MINMINさんが
山で受ける言葉の暴力にに付いて書いているが、私も何度も山で嫌な言葉をかけられたのでそれに付いて話してみたい
私は、長いことまったくのインドア派で運動に縁がなかった やっと3000m級の山が歩けるようになっても、私にはどうも「山を歩く女」と言う雰囲気がないらしかった
私が行動を共にする山友は、バリバリの山男なので、一緒にいるとその落差がことに目立つようだ
普通なら、一緒に歩く仲間にはならないだろう
私が山に行きだして1年ほど経った頃、昔からの知り合いだった今のリーダーが私が山歩き始めたこと知って、岩トレ見学に誘った
これが縁で、リーダーの仲間と知り合い、一緒に歩けたらいいねということになったが、その頃の私ではいっしょに歩ける山がなかった
「早く3000m級の山が歩けるように」と甲斐駒が最初の山に選ばれた
そして、甲斐駒に行く前に「丹沢表尾根を7時間で歩けたら行く」ということで試された その前に、自分で一生懸命トレーニングしたものです
それまで、3、4時間の山しか歩いていなかった私だから、正味7時間も歩くと言うのは、大変だった
「ゆっくりでいい、でも休憩はチョコチョコ取らないで2時間は歩く」と言う方式で歩き出した
どうにか7時間に間に合うタイムで歩いていたが、ヤビツ峠から歩き出して塔ノ岳を越した頃はかなりのヘロヘロだ
あれは立花山荘のあたりだっただろう
何かの店の人が、リーダーに
「お〜い! 歩けない奥さん連れて歩くのは大変だね〜」
「奥さんが可愛くて離せないかい?」
と声をかけたので、私が
「奥さんじゃないんです・・」と笑って答えたら
「へぇ〜! 山の奥さんかい・・」
「xxxx」 「xxxx」
と、通り過ぎる私たちの背に向かい失礼極まりないことを叫んでいる
私はくるりと振り向いて
「私が、何でそんな失礼なことを言われなくてはらないのですか!!!」
「私は何かあなたに悪いことしましたか?」
と叫んだ
私の声は実に良く通る その周辺を歩いていていた人たちが、一斉にその人を見つめた
その男性は逃げるように引っ込んでしまった
その後、私は甲斐駒・鳳凰三山・北岳と歩いて行ったが、あちこちで必ずからかいの言葉を投げつけられた
「良くここまで歩けたね〜」 「よく来られた(モンだ)ね」
パーティの、私だけがいかにも素人風な雰囲気だから目立つのだろう
後にリーダーにも、「いつになっても、あなたは図書館から出てくるのが一番似合う」 「たぶん、これからもその雰囲気は変わることはないだろう」と言われた
だからと言って、私が特に迷惑をかけていない人に「歩けない私」という前提で揶揄されたくはない
確かに仲間のようには歩けないが、そこまでは負んぶされて登った訳ではなくて、一歩も端折らず自分の足で上がったのだ
「ご心配ありがとう 私が心配で、私の荷物を背負っていただけるのかしら?」とニッコリ切り返す