ライブドア堀江社長やサイバーエージェント藤田社長のブログは視聴率が高く有名ですが、彼らの会社は公開している会社ですから、ブログで公開できる情報も自ずと限られてきます。
インサイダー取引になるような情報がブログで書き込まれてしまっては公開する会社に値しません。おそらくかなり広報部が注意を払って文章をチェックしているに違いありません。もし、していないならば社長のリスクヘッジを誰が行っているのか不思議でたまりません。
公開企業の組織体制があれば社長のブログを日々チェックできる人もいるでしょうが、これが未公開企業であればどうでしょうか、チェックできる人などいないのが一般的ではないでしょうか。
しかし、堀江社長などのブログに誘発されて自分もその気になってしまっている、つまり有名人の端くれとカン違いし、やみくもに自社の情報を公開してしまっている会社も多いのではないでしょうか。
公開企業は株主のため、また企業の利害関係者のために自社の情報を積極的にディスクロージャーしなければいけません。しかし、ブログによる不特定多数に向けての情報発信は、その企業の広報活動の一環でしかありませんから、IPOを目指す未公開企業の社長はその点十分気をつけて、「社長のブログ」を書かないといけないと強く感じます。
何でもかんでも社内情報やプライベート情報を書き込めば良いと言うものではなく、必要な情報を必要な時に自社のイメージアップ、社長のイメージアップのためにアウトプットすべきと思います。よからぬ相手がブログをみて近寄ってくる危険を感じるべきでしょう。誰が見ているかわからないというのは恐ろしいことです。
社長のブログの使い方ひとつでそのベンチャーが将来成長するか、衰退するか、投資家から見極められてしまうのではないでしょうか。

投稿者: あすか税理士法人/公認会計士・税理士谷本治郎
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