2018/7/17

京丹波を見る!古刹・顕本法華宗の了圓寺に柏原の名彫刻師・第5代中井丈五郎橘正忠の龍の彫り物を見る!  綾部の文化財

で京都府綾部市「元何鹿郡(いかるがぐん)」西町の繁華街アイタウン3番街にある顕法華宗の了圓寺(りょうえんじ)の本堂の向拝の見事な柏原の名彫刻師第5代中井丈五郎橘正忠の龍の彫り物を見る。これは丹波柏原(現兵庫県丹波市柏原)や近畿各地の社寺に龍や霊獣などの数々の彫り物を作品を残した柏原の宮大工、彫刻師として有名な”中井権次一統”は「権次」と名乗るのは6代目正貞からである。この了圓寺の本堂向拝の龍の彫り物が発見されたのは兵庫県丹波市の植野記念美術館で7月16日〜25日まで開催される「中井権次の下絵展」で下絵を調査中に新たに下絵と実際の彫刻作品が一致することが判明した貴重な事例の一つがこの了圓寺の向拝の龍の彫刻である。この下絵は幅が3メートルを超す長い作品で、勢いのある筆づがいで躍動感にあふれた姿が描かれているのが特徴です。しかし下絵に記されている文字は一部が破れ、「本」と「圓寺」としか読めなかったが、中井権次顕彰会はこの3文字を頼りに寺探しを始めた。以前の調査で「 阿やべ了圓寺」「了圓寺」と書かれた「獏に鷹」の下絵が見つかり第5代中井丈五郎忠正の記した「彫物細工萬覚帳」には「ばく」「志し(獅子)」に加えて「龍」を彫り、「阿やべ了圓寺」に納めたと言う記述があった。基本的に当時の下絵は実物と同じ大きさで描かれる中で、その書物には「龍」の高さが「壱尺三寸五分(約45センチメートル )長さ(幅)が「九尺七寸」(約3メートル20センチ)とあり、了圓寺の実物と一致すると判明した。

1.詳細を報ずる「あやべ市民新聞7月16日号第一面」
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2.植野美術館「中井権次下絵展」案内パンフレット
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3.了圓寺の標柱
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4.見事な山門から本堂を見る!
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5.見事な手水舎
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2018/7/16

京丹波を見る!日本で唯一「中風除け」の祈願を宣布する成願寺(中風寺)!  文化財研修記

京都府南丹市美山町豊郷保土呂には真言宗御室派で僧・行儀の開基と云われる成願寺(じょうがんじ)がある。この寺は日本で唯一の中風除けの祈願を宣布する中風寺と呼ばれる真言宗成願寺は、この地方の寺院としてはめずらしく、平地に伽藍を構える寺院です。本寺の歴史は古く、平等寺という大寺があり、成願寺と南方山麓にあった薬師堂は塔頭のひとつだったと言われています。現在の山門、本堂、弥勒堂は元禄4年(1691)に、薬師堂は延宝5年(1677)にそれぞれ再建されています。

1.成願寺の標柱と山門
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2.正面から成願寺を見る!左、薬師堂、右、弥勒堂
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3.山門
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4.山門から本堂を見る!
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5.見事な本堂の彫刻を見る!
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6.弥勒堂
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7.参拝団寄贈の愛岐大師像
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8.本堂前の寄進の碑文など
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9.奥の院、別院の案内図
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10.お寺の案内図1.
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2018/7/11

京丹波を見る!建御名方命(たけみなかたのみこと)を祀る南丹市の諏訪神社!  文化財研修記

京都府南丹市美山町鶴ケ岡宮脇2には建御名方命(たけみなかたのみこと、大国主命の子で日本三大軍神の一柱で戦国武将等より厚く信仰された神)を祀る諏訪神社(すわじんじゃ)がある。旧郷社で縁起によると当初は大森大明神と称し、和銅6年(713)に長井山に初建立云々とあるが、創祀時期は不明です。応安2年(1369)に信州諏訪明神を勧請し、当地域に社殿を建て建御名方命を祀るようになりました。狼を神使いとし、作物を荒らす猪や鹿退治の守護神として厚く崇敬されてきました。永和4年(1378)に当地に建てられた時には、今の社域の下段にありましたが、正徳2年(1712)に現在地に社殿を改築して遷されました。本社も摂社の八幡社も大きく立派な社殿で、境内も広く宮池や相撲の土俵まで造られています。南丹市指定文化財の表門・本殿、境内の杉(天然記念物)や京都府登録祭礼芸能(無形民俗文化財)が有名です。といわれ、本社は狼を神使とし、猪鹿退治の守護神として崇敬されています。この神社で行われる例祭は、通常は例祭のみの祭りですが、15年に一度の中祭と、30年に一度の大祭には、「棚野の千両祭」と呼ばれる奉納芸が行われます

1.諏訪神社の標柱
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2.自然石の巨大な石灯籠
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3.見事な碑文
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4.表門を見る!
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5.神社の駒札
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6.南丹市指定文化財の見事な表門を正面から見る!
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7.御神木の杉の木と朱の橋
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8.朱の橋
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9.手水舎
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10.振り返って表門内側、ご神木、狛犬などを見る!
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11.拝殿を通して本殿を見る!
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12.本殿を参拝、本殿右側には摂社が付いている!
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13.阿形の狼の狛狼だ!
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14.吽形の狼の狛狼だ!
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15.見事な本殿(南丹市指定文化財)
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16.本殿をアップで見る!
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17.本殿の彫刻を見る!
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18.同上
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19.本殿右側の摂社・八幡社
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20.京都府登録祭礼芸能「棚野千両祭」では姫踊りや太刀振りなどが奉納されます。姫踊りは府内屈指の風流踊りと言われていて、青年の中踊り、女装した少年の側踊り、音頭や笛太鼓の囃子にのって道化の歌、伊勢踊り、小鷹踊り、武者踊りなど6曲が伝えられています。
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2018/7/6

京丹波を見る!南丹市にある飛鳥時代に創建された大原神社!  文化財研修記

大京都府南丹市美山町樫原大原谷、大野ダムの近くには大原神社(おおはらじんじゃ)がある。近代社格では郷社であり、飛鳥時代の大化元年(645)あるいはその翌年か、孝徳天皇の御代に創立された。伊勢の神宮(伊勢の神宮)より御神霊を勧請し、祀られたといわれる。古くから「大原神宮」「大原大明神」とも呼ばれた。霊験顕著にして大原詣でと称し、その崇敬の範囲は丹波全域はもちろん、丹後、山城、若狭に至ったという。その結果、各地に当社の御分霊を祀る社ができ、現在明らかにされているものでも福知山市三和町の大原神社、福知山市堀の一宮神宮の境内社大原神社、京都四条綾小路の大原神社がある。これら分霊地より当地は元大原と称され、また大原大明神と称え奉じられ、「大原講」というものが各地に存在したという。また、これら大原神社では、「天一位」という独特の神階が用いられることもある。どのような関係かは不明だが、東京都中央区日本橋兜町の大原稲荷神社でも「天一位」が使われている。『延喜式』神名帳には、当時の誤錯により漏れたという。御祭神は、伊弉諾尊・伊弉冉尊・天照大神である。江戸時代前期の元和5年(1619)、小出吉親が但馬出石より船井、桑田、何鹿の三郡を領す園部初藩主として移封された。その後、10代250年間、藩主代々の祈願社となり、丹波国の古社6社(丹波六社)に列せられた。氏子の中に、古くより社家8家(現在5家)があり、神職を助け、現在も奉仕を行っている。江戸時代後期の文政6年(1823)、本殿を火災で焼失し、弘化3年(1836)に再建された。明治40年(1907)3月、神饌幣帛供進社に指定され、大正11年7月郷社に列した。例祭には境内外に多くの出店が並び賑わいを見せている。平成27年、強風によって、本殿の後方約3メートルにあった、高さ約50メートル、幹回り約2.8メートルの大スギが倒れ、直撃を受けた拝殿が全壊、本殿の一部が損壊した。翌平成28年4月、氏子らの寄付や市や府の補助金により、本殿は従来の部材を生かしながら、新たなヒノキ材を用いて復元、拝殿は真新しいヒノキ材を使って再建された。春秋に例祭があり、毎年4月20日ごろに行われる春の大祭には「お砂」を受けて、苗代にまく風習がある。例祭には境内外に多くの出店が並び、賑わいを見せる。境内には、樫原地区の氏神で、猿田彦命を御祭神とする摂社の川上神社がある。その「からす田楽」は府の無形文化財第1号に指定され、毎年10月の体育の日に行われている。この「からす田楽」は600年の伝統を誇る奉納芸とされ、笛や太鼓、ピンササラをもった9人の人々によって演じられ、五穀豊穣、家内安全が祈願される。境内には他に、末社の金刀比羅神社や五社明神、大山祇神社などがあり、伊勢神宮遥拝所もある。参道の一の鳥居、現在は社標のみだが、その付近に、幹周7.8メートル、樹高6メートル、樹齢300年以上というケヤキの大木がある。根元が大きく膨らんだ特徴のある形状のこのケヤキは、御神木として崇められ、府の名木に指定さ、京都の自然200選の一つである。

1.南丹市美山町の概略図
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2.大原神社の標柱
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3.神社の駒札
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4.三の大鳥居
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5.巨大な石灯籠
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6.藤木功宮司様の顕彰碑
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7.三の大鳥居をアップで見る!
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8.ご神木の杉の木と手水舎
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9.阿形の狛犬をアップで見る!
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10.見事な拝殿です!
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11.本殿を仰ぎ見る!
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12.本殿を見る!
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13.本殿の扁額を見る!
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14.境内社・金刀比羅神社とその鳥居
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15.摂社の川上神社(カラス田楽で有名です!)
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16.摂社の大山祇神社
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17.神輿蔵
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18.登り参道を見下ろす!
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19.川上神社の「カア、カア、カア」とカラスの鳴き声を上げながら跳んで奉納する「からす田楽」の写真
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2018/7/1

京丹波を見る!京丹波町の古社・葛城神社!  文化財研修記

京都府船井郡丹波町口八田には一言主命(ひとことぬしのみこと)を祀る古社の葛城神社(かつらぎじんじゃ)がある。10月17日に近い日曜日に催される京丹波町指定文化財(無形民俗文化財)葛城神社曳山巡行でも有名です。貞観元年(859)清和天皇の御代の3月5日、高岡小字平松に鎮座、応安3年(1370)12月7日に現在地に遷祀、元禄15年(1702)6月改修の儀が起こり、現在地に社殿が再建され、明治6年12月村社に定められた。なお、摩気神社(府社)ともゆかり深く数々の史実が伝えられている。
例祭ならびに年中恒例祭儀;
10月;昔は「八朔祭」と称して8月1日(新暦10月1日)であったが、大正末期から10月17日に定められ、さらに近年は17日に近い日曜日に斎行されている。
1月;歳旦祭・交通安全祈願祭
2月;節分祭・新年祭
6月・12月;大抜祭
11月;新嘗祭・753詣
葛城神社の秋祭り(高岡・口八田)
口八田地域と高岡地域の6地区の氏子達が、屑城神社に五穀豊穣に感謝し、豊作を祈願して行う伝統の秋祭り。6地区より太鼓山、曵山等6基がくり出されてにぎやかで勇壮な祭りが斎行される。太鼓山(辻村区・中畑区)囃山(笹尾区)作り山(中村区)船山(下村区)御殿山(鎌倉区)の6区。この巡行の起源は明らかでないが、明治22年頃と伝えられ、神社にまつわる慶事を祝って、戦時中と大きな天災の年を除き120年余り続いている。開催日:10月17日に近い日曜日です。

1.葛城神社の標柱
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2.神社の駒札
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3.石造りの大鳥居
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4.正面の拝殿と左側の社務所を見る!
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5.手水舎と境内社
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6.見事な拝殿(舞殿)
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7.拝殿後部から本殿を見る!両脇には境内社がある!
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8.本殿をアップで見る!
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9.本殿の見事な彫刻
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10.同上
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11.見事な社務所です!
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12.2017年秋の例祭の一部の写真
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13.葛城神社のホームぺージは下記をクリックして見て下さい。
https://www.facebook.com/katsuragijinja/


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