マザーズ上場で話題になったブログシステム開発のドリコムですが、19年3月期業績は業績予想とはかけ離れた数値となったようです。
業績予想=売上高15億 実績=8億4000万円
同上 =経常利益4億の黒字 実績=1億8100万円の赤字
売上高は約60%、経常利益は上下で5億円以上の差となっています。
IPO時には最高値は600万円を超え、時価総額も600億円近くまでいったドリコムの株価は5/18(金)時点で1株39.6万円、時価総額80億円弱になっています。
最近は携帯コンテンツ企業を約13億円でMAしたにもかかわらず株価は下落し続けています。低調する新興市場の代表銘柄のようになっています。
MAを行うことで売上高と利益確保を目的としたものと思われますが、ドリコムの場合は手元資金が6億円弱しかないため、MA資金は借入金によるものと推測されます。
のれん発生による償却費の増加、キャッシュフロー上は借入返済による資金圧迫、管理面ではMAによる子会社増加で内部統制の運用が追いつかない状況になる可能性があります。
MAすることでベンチャー企業が強くなるには経営者が強いミッションとビジョンを持たないとMAされた会社は親会社と完全に融和しないことが多く、相乗効果が得られずにビジネスが頓挫する結果を招きます。
時価が8分の1近くになったドリコムは今後どのような戦略で業績予想数値を達成していくのでしょうか?半期決算が楽しみです。

