ヤフーは、あおぞら銀行の子会社である「あおぞら信託銀行」を事実上買収し、ネットバンキング事業に進出すると発表しました。
ヤフーは、あおぞら信託銀行に120-130億円を出資し、3月末までに普通株式などを譲り受ける予定です。株式持分は66.6%となり、あおぞら信託銀行はヤフーの子会社になります。
あおぞら銀行は、来年にもネット専業銀行としてヤフーが展開するネットオークションやウエブショッピングなどの決済サービスや消費者ローン、カード決済の取り扱いを始める予定です。
あおぞら銀行は、元日債銀ですが、元日長銀の新生銀行がリテール分野に特化し再上場を果たしたのと比較し、リテールの分野では出遅れていました。ネット最大手のヤフーと組むことでリテール分野のシェア争いに加わることのメリットは大きく、またヤフーも本格的に金融分野に進出していく上で銀行業務は欠かすことのできないインフラであったに違いありません。
両者の思惑がうまく一致したM&Aの事例といえるでしょう。楽天とライブドアは証券会社のインフラはありますが、まだ銀行を所有していません。ネット業界は金融業界を巻き込んでどのような環境を顧客に提供していくのか、楽天とライブドアはどのような戦略をうつのか、楽しみです。
投稿者: jtcpa
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