京都府綾部市「もと何鹿郡(いかるがぐん)」には12の式内社がある。これは明治政府が明治7年(1874)6月から「教部省達第28号」により各都道府県に調査を命じ、京都府は明治8年7月より寺社掛が調査編纂した。この「延喜式内並国史見在神社考証(えんきしきないならびにこくしけんざいじんじゃこうしょう)」と呼び、18冊に編纂され、京都府総合資料館に保存されている。何鹿郡(いかるがぐん)之部では12社とされ、既に今年9社を紹介して来た。今回は10社目舘町の式内社「赤国神社」を紹介します。祭神は三柱で、右側、猿田彦大神、中、瓊々杵命(ににぎのみこと)、左側、天宇須女命(あまのうずめのみこと)、天の岩戸で踊った神様です。又、この神社は家格が高く、江戸時代初期まで、旧暦の8月10日祭には梅若太夫の能楽が奉納されたと云う。この神社は当初、稲葉山の宮の段に祀られていたが慶長五年の兵火で多くの宝物を類焼したが、唯一残ったのが「文の鳥(ふみのとり)」といわれる綾部市指定文化財である。この「文の鳥」は神輿に附する銅製の鳳凰で正和三甲(1314年)刀九八下司・源光高の銘がはいている。源光高は時の荘官であった。
赤国神社の石の鳥居

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赤国神社の門と門柱
赤国神社拝殿
赤国神社扁額
拝殿から本殿
境内社(稲荷神社、琴平神社、稲葉神社)のうちの稲葉神社
今年春の桜の咲く鳥居
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