スポーツナビより
黒田博樹は7回までパーフェクトピッチングで、許した安打はわずか1本。ドジャースは3─0でブレーブスに勝利。8回に先頭のマーク・テシェイラ一塁手に二塁打を許し、完全試合の望みは消えた。
黒田が7回、ブレーブスの打者を次々に打ち取った後、完全試合の兆しが出始めた。ドジャースタジアムで7日夜に行われた対ブレーブス戦。完全試合達成まであとわずか2イニングとなった段階で、ファンは事態の重要性に気付き、総立ちで黒田に拍手を送った。
8回先頭打者のテシェイラを打席に迎え、黒田が2球連続でストライクを決めた時もファンは再び歓声を挙げた。黒田は悟った。まだ道のりは遠いと。
「前にも似たような状況に陥ったことがある」と黒田は試合後、通訳を通して話した。
「そしてそれほど簡単には行かないことも分かっていた」
ノーヒットノーランこそ逃したものの、制球力と球威を併せ持った黒田ならド軍の歴史に名を刻む日は近い。