昨日、東京地検特捜部は証券取引法違反の疑いでライブドアに対して強制捜査に着手しました。
昨年のニッポン放送買収劇やその他のM&A案件で市場を常ににぎわしていたライブドアですが、司法の手が入るとはかなりの重大事件です。
今春の会社法大改正を控えて本格的なM&A時代到来が予想される日本の経済環境のなかで、なぜ今のタイミングでライブドアのM&Aを利用した錬金術に対して捜査のメスが入ったのか、いき過ぎた手段をおさえるために見せしめとしてライブドアがその対象となったような気がするのは私だけでしょうか。
どのような事実があったのかは今後明らかになると思いますが、任意事情聴取をせずに強制捜査にはいったという状況だけをみると、何らかの違法行為がライブドアグループのなかで行われていたのではないかと誰もが疑いの目でみざるをえないでしょう。
しかし、M&Aを利用した経営戦略は今後もIT企業のなかでは頻繁に行われていくものと考えます。これを契機にいき過ぎたグレーゾーンをギリギリすれすれで通るような手段はとれなくなるでしょう。法律に穴があいてくるのは時代の変化で仕方のないところですが、あえてその穴を利用した手段には政府も目をつぶることができなかったということでしょうか?
