仕事納め  

本日で組合の事務所は正月休みに入ります。
本当は昨日理事長が来て、仕事納め。
今日は私一人で残務整理
音楽かけて、ゆったりして、いいなあ、この感じ、
と思っていたら、
ガンガン電話は入るわ、ギフト券買いに来るわで、
まだ世の中は組合を休みとしてくれていないのが分かりました。

夕方から落ち着いたので、
1月6日の新年賀詞懇親会の前の常務会の資料作り。
そしたら、ワープロが壊れてしまった。
あ、驚くでしょうが、
私、まだワープロ使っています。
もちろんパソコンでワードは打てますが、
スピードが違いますから。
OASYSの親指シフトって、本当に早いんです。
定年まで何とか使えますようにと、まだ愛用していますが、
プリンタ部分がいかれてしまい、
代用していたパソコンのフロッピィディスクドライブが更に壊れたので、
地下倉庫までおりて、
予備のワープロ持ってきました。
なんとかなってよかった。

帰りは東京駅まで行って、ミレナリオを観て、
国際フォーラムの地階で帝国ホテルのシチューを食べて帰りました。

今年の組合は本当に良いことが沢山ありました。
来年も良い年でありますように。

ああ、映画100本、なんとか達成しました。

新年号の編集  

昨日の題名の「神戸偽装牛肉殺人事件」というのを不謹慎と思う方もいるでしょうが、
あれも読者を増やすための戦略です。
実はブログは最新の書き込みの一覧表が出ておりまして、
そこで面白そうなものを見つけて、みなさんが訪問して来るわけですから、
題名に興味を引く工夫をするとカウンターが上がります。
「SAYURI」を題名にした時には、
訪問者が3倍になって、驚きました。
そういうわけで、題名についてはご容赦を。

現在、『東京食肉新報』の新年号を編集中。
昨年までは1月1日号があったので大変でしたが、
今回から1月15日号にまとめることにしましたので、
少し楽になりました。

私の分担の「理事長年頭所感」と顧問の国会議員の挨拶の部分は終了。
みなさんが書いたものを磨くだけですから、楽なものです。
参考のために今年の年頭所感を読んでびっくり。
今振り返ってみると、見事に今年の方針を提示しています。
「組合が変わる胎動を感じられる」と書き、
ポスト都肉連の施策として、
還付された持分を組合員のために役立てる、とはっきり書いてあります。
それが3億円の特別会計となり、
2千万円の組合内助成事業として結実し、
「本部が変わった」
「組合員のことを考えてくれる組合になった」
「組合に入っていてよかった」
と言われるようになっていったのです。

「補助金は元々国民の税金だ」
とも。
この部分については、組合の長老からお叱りを受けましたが、
補助金をあてにせずに自ら資金を生み出して、
国のお金、つまり血税を使わずに済んだのですから、
ほめられこそすれ、非難されるいわれはありません。
補助金をどれだけ引っ張って来るかが手柄だった昔ならまだしも、
今はもう時代が違います
国民こぞって「小さな政府」をめざしている時に、
業界団体が国に、つまり国民に補助金を求める体質こそ
まず変えなければ、行政に変化を求めることなどできるはずがありません。

「民のできることは民で」というなら、
自立できる体制を構築しなければなりません。

そうそう、思い出しました。
昨年の9月、
都肉連が解散して、全肉連から脱退したことを報告しに
農水省に行ったところ、
話を聞いたお役人がこう言いました。
「で、おねだりはどうするんですか」

ご安心下さい。
わが東京組合は、おねだりなぞしないで立派にやっていますから、
その分のお金は、
もっと必要な人たちのために使って下さい。

わが組合が平成17年になした大きな転換は、
時代を先取りしたもの
だと、私は思っています。
昔の甘い汁を吸っていた時代のことが忘れられない人たちは、
やがて滅んでいくことでしょう。

神戸偽装牛肉殺人事件  

親戚筋から「あんまりいろんなことを書くな」と言われました。

そう言われましてもね。
いろいろ書くのは、面白くして、読んでもらうためです。
面白ければ読者も増えるし、続けて読んでもらえるし、
その中で組合の立場を理解していただくことが時々織り込めますからね。
真面目一本では読者が減ります。
事務局長、外見は真面目ですが、
内面は相当おかしいですから。
本人が言うのだから、間違いありません。

年末のせいか、いろいろな人が訪ねて来ます。
今日訪問して来たF社のMさんが言ったことで嬉しかったのは、
「東京食肉新報を隅から隅まで読んでます」という言葉。
外部の人がそこまで読んでくれるとは。
そして、
「最近の東京の食肉組合は素晴らしいと感心しています」
とのことでした。

さて、いよいよ裁判の後の事件の話
面白くするけど、親戚筋、許して下され。

神戸でコンサートの後、ルミナリエ (東京で言う「ミレナリオ」みたいなもの)
を見に行ったら、いろいろな屋台が出ていましてね。
私、串に刺さったものを見ると、食べたくなるクセがありまして。
でっかい「神戸ビーフの串焼き」というのをつい買ってしまったわけです。
そしたら、これが固い。神戸ビーフなんて、嘘ばっかり。
まさに偽装牛肉。
噛んでも噛んでも噛み切れず。
もうしかたない、と飲み込みました。

実は、私は子どもの頃からの扁桃腺持ちでして。
もし「腫れた扁桃腺の写真全国コンクール」というのがあったら、
確実に決勝に残ると思われる、
医者もびっくりの巨大扁桃腺の持ち主なのですが、
たまたまカゼ気味で腫れてのどが狭くなっていたため、
その肉がのどにつまって、完全にふさがってしまいました
同行者が水を買いに走ってくれましたが、
既に窒息状態。
正月に餅をのどに詰まらせて死ぬ人がいますが、
ああ、これがそれか、とよく分かりました。
本当に息を吸うことも吐くこともできません。
このままでは本当に死ぬ、と思ったので、
喉に指を突っ込んで、吐き出しました。
あと1分続いていたら、意識不明になって、
救急車を待たずして死んでいたでしょう。
肉を引きずり出す時に喉を痛めたらしく、
それから数日間はものが飲み込めませんでした。

しかし、あのまま死んでいたら、どうなっていたか。

身元を確認する
→死者が先程まで偽装牛肉事件裁判の証人をしていたことが判明する
→偽装牛肉事件の証人が偽装牛肉を食べて死んだ、ということに、警察は事件性を感ずる
→肉を売った屋台の兄ちゃん取り調べを受ける
一緒にいた女性取り調べを受ける
浅田被告が何か指示を出したのではないかと疑われて、取り調べを受ける
→被害者の足どりで、淀屋橋のたもとで長いこと立ち話をしていた姿を目撃されたテレビ関係者取り調べを受ける
→死体を引き取りに来た家族に事情聴取をしたら、死者は大変な扁桃腺持ちだったことが判明する
→浦安の順天堂大学病院の医師事情聴取を受け、近く扁桃腺切除の手術を受ける予定だったことが分かる
→解剖してみたら、扁桃腺が腫れて狭くなった喉に 噛みかけの牛肉がぴったり詰まっていたことが判明する
→この人は意地汚くよく噛みもしないで肉を飲み込んで死んだ気の毒な人だということになる
→こうして、「神戸偽装牛肉殺人事件」の捜査は終了する
→葬式で業界の人が「大野谷さんも肉食べて死んだんだから本望だったろうねえ」と囁き合う

と考えると、
つくづく死ななくてよかったと思います。

そのあとの正月、よく噛んだこと噛んだこと。
その後、扁桃腺の手術はしたのかって?
決心がつかず、
今も私の喉の奥で自己主張しています。

偽装牛肉裁判に証人として出廷  

休み中に、このブログの読者であるMさんから電話を受けた。
「大野谷さん、神戸で死にかけたって、どうしたの?」
「えっ、話しませんでした? 去年のことなんですけど・・・」

良く読むと、確かに1年前の出来事とは書いてない。

1年前の平成16年12月21日。
その日、事務局長 (私)は、大阪地方裁判所で一番大きい第201号法廷で証言しました。
事件は牛肉偽装による補助金詐取事件。
浅田満ハンナン元会長がBSEによる国産牛肉買い上げ制度を悪用して
不正に補助金数億円を詐取したという、あの事件です。
(もう忘れてしまった方も多いでしょう。)
私はあの事業に対しては批判的で、
偽装が入る可能性が高いと、公の会議の場でも農水省幹部に疑問を呈していましたので、
そういうことを書いた「ミート・ジャーナル」などの記事を見て、
浅田被告の弁護士から証人の要請を受けたのです。
浅田被告の側の証人、というのが妙ですが、
「浅田さんのためになる証言をするわけではありませんよ」
という私の主張を弁護士が受け入れてくれ、
近藤理事長も「言って、話して来い」と言いますので、でかけました。

当日は先に述べた会議の話をし、農水省が偽装を知らなかったはずはないこと、当時の業界には「偽装できるぞ」という雰囲気があったこと、
等を証言しました。
しかし、本当に言いたいことは、それではなく、
偽装できると思いながらも、実際にしたとしないとでは大きな違いがあること、
実際にした人が処罰されるのは当然であること、
特に、出来心ではなく、
計画的に指示して実行した浅田被告は厳正に裁かれるべきであること、
浅田被告の犯罪により、
善良な食肉店の人たちが、消費者から疑惑の目を向けられて苦しんだ
こと、
浅田被告はそれをつぐなうべきであること、
等で、それを述べました。

その日の午後の法廷は少々異常で、
いつもはいない女性たちが沢山つめかけていました。
浅田被告の親族の方々です。
その方たちが傍聴席で泣いているのを知りながら、
「浅田被告は厳しく処罰されるべきだ」
などと言うのですから、勇気が必要でした。
なにしろ、すぐ脇に「食肉のドン」と言われた人がいる前で、
その人を裁くべきなどと言うのですから。

実は、証言など初めてのことなので、
リハーサルはしました。
組合の事務局に夜残って、
想定される質問に対しての回答を声を出して予習しました。
それでも、出廷前は胸がドキドキ。
しかし、最初の質問に答えてしまうと
「こんなものか」という感じで腹が座りました。

むしろ、数年前に出た「NHKスペシャル」の方が大変でしたね。
放送を見た人は「落ち着いていたよ」と言ってくれましたが、
とんでもない。
水を飲もうとしてコップを取ると、そのコップが震えている。
「ああ、俺、緊張しているんだ」と内心笑いました。
それに比べれば、今回は全国放送されるわけではないので、楽でした。

しかし、その夜、
「ああ、あそこはこういうべきだった」
「ああ、あのことを言い忘れた」
地獄の苦しみ
まあ、言うべきことの8割は言えたので、
後で、知人の弁護士から「8割も言えたら、それは上出来ですよ」と言われました。
「度胸がある」とも褒められましたが、いえいえ、そんな。

その時の証言内容と11回の裁判の記録と私の傍聴記は
「東京食肉新報」の平成17年の1/15、6/15、7/15号に掲載
されています。
興味のある方は組合までご連絡下さい。
無料で差し上げます。

で、その夜のこと。
地元の友人に誘われて、
三宮の国際ホールで「レ・ミゼラブル・コンサート」を聴いた後、
出かけた「ルミナリエ」の会場で、事件は起こります。
続きは今度。
ハハハ、Mさん、まだまだ引っ張りますよ。

以下、プライベート

今年のクリスマス・イブはいつもと違う予定を組んだ。
まず、明治座で松井誠の公演をカミさんと観る。

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名作「男の花道」では男の友情に落涙した。
歌謡ショーは、本当にきれいな女形が見られる。
博多人形の踊りは、本当にきれい。
男と密会する女を演じて、ろうそくを持って客席から登場した時はどよめきが起こる。
「近くでも遠くでもきれいに見えるのは私だけ」
と本人もトークで言っていたが、
確かに梅沢富美男はものすごい太いしね。
とにかく本人、男装もかっこいい。

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旅回り一座の座長というと、
どこか疲れた感じがして、
貧乏顔でちょっと淋しいのだが、
松井誠はそれがなく、とにかく生きがいい

席も前から8列目のど真ん中で最高。
しかし、まわりは97パーセントがおばさん。
その上、とんでもなくマナーが悪い。
自分の家でテレビを観ているみたいに声高にしゃべるし、
ビニール袋をがさがさごそごそ。
でも、1万円で損した気がしない舞台でした。

その後、娘と合流して、三人で
映画「綴り字のシーズン」を観る。
アメリカのスペル・コンテスト(日本の漢字博士みたいな行事)の
出場者の女の子の家族の崩壊と和解の物語で、
アメリカ人が好みそうな話だが、
今一つ脚本と演出が悪く、感動には至らず。
それにしても、何の不自由もない円満な家族の中で
心が病んでいく様を観ると、
アメリカ人って悩むのが好きなのかね。
すぐ精神鑑定だのカウンセラーだのセラピーに走るし。

その後、新宿西教会のクリスマス・イヴの礼拝に出、
百人町のリトル・ソウルを探訪して、
韓国家庭料理を食べる。
本当に「家庭料理」で、客と同じスペースに店主の孫から何から家族が全員揃っているような店だった。

組合事務局もあと4日で店じまい。
いよいよ押し詰まりました。

大掃除  

今日は午後から事務所の大掃除をしました。
組合事務局は、品川のインターシティの隣、
「食肉市場センタービル」の8階にあります。
4年前に建ったばかりのビルで、
あまりほこりが出ない。
ロッカーの上まで雑巾がけしましたが、
きれいなものでした。

ビルの所有者は東京都。
我々のような業者団体と卸売会社の方が店子で入っています。
来たことのある方がみな驚くことが何点か。

@エレベーターの来るのが遅い。
A廊下がやけに広い。
B「只今から冷房に切り換えます」という不思議なアナウンスが流れる。


@は、作業する方用が1台、その他に3台。
この3つのエレベーターが連動していない
私の住んでいる築30年のマンションの2台のエレベーターでさえ、
コンピューターで連動していて、
1台が上に行けば、もう片方は自動的に1階に戻り、ドアを開く。
しばらく乗り降りがないな、とコンピューターが判断すると、
1台は真ん中である7階で止まって、
上でも下でも行ける体勢につく。
ところが、このビルの3台は連動していないから、
3台とも上に行っていたりすると、
1階で延々待たされる。
今何階にいるという表示も出ないから、
「いつ来るか分からないバスを待っている」ような状態になる。
何十分も待たされるわけではないから、文句を言いつつ我慢していたが、
急病人が出て、救急車で運ぶ時、
このエレベーターの来るのの遅さには、さすがに
「命にかかわるから改善しろ」
と大家(東京都)に抗議した。
すると答は
「エレベーター会社に言ったところ、
設置当時の仕様に連動の指定はなかった。
今から開発すると何百万円もかかる。
それを出してくれるならやる、
とのことなので、
やれない」。
お役人というのは、
「やらない理由」が立てばほっとしてしまって何もやらないので、
結局、今も「遅い、遅い」と言いながら乗っています。
中には1階にいる守衛さんで気の効いた人が、
ボタンを押して、
常に1階に1台はいるようにしてくれていたが、
最近いなくなりました。

Aは、廊下が広いばかりでなく、
エレベーターホールは驚くほど広い。
私の家 (66u)より広い。
民間ならここを売店にするか喫茶室にでもして有効活用するところだが、
なんとか公団だかの補助金を使っているので、
そういう使用ができないそうです。

Bは、実はこのビルは地冷(地域冷暖房)で、
隣のインターシティから冷気と暖気を買っている。
だから空調の料金がやけに高い。
それだけではなく、
1回線 (?)しかないために、
冷気か暖気かどちらしか通らない。
多分、夏は冷房にし、冬は暖房にして済むと思ったのでしょう。
ところが、このビルは東西に細長く立っており、
南側は太陽の光を受けて温室状態で、冬でも暑い。
北側は一日中日が射さず、夏でも寒い。

問題は中間の春と秋で、
暑すぎる南側の事務所のために冷房に切り換え、
寒い北側のために暖房に切り換え、
切り換えを1日に何回かやる
その都度「只今から冷房に切り換えます」とアナウンス。
では、わが組合の部屋はどうか。
実は北でも南でもない真ん中
部屋を割り当てられた当初は、
「窓がないなんて窒息する」と壁を曇りガラスにしてもらった経緯がありますが、
室温に関しては、この部屋は快適で大当たりでした。

というわけで、
このビルはお役人が建てたものの典型ですが、
居心地は大変いい。
その上家賃が安い。
是非一度事務局においで下さい。

今朝になって気づいたのですが、
昨日の12月21日は重要な記念日でした。
例の「食肉のドン」浅田満の偽装牛肉事件の裁判で
事務局長が大阪地裁の証言台に立ち、
その後、神戸で死にかけたのです。


時間がかかりそうなので、続きは明日。







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