「俯きて紫蘭は知らずや薔薇咲く園を」
「アネモネの焔の群舞う紋白蝶」
詩が生まれる人が好き。
花を愛する人が好き。
ムーサは金星に住んでいるのかも。
「日々是好き日のたとえあり喜びと感謝と素直な心なり」
この言葉を詠んだ時、突然、春の空気に変わった。あの瞬間が現れた。
天から燦燦と降り注ぐ光。太陽の光ではない。熱くもまぶしくもない。
その光を浴びて、愛を知った。涙が堰を切ったように溢れ出した。
最初に、父母を通して、その愛が与えられていたと知った。
全身に歓喜と感謝が満ちて、素直な自分になっていた。
彼も、似た喜びを知っているのだろうか。きっと。
目で見ないものを愛は見るという。
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