僕が一番好きなバンドBad Companyです。
1973年、元フリーのポール・ロジャース(ヴォーカル)と元フリーのサイモン・カーク(ドラムス)と元モット・ザ・フープルのミック・ラルフス(ギター)の3人に、オーディションにより元キング・クリムゾンのボズ・バレル(ベース)が加入してバッド・カンパニーを結成した。当時はメンバーの実績からスーパーバンドと言われ、アメリカではレッド・ツェッペリンのスワン・ソング・レーベル契約第1号として、イギリスではアイランド・レーベルからデビューした。
この頃、ポールはディープ・パープルからバンド加入の誘いを受けており、バッド・カンパニー結成と重なったため断った話がある。そのため、パープルがポールの代わりに加入させたのがデイヴィッド・カヴァーディルであった。確かにパープルの第3期の1作目『紫の炎/Burn』に収録されている4曲目の「Sail Away」なんてポールそっくりである。
デビュー・アルバム『バッド・カンパニー』は74年にリリースされ、瞬く間に全米1位・全英3位を獲得し、アルバムからシングル・カットされた「キャント・ゲット・イナフ」(米5位)、「ムーヴィン・オン」(米19位)とこれまた大ヒットを記録した。さらに、2作目『ストレート・シューター』('75/米3位)、3作目『ラン・ウィズ・ザ・パック』('76/米10位)、4作目『バーニング・スカイ』('77/米15位)、5作目『ディソレーション・エンジェル』('79/米3位)と順調にヒットを飛ばしビッグネームとなった。この後、6作目の『ラフ・ダイアモンド』('82)を最後に活動休止状態となり、86年にはポール抜きでバンドは再結成された。
一方、ポール・ロジャースは初のソロ・アルバム『カット・ルース』('83)を発表。このアルバムは歌、演奏、プロデュースなど一人で仕上げてしまっている。85年に元レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジとザ・ファームを結成し、『ザ・ファーム』('85)と『ミーン・ビジネス』('86)の2枚のアルバムを残している。そこそこの成功は残したものの、二人の実績を考えれば忘れられてしまった存在だ。次にポールはスモール・フェイシズ、ザ・フー(キース・ムーンの後釜)に在籍したケニー・ジョーンズとザ・ロウを結成する。このバンド(ユニット)は、ほとんどポールのソロ・アルバムみたいなもので、ミディアム・テンポのロックが心地好いので僕はけっこう好きである。その後、ポールはソロで活動を続けるのであった。…続く
その後、オリジナルメンバーでのBad Companyが復活し、メンバーチェンジはあったものの現在に至っている。と、いつの間にかポールはQUEENにいたりするのであった。

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