連休には多くの登山者が北アルプスへ
しかし、事故も発生している20日午後10時15分ごろ、黒部ダム北側にある北アルプス・内蔵助谷(くらのすけだに)の登山道(標高1300メートル)で、大阪市旭区、会社員山下勝之さん(51)が足を踏み外して岩場に落ちたと、同行していた友人が上市署に携帯電話で通報した。県の消防防災ヘリが21日午前7時45分ごろに救出したが、山下さんは全身を強く打っており、間もなく死亡した。
同署の発表によると、山下さんは20日午後7時半ごろ、登山道から約15メートル下の岩場に転落した。友人2人とともにこの日早朝から「黒部丸山東壁」と呼ばれる岩壁をロッククライミングした後、黒部川に近いベースキャンプに戻る途中だったという。
20日午後4時ごろには、北アルプス・仙人谷付近(標高1650メートル)を登山中だったさいたま市内に住む無職男性(65)が斜面で約7メートル滑落し、左手に軽傷を負った。男性は21日朝に県の防災ヘリで病院に運ばれた。
21日午後1時15分ごろ、北アルプス・雄山から下山していた愛知県岡崎市、司法書士小田正春さん(62)が、一ノ越山荘近くの登山道(標高約2720メートル)で岩につまずいて転倒し、左足を負傷した。上市署によると、小田さんは単独日帰りの予定で21日朝に室堂から入山していたという。
同2時50分ごろには、北アルプス・薬師岳と北薬師岳の間の尾根道(標高約2850メートル)で「滑落した人がいる」と通報があった。富山市上大久保、会社員脇坂達人さん(45)が約15メートル滑落しているのが見つかり、同3時半ごろ県の防災ヘリで病院に運ばれた。富山南署によると、頭などを負傷しているという。

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