随分な御無沙汰になっておりました。
締め切りがあったり、寝込んでいたり、病院に行ってたり…。
そうでなくても気分を統一できてないと長文の書けない難儀な性分なものですから。
見られた方もほとんどおられない、トラックバックもないような望まれていないブログをそんな状態で続けられる訳もないので、しばらく休んでおりました。
ですが、やりかけは嫌いですし、活動は続けないと意味がありません。
暇潰しや楽しみにもならない、面白くもないブログですが、望まれないながらも続けてゆきます。
いつ、必要になるかわかりませんし、役に立つ事もあるかもしれません。
それを信じて続けてゆきます。
今回はここで一つ私自身の考えをまとめてみたいと思います。
私はあえて自分の考えをあまり出しては来ませんでした。
この問題は「みんながまず知って、各々が考え自分なりの考えで行くべきだ」と思ったからです。
それに自分の考えを前面に押し出せば、無闇な論争を生むとも思ったからです。
しかしながら、このスタンスだと「何が悪いのか、ちっともわからない」という意見もまたでてきました。
確かに「なにが危険なのか」をアピールして行かないとわからないと思います。
「危険な法律だから、これを見てくれ!」と叫んでも人間はなんとなくスルーしてしまうものです。
これは半ば防御反応的なものである以上、また仕方がないのです…。
そのような訳で今回は私の一個人としてのスタンスで現在の”人権擁護法案の危険性”をなるべく簡単に平易に指摘させて頂こうと思います。
詳しい事については私というフィルターを通さずに、やはり各自で学んで頂きたいと思います。
1、言論の自由を縛る焚書坑儒的法案になりかねない。
この法案は
”人権擁護委員”が”差別”と判断されたものは差別と認定されてしまいます。
極端な事を言えば
人権擁護委員の価値判断にそぐわない言葉や出版物は全て犯罪行為と認定されてしまいます。
このような事が行われたら、世の中は混乱し、自由に物を言う事は出来なくなってしまいます。
出版物も制限されますし、当り障りのない表現ばかりになってしまいます。
今でもこの国は表現に数々の馬鹿馬鹿しい制限がされ、マスコミの能力の低さと癒着は先進国と言われる国の中ではワースト5に入っているのに、これでは先が思いやられます。
こんなのでは面白い創作物を作るのは難しいでしょう。
日本はアニメーションで国益の一端を担ってゆくような事を言っているのに、こんな環境で作られたアニメーションが面白くなるとも思えません。
それよりも恐ろしいのは「
悪い事を悪いと言えなくなる」危険性です。
政治家の無能さに憤りを感じ、罵声を飛ばしてしまってもこの法案によって、犯罪に仕立て上げられる可能性もあります。
(政治家は公人なので、あっさりとは適用できない可能性があるので、あくまで可能性です。しかし、粗捜しされて別件で余罪で逮捕の可能性は高いですが…)
2、社会の混乱、魔女狩りの危険性。
子供のケンカでも良くありますが「やったからやり返した」というのがあります。
この子供のような事を、困った事にやってしまう分別のない大人はいるものです。
現行の人権擁護法案はこう言った仕返しに最適です。
警察への通報は後で色々と面倒な事になりますが、人権擁護委員会への通報は誤報であっても特に問題は発生しません。
相手は
人権擁護委員の調査を受け、家宅捜索までされて、酷い目にあって、大変な恥をかくでしょう。
無実で家宅捜索をされても、何も文句は言えません。
人権侵害を未然に防ぐ為にです!
疑わしい者は礼状なしで捜査できるので速やかに行ってくれるかもしれません。
きっと、現行のままでちゃんと機能すれば復讐や嫌がらせ、悪戯に使う人間は続出するでしょう。
「やられる前にやれ」とばかりに混乱した人も通報するかもしれません。
死刑こそないですが、まるでこれでは中世の魔女狩りです。
社会が大混乱する危険性があります。
もっとも、そんなにちゃんとは機能してくれないと思いますが…。
3、一方だけ人権の尊重は一方への侵害となる。
”人権”というモノを考えてゆく上で一番重要な事は”人権は誰しも持っているもの”と言う事です。
これは憲法の基本的人権の尊重でも”日本国民の永久不変の権利”とされています。
ところが現行の法案では通報された方の権利はまるで無視です。
家宅捜索等の調査を勝手に行われて、プライバシーの侵害の極みです。
しかも、警告として
”個人情報の公開が行われる場合がある”となっています。
通報された方の人権を何も守るものはありませんし、通報した方だって明日は我が身です。
この法案で
常に守られるのは”人権擁護委員の人権のみ”なのです。
4、人権擁護委員の持つあまりの強権。
このように
”礼状なしでの捜査”が行え、
擁護委員の活動に対する抵抗は犯罪扱いと数々の特権をもつ、この人権擁護委員は政府の選出と地方自治体からの推薦という
実に勝手な方法で選出されます。
”人格の高潔な人物”とうたってはいますが選出の規定は実に曖昧です。
こんなの都合がいい人間を推薦したり任命するに決まっています。
現行ではこの辺に対する
安全装置は皆無です。
オマケに現行では擁護委員には
任期も免職事項も特にありません。
気に入らない人間や邪魔な人間は差別の名の元に犯罪者に仕立て上げる事ができます。
政治家に都合のいい人間を置いたり、政治家の天下り先に最適ですね。
5、恐喝や利権の増大によって発生する数々の犯罪
これだけの強権を発生させると言う事はそこに恐怖と利権とを発生させます。
人権擁護委員や「人権委員会が知人にいる」と言う事を語った詐欺や恐喝が横行する事は目に見えています。
家宅捜索をされた挙句、晒し者にされて犯罪者にされてしまうかも知れない。
これに慌てない人がいるでしょうか?
さらに性質が悪いのは、
本物の擁護委員が恐喝を行うという可能性です。
なにせあれだけの強権を持っていれば、差別の名の元にいくらでも無実の人を犯罪者に仕立てあげれます。
こんな便利なものを悪用しないと考える人は良心に溢れた人か危機意識のカケラもない人です。
6、利権の増大による政治腐敗の加速。
さらにはそんな便利なものですから、強欲な人間の間で奪い合いが発生します。
推薦や任命を狙っての汚職や贈賄といった事がこれまで以上に行われるでしょう。
現在でも国民の声にロクに耳を傾けないのに現行の法案では政治腐敗が間違いなく一層進むと思えます。
7、恐怖政治へガイドライン
政治場腐敗するだけではありません。
政治批判すら満足にできないのでは政治は荒れ放題に荒れますし、さらにエスカレートすれば、恐怖政治に発展してゆくでしょう。
8、国家の崩壊、及び、革命や戦争の勃発。
犯罪増加に一部特権を持った人間による恐怖政治。
こんな社会ではみんなナゲヤリになって、救いようもなしに荒れきって…笑い事ではすまないとんでもない社会になってしまうでしょう。
革命が起こったり、独裁者が現れるかもしれません。
どっちにしろ政情不安定になり、外国の介入があったり、戦争へ発展への可能性もあります。
読んだ方は心配しすぎだとか、仮にもモノカキだけあって想像力は豊かだと言われるかもしれません。
しかし、過去の歴史ではこのような状況で国は傾き、戦乱へと発展してきました。
先人達はこう言った事に対し、我々に同じ轍を踏まないようにと数々の教訓を残しています。
それなのにこう言ったことを看過してはあまりに愚かではありませんか?
別に愛国心を持てとか、国の為とかと私は言いませんし、思いません。
しかし、あなた自身の生活を守る為に学び、戦う事をされたほうが良いのではと思います。
諸行無常。
全てのものはそのままではあり続ける事はできません。
平和の中に生きたいのなら、戦わねばなりません。
力ではなく、声高らかに反対を叫んで!

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