どっと投函します。

当日へ向けてのチェックシートを作って点検。
こうして一つ一つをつぶしていきます。

進行台本ができてきましたが、
安全性のことが少ないので注文を出しました。

いつもそうですが、
こうして寝て、起きて、仕事して、
を繰り返すと、その日が来るのです。

こんな事務局長では  

組合のホームページの掲示板に
「こんな事務局長では」との書き込みがありました。

土曜日の東京新聞での米国産牛肉輸入再開へのコメントが、
値段が下がることを、安全・安心より優先させている、と受け止められ、
したがって、こんな事務局長では業界団体のエゴと受け止められるから、
よくない、ということのようです。

牛肉がもともと安全であることを押さえれば、
牛肉価格と安全が相反するものではないと分かるはずですが。
我々は牛肉の安全を前提にして、
BSEの間違った知識により、
「安価」と「安定」がそこなわれたから回復しよう、と言っているんですがね。

「牛肉は安全」をどうしても認めたくない人は、
いろいろな論理を繰り出してきます。
そのあたりは靖国問題と似ていますね。

ちゃんと説明しておきましたので、
消費者用ホームページの
「組合への質問コーナー」をご覧ください


今日は某大テレビ局の取材。
9・10には来てくれるそうです。

号外の最終段階の差し替えの画像がなかなか届かず、
遅くになって届いて校了。
号外は事前に支部長に送ろうと思います。
近藤理事長が盛んに、組合員の当日の動員を勧めていますので。

健康のために  

来週は過酷な1週間になりそうなので、
土曜日曜はゆっくりさせてもらいました。
今日は午前中、手紙を3本書き、
午後はエアロビクスへ。
その後、床屋さんへ行きました。


年に1度の健康診断の結果は、数値が大幅に改善されました。

肝機能障害疑: 要精密検査 → 異常なし
高中性脂肪血症: 要経過観察 → 異常なし
糖尿病疑: 要経過観察 → 異常なし
蛋白尿: 要経過観察 → 異常なし


低HDLコレステロール血症のみ、要経過観察が継続。
つまり、善玉コレステロールが低め。
これは基準値が40〜99のところ39ですから、
まあ、異常なしに近いでしょう。
あとは、BMI(体重÷(身長×身長)が、基準値18.5〜24.9のところ、
26.2と多い。
つまり、「肥満」。
知ってますよ、言われなくても。
ただ、基準値内に収まるには、
70キロにならなければなりません。
それは無理。
もともと筋肉質なんですから。
72キロが妥当で、努力中です。
現在、75キロで強固な抵抗にあっています。


いきつけの床屋さん(浦安市北栄の「いずみ」)のご主人が
ブログをよく読んでくれていて、
「大変勉強になります。
『スーパーマン リターンズ』が良いというので
夫婦で観に行きました」

と言ってくれました。
こういう読者がいてくれるので、
深夜起き出して書くことになります。





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