上記の本を読んでGoogleはブランド戦略をとっていないようにみえますが、きちんと自社のブランドを作り上げていることを知りました。
1998年9月7日設立、100万ドル近くの資金を集めスタートし、その後有名VCから2500万ドルもの巨額出資を獲得しました。
余裕のある資金確保もさることながら、2001年にCEOとしてエリック・シュミット博士をむかえ、ブリンとペイジ(2人の創業者)は技術開発やGoogleの企業文化的側面に集中することができ、急速な成長ができたと書かれています(本書48頁)。
経営はプロに任せて自分たちは技術開発と企業文化を作り上げるという三頭体制が急激なネット世界での成長体制を支えたといえるでしょう。
Googleというブランドがいつの間にか、検索エンジンといえばGoogleというように(コークと言えばコカコーラのように)自然と連想されているというのは確かにブランド戦略を考えないとできないことかと思います。
結果的にブランドを構築しただけだという評論家もいるようですが、最初はブランドを構築する意識がなかったとしても、IPO後にGoogleというブランドを維持していくのはそれなりのブランド戦略がないとできないことだと思います。
企業にとってのブランドイメージは企業が成長していく上でとても大事なKFS(キー・ファクター・フォア・サクセス)だと考えます。
一度でもダーティなイメージがついてしまうと(雪印やカネボウ、ライブドアなど)公開企業でさえ成長を維持するのは難しいものです。
ユーザー本位のサービスを首尾一貫して提供しようとするGoogleのスタンスがいつまで継続し拡大していくのか、10年後のGoogleがどのようになっているのか、楽しみですね。
投稿者: あすか税理士法人/公認会計士・税理士谷本治郎
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