「静物画の秘密展」が国立新美術館で7月2日から始まっていますが、開会の前日プレビューに参加しました
これらはウィーン美術史美術館のコレクションですが、私には「ハプスブルグ家のコレクション」と言うことに関心がありました
実は、水野英子の漫画でハプスブルク家最後の皇女「エリザベート(原作 塚本哲也9)」を読んでいたからです
この最後はただの人になってしまい質素に暮らした皇女が、第一次第二次世界大戦中も大事に守ってきた「ハプスブルク家の美術品」を、子供たちには相続せず個人のものとしないで、オーストリア国家に寄贈したとありました
この皇女の波乱万丈の生涯を見ると、自分や子供の利益よりも国家にすべて寄贈すると言う行為にハプスブルグ家の人間を感じました
それらを、今こうやって私たちが観ている・・
画面の、甲冑・銃・金貨・真珠など華やかな物に対し、頭蓋骨・砂時計・消えた蝋燭などは「栄華終焉の理」で表しているそうですが、ハプスブルグ家もしかりだったのですね
でも、理屈を付けないで素直に楽しむのが好きです
「スペインのマルガリータ王女」の絵が、何故オーストリアに何枚もあるかと言うと、幼くして婚約した王女の見合い写真代わりに成長に伴って相手先に送っていたと言うこと初めて知りました
それでは、愛らしくいないといけませんね〜
他に市場や室内の絵も多く、私は当時の人たちの服装や日常と言う風俗を大いに楽しみました
国立新美術館は天井が高くて、こういう絵を楽しむには良い感じでした
また、入り口の装飾は行った人によるとあちらの美術館に似ているそうですで、素敵でした
今回、会場はけっこう暗かったのですが、最後のレセプションでいっしょになった女性が、「ここでは明るくてよく見えた」と言っていました
王宮では、これらの絵はどんな感じに飾られていたのでしょうね